まだオープンする時期ではなく外から眺めました。本当は象に乗って草原を回るのです。以前来たときは、もう一つ別の場所で、象に乗って回りました。途中サイが居て、ジープに乗って銃を持って先導していた案内人が、暫く止まって様子を見てサイが通り過ぎるのを待ちました。サイは暴れると凄く危険だそうです。今回は河を挟んだ道路から中にいるサイを見ただけでした。
さすがにインドは広いと痛感させられます。手付かずの自然が沢山残っています。こんなに広い草原や、どこまでもどこまでも限りなく続く広い空、久しぶりにみる大きな空でした。
町はゴミだらけで、雨が降れば道もぬかって泥だらけ、でも人々は懸命に生きている、その活力が素晴らしいです。ゴミがなければ野ラちゃんたちの餌場が無くなってしまうし、ゴミは野ラの為に必要なのです。
いつかインドによく一緒に行く友人にインドには野良犬が沢山いて見ていて心痛むと話したら、考えようで、日本みたいに保健所に送られて殺されるより、ゴミをあさっても生きていけるインドの野良犬の方が幸せだと言われ、ああ！そう言う考え方もあるのだと納得した事がありました。
今回の旅で初めて道で車にはねられ死んでいる犬を４匹見ました。この子たちにも親から生まれおっぱいを吸い、段々大きくなって行く過程があったでしょう。どんな一生だったのか、悲しいい事、嬉しいこと沢山あったでしょう。そっと手を合わせて冥福を祈りました。
