駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

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ミシガン 「サンマータイム」によせて

2022年03月25日 | 【海外校 アメリカ地区】

  こんにちは。駿台ミシガンです。

 冬の長いミシガンも、ようやく春めいてきました。先日はDaylight Savingが始まりましたが、私はこの時間変更直後がどうもだめで、一週間ほどむやみに眠かったり集中できなかったりしてしまいます。渡航の際の時差にはどうということはないんですが。でも、夏の盛りには夜10時近くまで空がほの明るいという、ちょっと蠱惑的な季節です。

 Daylight Saving、いわゆる「夏時間」です。「サマータイム」とも言われています。サマータイムは日本でも第二次世界大戦後、連合国占領期の数年間実施されました。そのころのメディアなどでは「サンマータイム」と表されており、英語のSummer Timeのひとつ目のmを「ン」とよんだのですね。マンガの「サザエさん」でも、この頃に描かれたものの中に「サア、今日からサンマータイムだ!」というせりふを見ることができます。他言語を日本語で表すことの壁、そして他言語を日本語できちんと表したい姿勢を、ここに見ることができます。

 目下問題になっている「キエフ」をどうよむか、というのもその一つでしょう。この状況下でそんなことより論議すべきことがあるだろうという声もありますが(私も少なからずそう思いますが)、そうしたことをだいじにすることで、それに属する他者をだいじにしたい、という姿勢のあらわれなのだとも思います。

 ミシガン校は、今週より2022年度が始業しました。対面授業が再開され、出席をとるときの呼名も、すぐ目の前にいる生徒への呼びかけになって、とてもうれしいです。一人ひとりの生徒の、だいじな名前。新年度、そうした思いで出席をとっています。

 

   駿台ミシガン校 S.T


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