オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「ぼくは悪党になりたい」

2007年08月22日 17時01分35秒 | ほぼ、文庫本
ぼくは悪党になりたい/笹生陽子/角川文庫

しまった、これも大分前に読んで放置したクチだ。

えーと、通勤のお供にタイトル買いしたもの。
カバーのイラストの、蝙蝠のような羽根(悪魔ってこういう羽根だよね何故か!)と尻尾、背景の団地に食指が動きました。
これは、なんだろう?
いや面白かったよ?さらっと。
もっかいくらいなら読みたい、ような気がする(けど、やることいっぱいなのと、まだまだ読んでない本が山盛りてんこ盛りなので、いつになるやら)。
家族再生の話ではないし、自己探求でもないだろう、
ましてや「子供から大人になっていく高校生の成長たん」でもなく、
日常に潜み得るほんのりファンタジーかミステリーかってなもんでもない。
或いは全部アリかな。(どないやねん)
こういうのって、誰が読むんだろ?(あんただよ!てのはナシ)
こういうのが、いわゆるヤングアダルトってやつ?
いやまあ、カテゴリーだの対象年齢層だのってのは、実にどうでもいいんだけどな。
例えば、おいらが高校生の頃なら、新井素子や萩尾望都…は違うのか?まあなんだ、そういう本なのかな?
だとしたらおいらはリアルタイムでは読まないなあ。
なんだろな、ぬるい話はいらないんだな。(げ。)
甘くてもいい。だるくても、まあ、いい。クサくても、ずるくても、もっさくても。
ぬるいのは、やだな。
で、本書は、今だから許せるけど、多分高校生だったらぬるくて読んでない。
て本ですな。
(…ってもあれよ?新井素子や萩尾望都がぬるいてんじゃないよ?
このテの本は、読まず嫌いなだけよ?単に読んでないだけよ?
…流行りものを、流行ってから追い掛けるのが厭だったから。)



夏が、終わる。

2007年08月22日 16時32分34秒 | 新・携帯日記
うっわ。
佐賀北だよ。
すんごいな、まじかい!
ほぼ間違いなく広陵だと思ってたのになあ。
うわあ…たまらんなあ…!!
これだから高校野球ってやつは!ねえ?!
いやほんまに!(落ち着けオレ!!!)

高校野球が終わると、ああ、夏が終わるなあ、と思う。
別に高校ん時、野球部でマネージャーしてたとか、付き合ってた人が野球部だったとか、好きな先生が野球部の顧問だったとか、そういうのは全くないんだけど、やっぱり夏は高校野球がないと始まらないし終わらないのだ。
今年の高校野球は、始まる前に野球留学生だかなんだかの問題が取り沙汰されて、ちょっと雑音が混じってしまった感もある。
でも始まってしまえば、そこにあるのは野球。周りがどうでも、炎天下のグラウンドで白球を追うのは、高校生の野球部員。
1試合9回表裏(裏はないときもあるけどさ)の攻防で勝負を決する。あいこはなし。勝ちか負けか、試合をやり直してでもはっきりさせる。ここがプロと違うところ。
高校野球は、常に背水の陣。負けたら終わり。明日こそ勝ちます、なんてのはナシ。何をどう言い訳しても、どんなに正当な理由があっても、負けは負け。…厳しいっ!
だからこそ、高校野球は見ていて熱くなるのかもしれない。
まあね、毎年毎年、同じことを思いながら見てるんだけど。

「青い空、白い雲。甲子園は今日も晴れています。」

かつて朝日放送のアナウンサーだった、植草さん(だったと思う)の名セリフ。ほんとに今日は言葉通りの空だった。
日中はまだまだ35度を平気で超えて、猛暑酷暑の日々。それでも朝夕の空は、日に日に高さを増している。風にも一筋の涼気が混ざり始めている。そういえば、今週あたりから急に、日暮れが早くなってきたなあ。
クマ蝉は相変わらずけたたましいし、法師蝉が今年はまだ鳴かないけど、
夏が、
終わっていくんだねえ。