先日、ヨーロッパのある空港内でのこと・・・。
「日本語で大丈夫です。」と書かれたTシャツを着た人があちらこちらにいて日本人の乗客を案内しているので驚きました。
その国のフラッグ・キャリアが日本からの直行便を今年の4月から就航し、週に何回かは乗継なしで行けるようになったことと、この街にある国立大学には昔から日本語学科があることからこのようなサービスが始まったようです。
Tシャツを着た人たちは若い人ばかりだったところをみると、たぶん日本語学科の学生だったのではと思います。
日本人の乗客はほとんど観光客で英語やその国の言葉が話せるわけではないから、このサービスには皆喜んでいました。
敬語をきちんと使って流暢な日本語でした。
Tシャツの人たちはどうして日本語を学ぼうとしたのか?漫画やアニメがきっかけなのか?聞いてみたかったけれど、熱心に仕事をしているので聞けませんでした。
年配の女性が「日本に遊びにいらしてね!」と言うと、
「行きたいけど、まだ一度も日本に行ったことがないのです。」とTシャツの人は笑顔で答えていました。
なんだか微笑ましい光景でした。
(wty)