青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

作業中の「声かけ」、写真から伝わってきます。

2015年02月12日 | 就労訓練

先ほどの、緑ヶ丘公園展望台。

私たちは今、週2回清掃訓練にてうかがっております。

 

紙風船では、活動中いつも「声かけ」の大切さを謳っております。

「言わなくてもわかる」とせず、言葉で表現することで、連携は格段にスムーズさを増します。

一見、わざわざ声をかけあうことで遅くなる印象をもたれるのですが…

そこで起こりうる勘違いや行き違いを減らすので、最終的にはお互いが気持ちよくスムーズに作業できます。

 

 

スタッフta-mamaの撮影したこの写真、動きが感じられると思いませんか?

場面としては、拭き掃除中、お互いに作業範囲の確認で「声かけ」をしているところです。

 

声かけすることで、もちろん相手に伝えることができ、先述の通り作業がスムーズにすすめられるのですが…それだけではなく、言葉で表現することで、自分のおこなっていることの説明ができるようになります。

繰り返しおこなうことで、長い説明ではなく、ポイントを端的に伝えられるようになっていきます。

または、相手に合わせて、配慮しながら声かけを意識するようになります。

 

紙風船での企業実習は、作業ができるようになることだけを目的にはしていません。

もちろん作業は大切。

同時に、やはり人間関係のことを常に意識しています。

 

「きっと〇〇だろう

「いつもこうするのだから、今日もこうするはず

「さっき、目があったから、たぶん相手もわかっているはず

…こういった推測で動くのは、やめにしましょう。

 

推測は怖いです。

誤解、行き違い、勘違いの原因をたくさん生んでしまいます。

 

ほら、本日も私自身 言葉が足りず行き違いがありました。

「こういったから、わかってくれたはず

あ、「はず」という推測登場。

解消するには、「声かけ」そして「確認」。

 

 

状況にあわせて、先を読んで推測することは大切です。

でもそれができるようになるには、日頃から声をかけあうことで、お互いのことを良く知り、作業内容の事も理解できていくのではないでしょうか。

 

紙風船での活動は、もうウン十年働いている私にも毎日刺激を与えてくれます。

いやー、日々勉強ですね。

撮影:ta-mama

掲載:いずみまさこ

 

他の作業も掲載。

展望フロアの拭き掃除。

 

同じく、展望フロアのモップがけ。

今日は景色がきれいに見えますね。

(皆は清掃を黙々とおこなっていますが…。)

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