19日の猛烈な風雨の中の御通夜、彼女がもっと生きたかったと叫んでいるような夜でした。でも翌日は晴れて爽やかな葬儀日和、彼女もふっ切れたのでしょうか。
一週間置いた遺体はやはり初めよりかなり変わっていました。
美人だった彼女の高い鼻筋をしっかりと目に焼き付けておきました。
先月までは憎まれ口やら悪口やら言いたい放題だった彼女。
でも亡くなってみるとそれさえ懐かしく思い出されます。
体調が悪くていらいらしていたのだなと、今では哀れでもっとホームに行ってあげればよかったと後悔しています。
死ぬ二日前、帰るときに手をしっかり握って「必ず帰って来るのよ!待っているからね!
頑張らなければ駄目よ!」と言った時は、高圧マスクをした頭でしっかりうなずいてくれたのに。
救急車さえ呼ばなければ、もっと生きられたのに!無念です。
遺骨は彼女が長らく暮らした隣の家に戻ってきています。
毎朝雨戸を開けて、暖かいお茶や、コーヒーを供えてあげています。
遺影に向かって、「嘉子ちゃん、苦しくないね、もう楽になったでしょう。」
話しかけると切なくて胸が一杯になります。
ピッピもおばちゃんの所へ連れて行くと、「ほら、嘉子おばちゃんよ。」と言っただけで舌なめずりをします。おやつをもらったのを覚えているのですね。
でも玄関の戸の所で、「ほらおばちゃんに、おやつのおねだりしなさい。」と言っても決して以前のように扉をかりかりしません。何となく本能的に存在しない事を察知しているようです。
ベスは相変わらず木の塀で爪とぎをしていますが。
彼女の息子も一日おきにはやって来てお線香をあげて行きます。
49日がお正月にかかるため、12月23日の祭日に小石川にあるお寺で納骨する事に決まりました。
それまで毎朝暖かい飲み物を供えてあげましょう。
残された私が出来る唯一の事ですもの。
今日のベス いつものようにお気に入りのこの場所で日向ぼっこです
一週間置いた遺体はやはり初めよりかなり変わっていました。
美人だった彼女の高い鼻筋をしっかりと目に焼き付けておきました。
先月までは憎まれ口やら悪口やら言いたい放題だった彼女。
でも亡くなってみるとそれさえ懐かしく思い出されます。
体調が悪くていらいらしていたのだなと、今では哀れでもっとホームに行ってあげればよかったと後悔しています。
死ぬ二日前、帰るときに手をしっかり握って「必ず帰って来るのよ!待っているからね!
頑張らなければ駄目よ!」と言った時は、高圧マスクをした頭でしっかりうなずいてくれたのに。
救急車さえ呼ばなければ、もっと生きられたのに!無念です。
遺骨は彼女が長らく暮らした隣の家に戻ってきています。
毎朝雨戸を開けて、暖かいお茶や、コーヒーを供えてあげています。
遺影に向かって、「嘉子ちゃん、苦しくないね、もう楽になったでしょう。」
話しかけると切なくて胸が一杯になります。
ピッピもおばちゃんの所へ連れて行くと、「ほら、嘉子おばちゃんよ。」と言っただけで舌なめずりをします。おやつをもらったのを覚えているのですね。
でも玄関の戸の所で、「ほらおばちゃんに、おやつのおねだりしなさい。」と言っても決して以前のように扉をかりかりしません。何となく本能的に存在しない事を察知しているようです。
ベスは相変わらず木の塀で爪とぎをしていますが。
彼女の息子も一日おきにはやって来てお線香をあげて行きます。
49日がお正月にかかるため、12月23日の祭日に小石川にあるお寺で納骨する事に決まりました。
それまで毎朝暖かい飲み物を供えてあげましょう。
残された私が出来る唯一の事ですもの。
今日のベス いつものようにお気に入りのこの場所で日向ぼっこです