かっこいい題名といえばやっぱり「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(P・K・ディック)だろー。(贔屓まるだし)
あとは「月は無慈悲な夜の女王」(R・A・ハインライン)あたり。
基本的に、長い題名だとかっこよく感じるかもめ。
「たったひとつの冴えたやりかた」(J・ディプトリーJr)もまあまあ。
タイトルをぱくられた「世界の中心で愛を叫んだ獣」(ハーラン・エリソン)もなかなか。ぱくられるだけのことはある。
SFじゃないけど「ツァラトストラはかく語りき」もいいね。
ディックは、「パーマーエルドリッチの三つの聖痕」とか、「流れよわが涙、と警官はいった」とか、結構長いのがある。
流れよわが涙・・はちょっと臭いけども。
「悔い改めよ、ハーレクイン!とチクタクマンは言った」(ハーラン・エリスン)は、かっこいいと言うよりはわらえるけどね。
「10月1日では遅すぎる」(フレッド・ホイル・・有名な物理学者だね)は、何が遅いのだろうって興味をひく。
長くなくてもかっこいいのももちろんあるわけだけど、例えば「柔らかい月」(イタロ・カルヴィーノ)あたり。
これは、月が柔らかいっていう発想がビョ-キだから、「すげー、なんだろう」って思うわけで、長い題名のかっこよさとは微妙にちがうかな。
あと、かっこいいと思うSFの題名、あったらどなたか教えてね。
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やはり小説のタイトルというのはかっこよさが大事ですよね!!?
どちらかというと私も名詞がドーンより文章っぽい題名が好きです。でもやっぱりかっこよさで言ったら「アンドロイドは~」にかなうものはないでしょうね~。
私はほとんど神林専ですが
「狐と踊れ」「今宵、銀河を杯にして」「死して咲く花、実のある夢」なんかが好きです~。SF以外だと「アルジャーンに花束を」とか!「を」で終るところがグッドです!!
あとSFでかっこいいと言えば、題名ではないんですが、あの単行本の最初の一句って言うんですか?あれが大好きです!!(あれ何て言うんでしょう…)外国の小説だとその部分が「~に捧ぐ」が多いですよね~。
最大のお気に入りはスタートレック叛乱(ハヤカワ文庫)の「ジャック・ベニーに。今どこにいるのか知らないが」です!見入り過ぎてなかなか本編に進めないのが困りモノですが…w
あっと…、長々と失礼しました。でもこういうのって楽しいですね!さすが、目の付け所が火星人!?w
>「ジャック・ベニーに。今どこにいるのか知らないが」
これ、面白い!
あと「夏への扉」を忘れてました。w
「残酷な方程式」シェクリー
「夜明けの光の中に」ローレンスブロック
「ゲイルズバーグの春を愛す」ジャック・フィニィ
「天の光はすべて星」ブラウン
「サリーは我が恋人」アシモフ
こんなところでしょうか。。詩的なタイトルをあげてみました。
ううむ、そっちの路線できましたね。
「地球の緑の丘」(ハインライン)っていうのがありますね。
趣味丸出しですが・・・いいかな☆
「上弦の月を喰べる獅子」 夢枕獏
「上段の突きを喰らう猪獅子」 夢枕獏
「日本沈没」 小松左京
「日本以外全部沈没」 筒井康隆
以上、セットで!(笑)
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個人的には
「結晶世界」 J・G・バラード
「時間衝突」 バリントン・J・ベイリー
みたいな四文字熟語的でインパクトのあるタイトルの付け方は好きです。