今日の昼休み、ランチを食べて帰る途中で、道路にサイフが落ちているのを発見。
中身を見ると、お札がいっぱい入っていろので事務所に帰りチェックをすることにしました。
現金が35,000円、カード類が3枚、免許証、保険証、診察券等が入っており、免許証より21歳の男性と判明しました。
さて、どうしようかな?と考えました。
警察に届けるのが筋ですが、忙しいし、書類を書くのも面倒だし、仕事の帰りに届けるのも遅くなる。
それより、落とし主も困っていると思い、本人に連絡しようと考えました。
免許証から住所は分かりますが、電話が分かりません。
幸いにも保険証に会社の名前が載ってました。
ネットで調べると、大阪で2社程該当する会社がありました。
電話で事情を話しましたが、2社ともそういう人物はいないとのことでした。
次に、保険証にある保険組合に事情を説明、〇〇という会社の電話番号を聞きました。
ところが、個人情報になるので教えることは出来ないとのことでした。(会社の電話番号を教えるのも個人情報?)
では、保険組合からその会社に連絡してもらい、その会社から当方に電話してもらうように依頼しました。
しかし、そのような取次はしていないと冷たく断られました。(何か規定でもあるのかな?)
最近は、犯罪も多く、場合によっては責任問題に発展するケースもあるので、個人情報に関しては厳しくなってます。
次に、診察券を頼りに某クリニックに電話を入れました。
ここでは、本人に事情を伝えますと、明るく対応してくれました。
10分程で、当方の携帯に落とし主から電話が入りました。
話を聞くと、直ぐ近くの会社に勤務しており、自転車に乗って5分で飛んで来ました。
そんなことで、1時間程で落とし主の手に戻りヤレヤレです。
本来なら、警察に届けるのがいいのでしょうが、血の通った行動の方がいいのではと判断しました。
真面目そうな21歳の青年は、『改めてお礼に来ます!』 と言って何度も頭を下げ帰って行きました。
彼のホッとした顔を見て、これで良かったんだと思いました。
イッシー