goo blog サービス終了のお知らせ 
Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
Martian Official Weblog



一般に、ポピュリズムというのは大衆からの人気を得ることを第一とする政治思想や活動、もしくは反エリート的な政策ということになりますかね。反エリートというのも庶民側ということではあるんすが。
多くの場合、前者の意味で使われて、その多くの場合が批判的な意味合いで使われますね。
例えば消費税減税を主張するのはポピュリズム、そう主張する政治家をポピュリストみたいな話になるのかというと、これが日本においてはならないんですね。
枝野がこの前、消費税減税を訴えるのは大衆迎合だなどと言っていました。
しかし、消費税減税が日本においてポピュリズムになるかというと、なりませんね。だってそれって人気ないですよね。
庶民の生活は苦しいのにその生活を楽にする政策は好まれないんですね、一般大衆に(笑)
なので全く大衆迎合ではないのです。

むしろ解雇規制緩和みたいなアタオカ政策のほうが好まれます。
進次郎はポピュリストなのです(笑)
石丸伸二みたいなパワハラ系が実はポピュリストだったりしますね、臣民の国では。
そもそもポピュリストがなぜ批判されるかというと、掲げているのが政治的理念ではなくて人気を取るための政策だから、ということになりますかね。
まあ、石丸の場合は、進次郎もそうですが、人気を取りに行ってはいますが政策ではなくてただそういう見た目や雰囲気で売ろうとしているわけで、まあ、実際それで人気にはなりましたが、政策のそれよりさらに程度が低いということは言えますね。

そんな中、面白いのが人気を取りに行きたいのに取れない人がいるということ。
日本には「リベラル右派」的な思想の人たちがたくさんいるので、そこの票を集めたいと。前原誠司がそんなことを言っていました。
今は、野田佳彦が言っていますね。
実際にはそんな思想の人たちは別に多くなくて、ただ空気を読む人がいるだけです。
国民民主とか立憲でも希望の党に行った人たちに多いんですが(野田は小池に避けられて行けなかった)、「これなら人気が取れるだろう」というのが多いんですね。つまり理念がないんですよ。

人権問題を訴えてもうけない、ジェンダー問題を訴えても人気が出ない、選択的夫婦別姓は争点にならないみたいなことを言ってそちらの主張を控えて、受けそうな経済の話をするんですが、あまり受けないしたいてい経済のことはわかっていませんね、こういう人たち。

野田が今回党員等の票で圧倒したのは、まあ、ポピュリズム指向の成功ではあると思いますが、リベラル右派とかではないですからね。
控えめに言って単に右派です。反共の票を泉健太から奪った感じだと思いますね。

野田立憲の執行部人事が固まったようです。
これは朝の段階での予想ですが、このまま。
野田立憲執行部
浮上している人事案では、幹事長には小川氏、政調会長には中堅・若手議員が所属するグループ「直諫の会」を率いる重徳和彦衆院議員を起用し、国会対策委員長は笠浩史国対委員長代理を昇格させる。
幹事長の小川淳也は、消費税25%(なんなら100%のイカレポンチ)。優遇され過ぎてる正社員の権利を剥奪するとかもっと非正規社員を増やすべきとか言う主張もしています。中身は竹中平蔵か?
政調会長の重徳和彦は靖国野郎。
国対委員長の笠浩史は歴史修正主義者(慰安婦否定)で靖国野郎。
靖国に献灯
宗教法人靖国神社の2024年みたままつりに献灯があった国会議員一覧の再掲です。重徳和彦、笠浩史、含まれています。参考資料としてです。
立憲にはこういう人は他にいないんじゃないですかね。つまり党内の極右を集めた執行部なんですよ。
選対委員長には大串。川口の市議だったあの人を立てて説明しない大串。
4人のうち、元維新が一人、元希望の党が3人。
リベラル右派でも何でもなくてほぼ極右。
歴史修正主義なんて論外ですからね。まあ、泉健太がそうでしたけど(笑)

そういえば、野田は素手でトイレ掃除をする奴でしたね。

野田の発言が変すぎて話題に。
何を言ってるんだ?
野田「弱い人を助ける政治の国は、終わり、弱い人が生まれない社会をつくる、この国に生まれて良かった、『国ガチャに当たった』と言える国をつくろうじゃありませんか」
この前に少し社会保障に関する話はして入るんですが、「弱い人を助ける政治の国は、終わり」って一般論ではなくて日本のことを言っているんですね。
日本がいつ弱い人を助ける国になったのかと。
総理大臣が堂々と「自助、共助、公助」と言ってしまうアホの国ですよ。
「困っている人を助けるべきか」で、世界で一番「いいえ」が多い国ですよ。それもぶっちぎり。明治時代から続く通俗道徳が「自己責任」の国ですよ。あほでしょ、こいつは。
日本のことを何もわかっていないのに、分かったつもりで堂々と演説しているんですね。まあ、自民党にはそんなのしかいませんが。
しかも、「弱い人が生まれない社会をつくる」というのが意味不明。そんなことはあり得ないんですよ。万が一あるのだったら具体的にどのような社会か説明してほしいですね。というか直ちに説明しろ。
どうしたって、立場の弱い人は出てしまうので、そういう人のことを常に助けるというのがまともな社会です。
そして『国ガチャに当たった』ってなんや。お前は高市か?お子様か?もう少しマシなこと言え。

ところで、今になって泉健太を評価している人もいますが、維新と組んだ事実がありますね。そしてサル発言で維新に小西議員を処分するように言われあっさり処分。
リベラル潰しに余念はなかったと思います。それに思いっきり乗っかったのが野田。

執行部の人事を見たせいか、早速、前原誠司が近寄って来ているようですね。キングボンビーのくせに。前原は維新が大好きですから。
野田とは相性が良いですし。もともと同類ですけど。しかし、今、大阪方面には当然維新嫌いが多くて「維新と組むなら自民党のほうがまし」ぐらいの人が結構いますね。

結論としては、本当に自民党と変わらないというか希望の党の残党に乗っ取られてしまった感じですね。
これからは立憲の話は他人事ですかね。

それでも、政権交代したほうがいいという意見があります。いや、政権交代はすべきなんですよ。ずっと続くと腐敗しますから。政権交代である程度患部を取り除くぐらいの効果はあるはずと。
しかし、万が一野田立憲で政権を取った場合、むしろ自民党に都合のいい形でまた引き渡すのではないかと。野田が政界お掃除をすると思うか?まあ、素手でトイレ掃除はしますけど。


フェリックス・アーヨ(イ・ムジチ合奏団)
Vivaldi - The Four Seasons
最初に買ったクラシックのレコード(バロックだけど)が、この演奏ですね。
こんなに古い録音だったんだ。

Bach - Violin Cincerto No.1 No.2
プレイリストです。

ブログランキング・にほんブログ村へ


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )