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前倒しとなった英語教育の結果

2023年08月05日 | 【海外校 東アジア地区】

文部科学省の指定する英語の教科書自体が2年前から変わっています。

それまでは高校に入ってから習うことになっていた「仮定法」や「現在完了進行形」「関係副詞」などの単元が中学の学習単元になりました。カリキュラムの大幅な前倒しに伴い、中1の時点からかなり難易度の高い文法事項を学ぶことになりました。

中1で学ぶ英語内容は、小学生のうちにbe動詞と一般動詞、canなどの使い方を身につけていることが前提とされています。

実際、小5や小6生の学校の英語の教科書を見ても、それらの文法事項が含まれた内容の英文が出ています。 

しかし中1から通塾を始めた生徒の話を聞くに、小学校の英語では、歌やゲームなどの「お遊び」とも言えるような授業内容で、しっかりと英文法を学習した感覚はないと言っていますし、実力もそれを反映した子が多くなっています。

結局、中1でいきない難しい英語に接することになり、英語の授業ついていける生徒といけない生徒の差が大きくなり、リスニング力は上がっているもの、読み書きが苦手な子が増えています。インターネットの影響もあるかもしれません。

少なくとも、高校入試で「書かなければならない」英単語を書けない子が増えています。

小5・小6の時点で英語力に不安を感じましたら早めにご相談ください。

駿台としては、個別の状況を確認させていただいたうえで解決策を提供してまいりたいと思っています。

台北校 M,S

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