「鴨葱外交の安倍」とアベノミクスの成果（）

本日は二本立て。

【外交の安倍】（棒）

こちらの安倍チャンネルの記事。
プーチン大統領 「年内に平和条約を」
ロシアのプーチン大統領は安倍総理大臣に対して、ことしの年末までに、前提条件をつけずに平和条約を締結することを提案しました。
おそらく寿司メディアあたりは悪くない話のように伝えてると思いますが、
そもそも領土問題解決なくして平和条約なしなんですよ。「代表なくして課税なし」ぐらい間違いないです（ｷﾘｯ
まあ、領土問題は「目処」でも許すとしても、日本側からすると何の目処もたっていないのが現状ですね。
それが、この記事だと「前提条件をつけずに」とありますね。
つまり、「領土問題解決などといった前提条件をつけずに平和条約結べや、こら」といっているわけです。
無条件降伏しろよと。
プーチンがこれを言った時、アベはニコニコしながらうんうん頷きまくってるんだよね。
昔、うなずきトリオってあったけど（以下省略）
小池晃議員は「笑ってる場合じゃありません！」と。
ええ、笑ってる場合じゃないですよ、アベシンゾー君。

たしか一昨年ぐらいは、北方領土が返ってくるような話を本邦のメディアはしていましたね。まあ、もちろんフカシなんですが。
それが全然そうじゃなくて、北方領土にロシアの法律を適用した上で（つまりロシアの主権を認めた上で）、経済協力しますよ～、官民で３０００億円出しますよ～になって、ロシアの思うつぼ。
しかも、北方領土に軍事基地にミサイル基地も作られちゃったんですね。
バカ丸出し。

当時の話でアホかと思ったのが、ロシアに「北方領土を返したらそこにアメリカが基地を作ることはないのか」と質問されて、「ある」と答えたバカが日本にいたことです。
どの政府高官かは知りませんが。

まず、日本がやることはアメリカが好き勝手にやらないように、アメリカとの関係を改善することですよね。
安保とか地位協定とか、沖縄の問題含めて見直すところがたくさんあるでしょう。
その上で、北方領土問題のテーブルにつけるわけで。
でも、今年中に平和条約などという話になったらそんなの無理だし、どの道、安倍政権では全く無理。
アベ一味って具体的に何をどう詰めたらいいか、そういうことが全然わからないんだよね。

これまで２０回以上「会談」をやって日本にとって利益になる話はゼロ。
ずーっとプーチンのターン。
ただ、ぼーっとしながらプーチンに毟られて舐められているだけなのであります。
会談するたびに北方領土は遠ざかりおカネが減っていくんですけど。
いやしかしこれでなんでアベを支持している不思議ちゃんがいるのかね。

ま、それはおいといて
名も知れぬ日本の政府高官は
ロシアに抗議や真意の確認しないと政府高官
このように。
怖くて確認できないんだよね？
いやまあプーチンは怖いと思いますよ。下手なこと言ったら暗殺されるんじゃないかぐらいのやばいやつですからね（爆）
ただ確認は「しない」と明言した。ってのもなんだろうね。
明言することなのか？
でも、そいつにわざわざ何度も何度も会いに行ってへらへらしてひたすらカモられてるバカはやっぱりおかしい。
何もできないんなら「何もするな」。
会いに行かなければいいんです。
アベ一味はやってる感出すためだけに会いにいってるんですよね。だからカモられる。
もちろん、批判しないどころか「外交の安倍」とか持ち上げてるメディアもまた異常ですけど。
ガースーは珍しく
ガースー
「北方４島の帰属問題を解決して平和条約を締結するという基本方針のもと粘り強く交渉する方針に変わりない」
まともなこと言ってます。ただし、
「発言の意図についてはコメントを控えたい」
と、ここはいつも通り。
そもそも記事のプーチン大統領の提案は、平和条約を先に締結し、その後領土交渉を進めるように解釈できるが、ってなんやねん。
なんでそんなに温いんだよ、ロイターは。

しかし、これも含めて安倍がやって来た事をどうやって尻拭いするのか考えてもかなり頭痛がしてくるのに、まだアベは続くんだぜ。これからさらにマイナスの政治が続くんだ。
うへ～～。


【この出鱈目こそがアベノミクス】

またおかしな計算が出てきましたね。
現金給与総額の前年比増加率。
統計所得、過大に上昇
高めになっているのは、最も代表的な賃金関連統計として知られる「毎月勤労統計調査」。厚生労働省が全国約3万3千の事業所から賃金や労働時間などのデータを得てまとめている。1月に新たな作成手法を採用し、調査対象の半数弱を入れ替えるなどした。

対象の事業所を半数弱入れ替えたと。これで数字が伸びているんですね。
グラフを見るとすぐにわかりますけど。入れ替えていない事業所ではさっぱりな数字。
まあ、対象の事業所というものは常に少しずつは変化して行くのでしょうが、一度に大量の入れ替えというのがアベっぽいんですね。
これだけ大幅に変更して調整というものもやらないんですね。参考値は載せてます、で終わり。

だいたい、所得がこんなに上がっているのなら、なぜ生活保護費を賃金より高くなっていると言って下げるのかと。まったく支離滅裂な思考ですね。

ＧＤＰの計算方法変えて不思議にも安倍政権に都合のいい数字が出るようになっています。
それでも他の国より上昇率が低いんですが・・・

日銀が出鱈目計算していたのもありましたよね。
３０兆円以上過大計上
投資信託
家計保有額、３０兆円以上過大計上　日銀

輸入額を低くしていたこともありましたね。一部を計算に入れていなかったという話。貿易収支にはプラスになるってか？

高プロのデータ、嘘だらけでしたね。そもそもの数字が怪しい上に、見てすぐわかる矛盾が２割もあるという。
これオッケーする人って全く理解できないんですが、自分の給与明細の数字が２割おかしくても問題ないと感じるんですかね。ゼロとかでも。
機能していない組合費、厚生年金、健康保険料などが正しい数字だから、基本給ゼロ、残業代ゼロでも文句言わないとか。
まあ事業者からしたらいいですよね。１円も払わずとも働いてくれる人。
あるいは、税金が不当に高く計算されていても「他の部分はあってるから」と納得して払うんですかね。

あの高プロ、自分は対象にならないからオッケー等と思う人がいるんですかね。
カモですよね。そもそも年収は下限の金額は書いていないんだし。

そもそも公文書を改竄する国ですからね。
都合が悪いことは記録から抹消する国ですからね。

いやもう全くこれこそがアベなんだよね。
指標の数字をいじって誤魔化すのがアベノミクス。

俳優・ジェレミー・ブレット
ホームズで有名な人。
ホームズをやる２０年ほど前、マイ・フェア・レディ―に出ています。
けっこう有名な曲を歌ってるんだ。
On The Street Where You Live - My Fair Lady

「シャーロック・ホームズの冒険」に出て来る音楽。
ホームズの中でももっとも重要な物語の一つ「ボヘミアの醜聞」ですが、
A Scandal in Bohemia
これの２６分半ごろにエレーナ（アイリーン）・アドラーが歌って、５２分１５秒ごろホームズが弾いている曲。

Handel - Art thou troubled?
ヘンデルの「ロデリンダ」というオペラの曲。
キャスリーン・フェリアーさん懐かしす。
懐かしいというか、ワルターの「大地の歌」以来聴いてなかったかも。

ジェレミー・ブレットが弾いたわけではないんだけど。「赤髪連盟」
The Red Headed League
２６分４０秒より少し前から。
ドラマの中ではサラサーテの役なんですね。Bruce Dukov というバイオリニストが弾いています。
この曲はこの演奏なのだ。
Bach - Partita No. 3

そして「入院患者」で出てきたベートーヴェン。（この前やったので本編は省略）
Beethoven - Violin Concerto mvt.3
第３楽章から。