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まあ、無能な人たちの団体だからなんですが、そもそもは大企業の経営者の集まりなので、普通は無能だとは思わないですね。
しかし、今の大企業の経営者って、その企業を作ってきた人ってほぼいないわけで、社内でで出世さえすればあとの能力は不要なわけですよね。会社の将来のビジョンを考える能力などなくても、日本経済の発展を考える能力などなくても、日本の教育について考える能力などなくてもその地位には付けるわけですね。
優秀な人は割と現場に残りたがりますし。

そして当然、そんな経営者は自社の人材確保や人材育成にお金を使うということもしないわけで、
諸外国の数十分の一
日本企業が従業員の能力開発に支払っている費用の割合(GDP比)は、諸外国の数十分の一しかないとは。
こういうことになりますね。
現在はイギリスの10分の1。他の国とはさらに大きな差があるわけです。
人件費自体を切り詰めていますからね。それで内部留保は過去最高とか言っているわけです。

そんなおバカな経団連の爺さんたちは、政府に要求していることはというと消費税のアップと国公立大学で企業に適した人材を育成しろと。最早、完全に開き直った無能でしかない。
毎度言ってますけど、消費税を上げれば景気が悪くなるわけでビジネスをやる上でこれは確実にマイナスですよね。
ところが経団連の類はそれを要求しているんですね。経団連は19%、経済同友会かどこかは17%とか言ってますね。
普通に考えて極端に頭が悪い発想ですが、彼らは祖二分法人税を下げてほしいと言っているわけですね。
14年4月に消費税を上げた翌年、法人税が下がっています。内部留保がたまりまくっている現状でそれをさらに望むというのは確実に異常です。法人税はそもそも利益にかかるわけで、ざっくり言うと、売り上げから人件費や設備投資などの経費を引いた分ですからね。
今後も人材育成や設備投資はやる気ないですぅと言っているようなものです。
他には、消費戻り税というものがありますね。日本独特の制度で、国内で生産したものを輸出すれば、その分の消費税が戻るという仕組みです。無理やり消費税の仕組みを使ってこの制度を正当化しているバカがたくさんいますが、世界的に見てそんな制度はまず他にありません。これ、直接現金が入るんですね。
なのでトヨタは税務署から実質的にお金をもらっています。豊田市の税務署は赤字だという話です(笑)
彼らは円安も大喜びですね。日本の製造業は輸出で大儲け。
しかし日本は輸出大国ではありません。
その昔は貿易収支で大幅な黒字を出していましたが、最近は違います。
去年は赤字でしたね。黒字になる年はあってもその額微々たるもので、一方で、収支がマイナスになる年はかなり巨額の赤字になる場合もあります。
経団連は円安で喜んでいるのでしょう。プーチンと仲良しの安倍がつい先日、今の円安はいいことだとか寝言を語っていましたね。
バカが集まると怖いですね。
自民党とか公明党とか維新の会とか経団連とか日本会議とか(日本会議の実働部隊は青年会議所)。

そして大学に対するバカな要求。世界でも抜きんでて人材を育てない日本の企業が国公立の大学に企業に適した、まあ、すぐ企業に入って働ける従順な企業に都合のいい人材を大学で育てろと言っているわけです。これ以上頭の悪い話もないんですが、多分バカは賛成しますね。先日、高校では三角関数より金融を教えろとか言っていた驚異的に愚かな維新の世襲議員がいましたが、それより酷いかもしれまんでしね、経団連は。
大学がどういう場所か全く理解していない。そんなことをしたら大学の教育・研究自体が壊れます。すでに壊れてきていますが。
それに、人を人と思っていないですね。
子供を育てるには大変な手間と学費がかかります。日本の大学は学費が高いですからね。国公立ですら。
それでいて、「奨学金」という名前のやつのほとんどは学資ローン。
大学に借金して行かないといけない人が多いわけです。
にもかかわらずそういう問題は全部すっ飛ばして、ただ元来自分たちでやるべき人材育成すら大学に頼るという、まるっきり社会に寄生しきって反省もしないその姿勢は人類の恥レベルですが、

自社に都合のいい人材を育てたければ、そういう学校を自力で作ればいいのです。
まあ、企業に都合のいい学生なんて生み出しても消費期限までどのくらいあるか分からないのでリスクだらけですが、それを大学に肩代わりさせようという厚かましさは驚きですが、これまでの経団連の要求はほぼすべて自民党政権は飲んでいますからね。
本当にこのまま日本はゆっくりと時間をかけて衰退しながら消えていきますよ。
いや、戦争を従ってから早いかもしれないですけどね。

ところで、アメリカ(FRB)が利上げを急いでいるので、株が下がっている的な展開なんですが、どうでしょうかね。
というのは利上げの効果。
一応景気やインフレの過熱を抑える意図なのでしょうけど、グリーンスパンはそれで失敗していますね。
かつては、利上げで過熱を抑えられたし、利下げでお金がより動きやすい流れにできたのですが、最近は金融がグローバル化しきってしまって、「アメリカが利上げだ。アメリカで金貸しをやれば儲かるぞ」とばかりに、利上げでアメリカにお金が集まるんですよね。
グリーンスパンは数字やお金に対して鋭い人だったと思いますが、金融のグローバル化は頭に入っていなかったので失敗してしまったと。
結局、かえって過熱して、その後サブプライムローン問題からリーマンショックに至って地獄になりましたね。
所謂バブル崩壊と。
”いったいあといくつ会社が倒産すれば地獄が終わるの?答えは風に吹かれている”みたいな世界に。

金利をいじってそれで調整できるのかが怪しいと思うんですが。
サブプライムローン問題にしてもそうだし、リーマンショックはCDSで調子に乗りすぎてヒャッハーしていたら崩壊したわけで、あんまり調子に乗れないように常日頃から規制していくしかないと思いますけどね。
資本主義の限界なんですよ。「市場に任せる」なんてやっていると、どんどんバブルが起きてそのたびに崩壊すると思いますが。

といっても日本の場合、何も景気が良くなっていないに崩壊してきていますが。
日本すごい!

あ、木村花さんの悲劇を利用して、国会議員を批判すると捕まるようにする刑法の改悪案が通りましたね。
どんどん崩壊するのだ。

バッハのオルガン小曲集。
Bach - Orgelbuchlein
46曲。

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