こんにちは、駿台ヒューストンです。
ヒューストンの教師3人は全員が猫好きで、うち2人が猫を飼っています。だからというわけでもないですが、今回は「猫の登場する文学作品」の話です。
猫の登場する文学作品というと真っ先に思い浮かぶのが夏目漱石の「吾輩は猫である」でしょうか。思いつくままに挙げていくと、赤川次郎の三毛猫ホームズのシリーズとか、「100万回生きた猫」、「ルドルフとイッパイアッテナ」なんていうのもあります。アメリカのものではポーの「黒猫」が有名ですが、スティーブン・キングの「ペットセマタリー」もお奨めです。
これらの多くが、猫を、「ニヒルで超然的」であったり「不可思議で神秘的」であったりするするものとして扱っていますが、猫の「ツンデレ」ぶりも猫好きにとってはたまらない魅力の一つです。
その意味で、猫の「ツンデレ」ぶりに振り回される人間の姿を描いた谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のをんな」という作品は、身につまされるようなところがあります。もちろん2人の女性に奪い合いをされるわけではないのですが。
ちなみにこの作品、とびきりメジャーな作品でもないのですが、英語版も出ています。
HO(駿台ヒューストン)