【2006-2007年8月後半】
(オファー)
MF アルフレド・ファブレガス(26)
移籍金7000万円でドイツ2部のブラウンシュバイクに。
スペインリーグディビジョン2・第4節
ポリ・エヒド 1-2 カラオラCF
(得点) 15分 ナビル・バハ(カラオラCF)
60分 ダミアン・ロドリゲス(ポリ・エヒド)
84分 ホセ・マヌエル・ガルヴァン(カラオラCF)
(退場) 43分 アリエン・ホールマン(カラオラCF)
15分、ナビル・バハが中央突破からシュートを決め、これが2部初の先制ゴール。しかし、43分にアリエン・ホールマンが退場。60分に同点に追い付かれ、苦しい状況になるが、84分に途中出場のガルヴァンのゴールで勝ち越し、これが決勝点に。更に追加点を狙うが、左からのボレーは左に逸れるも、カラオラCFは2-1で勝ち、2部初勝利。
(移籍リスト掲載)
GK ルイス・ミゲル・セゴヴィア(26) スペイン 昨季まで正GK
スペインリーグディビジョン2・第5節
カラオラCF 1-2 レアル・マドリード・カスティージャ
(得点) 15分 ブリズローニー(カラオラCF)PK
71分 アドリアン・マルティン(レアル・マドリード・カスティージャ)
90分 オスカル・ディアス(レアル・マドリード・カスティージャ)PK
(警告) 37分 ケメル・ブラニ(カラオラCF)
40分 アグス(レアル・マドリード・カスティージャ)
66分 ナビル・バハ(カラオラCF)
ブリズローニーのPKで先制するが、71分に同点に追い付かれると、最後はPKを与えて決められ、確実に勝ち点3を得たいところで、まさかの逆転負け。5戦消化して早くも3敗。優勝どころか昇格にも黄信号が灯る。シュート数は9-4、ボールポゼッションは59-41と内容では完全に相手を上回っていた。
カルロスの元に記者が集まる、と言っても3人くらいか。
「カルロスさん、カラオラCFは5試合で早くも3敗。しかも、確実に勝ち点3が取れると睨んでいたレアル・マドリード・カスティージャに逆に勝ち点3を献上してしまいました。これでは、優勝は勿論、1部昇格どころか残留も危ういかと思われますが、どうお考えですか?」
「やはり、残留目標が妥当ではないでしょうか?」
確かに1部昇格にも暗雲が立ち込めるが、当のカルロスは。
「まだ5試合が始まったにすぎない。優勝は充分狙えるので、心配は無用です。私は、これから新しい選手の交渉がある故、これで失礼させて頂く」
静かにそう言い残し、カルロスは記者たちを背に右手を高く上げて掌を軽く左右に振った。
(契約交渉)
GK テオ・ブラック(21) 1200万(2年) オランダ
スペインリーグディビジョン2・第6節
GKをポール・キャティエではなく、ベテランのオリヴィエ・ティングリーが初スタメン。これはカルロス氏の意向で「ポールには過度に期待していたようだ。この結果(5試合連続失点で7失点)では当然だろう。私がバカだった」と冷静ながらも怒りが込められていた。
レバンテ 0-1 カラオラCF
(得点) 45分 ナビル・バハ(カラオラCF)
前半はカラオラCF、後半はレバンテのペースだった。ナビル・バハが左からのクロスをGKの近くでボレーを決め、これが決勝点となる。ベテランGKティングリーが再三ピンチをしのぎ、初完封。