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ターナーの松

2013年11月04日 | 全般・イベント

《あの絵を見給え、幹が垂直で、上が傘のように開いてターナーの画にありそうだね》

 

《どうです教頭、これからあの島をターナー島と名づけようじゃありませんか》
               ~夏目漱石「坊っちゃん」より

 

英国絵画の巨匠ターナーの作品には松を描いたものがいくつかあります。
「坊っちゃん」の文中で述べられた松の有力候補が「チャイルド・ハロルドの巡礼-イタリア」の松です。
夏目漱石は1900年10月から2年間のロンドン留学中にたびたび市内の美術館を訪れていました。
漱石も見ていたこのターナーの作品を、現在、上野・東京都美術館「ターナー展」(12/18迄)で見ることができます。 
(wyn)

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