青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

野鳥観察 今年度最後?!~北大苫小牧研究林~

2017年03月26日 | 就労訓練

春になると木々が芽吹き、そして虫も出てきますので鳥たちも餌がとれるようになります。

冬の間は餌をくれると思っているようで(…こちらでは、過去に餌付けしていたことがあるようです)、人に近づいてきます。

 

 

この日はお天気がよく、きれいな青空。

鳥の数は…やはり前回(→2017年2月24日)、前々回(→2017年2月3日)よりは激減していました。

今年度最後のチャンスかと思い、やってまいりました。

 

初めてのメンバーと、そして前にも来たけれど、鳥が指にとまることなく終了したメンバーが中心。

 

私が後ろを振り向いたら、この光景。

もうすでに、指を出しています。

しかも3人並んでいます。

 

ちょっと場所を変えて…

今年になって3回目の野鳥観察のリフレッシュ講座。

毎回来ていて気づいたのは、皆、指を引っ込めるのが早いこと。

「あ、もう無理かな~」と、あっさり諦めてしまうのです。

 

ほら、みんな。

鳥の立場になって考えてみてください。

「あ、とまることができる木(=指)発見」と思って近づいては離れて、離れては近づいて様子をみていたら…さっと手を引っ込められてしまいました。

驚きますよ、きっと。

あれ?なんだ?

消えた!

あんなにもかわいらしい鳥たちの心臓にこれ以上の「バクバク」は与えないでください。

 

…と、余計な会話をしつつ皆で待ってみました。

じーっとね。

 

 

じーっとね。

 

 

…すると、メンバーが驚きの声!

「あ、いずみさん!見ました?」

まあ、本当に申し訳ございません。

ちょっとまぶしくて、自分の目をこすっていて見そびれました。

(指に止まってくれたんですって!!シジュウカラが!!)

 

ひゅんっ!と体の間をすり抜ける鳥に、思わずびくっと驚いて動いてしまうメンバー。

(左の彼の表情に注目)

 

この日は、私たちがこうして散策をしていると、市役所水道課の車が通過したりして…せっかく集まってきた鳥が再度見当たらなくなってしまいました。

とても残念。

(でも、じつはこの車、私たちが指を出しながらじーっと佇んでいたので、しばらく遠くで停車して待ってくれていたようです。ご迷惑おかけしました。)


 

そろそろタイムアウト。

あ~、だんだん春が近づいてくるこの空。

「鳥は本当にかわいいですね~。萌えますね~。」とメンバー。

どんなことがあろうとも、日は、一日一日過ぎてゆきます。

私たちも、自分たちの確かな歩みを進めていきましょう。

いずみまさこ

コメント
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