かっこいい題名といえばやっぱり「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(P・K・ディック)だろー。(贔屓まるだし)
あとは「月は無慈悲な夜の女王」(R・A・ハインライン)あたり。
基本的に、長い題名だとかっこよく感じるかもめ。
「たったひとつの冴えたやりかた」(J・ディプトリーJr)もまあまあ。
タイトルをぱくられた「世界の中心で愛を叫んだ獣」(ハーラン・エリソン)もなかなか。ぱくられるだけのことはある。
SFじゃないけど「ツァラトストラはかく語りき」もいいね。
ディックは、「パーマーエルドリッチの三つの聖痕」とか、「流れよわが涙、と警官はいった」とか、結構長いのがある。
流れよわが涙・・はちょっと臭いけども。
「悔い改めよ、ハーレクイン!とチクタクマンは言った」(ハーラン・エリスン)は、かっこいいと言うよりはわらえるけどね。
「10月1日では遅すぎる」(フレッド・ホイル・・有名な物理学者だね)は、何が遅いのだろうって興味をひく。
長くなくてもかっこいいのももちろんあるわけだけど、例えば「柔らかい月」(イタロ・カルヴィーノ)あたり。
これは、月が柔らかいっていう発想がビョ-キだから、「すげー、なんだろう」って思うわけで、長い題名のかっこよさとは微妙にちがうかな。
あと、かっこいいと思うSFの題名、あったらどなたか教えてね。
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