むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

一発勝負 (萬鶴)

2012-02-27 | 書道

書道は一人で、ダンスは二人で。

一枚の紙と広いダンスフロアーは似たところがあります。

どこからスタートするか、どのような演技をするのか。

戦いですので、ジャッジが見てくれるような踊りをしなければなりません。

一番良いのは、立っているだけで目立つ人です。

背が高いのも目立つ。

若いのも目立つ。

容姿端麗はもちろん目立ちます。

 

 

この全てを持っている方が、この189番でした。

そこを行くと、私は・・・。

 

 

どんなに頑張ってもオジンです。

培った書道のセンス?を踊りに表現しなければなりません。

緩急を入れながら、三千の歴史を習得中の私です。

「柔弱勝剛強」

「長楽除凶利生大吉」(今回お出しした作品)

そして、座右の銘?の「漁夫の利」

この想いで、戦いに挑みました。

結果・・・

 

 

やはり、赤シャツの容姿端麗の189番が優勝です。

案の定・・・

でも私は、日頃の一発勝負を得意とすることから、持前の演技力?と漁夫の利で、3位に入りました。

今回は3位までの入賞者が昇級出来ますので、結果オーライです。

一位じゃなくても良いのがダンスです。(でも優勝したかった・・・)

これからは容姿端麗が望めないダンスから、自分との戦いに挑む書道にウエイトを置こうかなと思っています。

 

 

自分に弱い私ですので、この意思がどこまで続くかは不明です。

私には墨友会のメンバーがいる。

挫けそうでも、手を差しのべてくれる仲間がいる。

良きライバルで、ブービー争いをしている鶴城さんもいる。

楽しい飲み会も頻繁にある・・・。

そうだ!明日28日は墨友会書展の実行委員会+飲み会だった。

そして、28日は彩翆さんの?回目の誕生日でもあった。

 

(萬鶴)