一般ゲーマーのサカつく欧州記

欧州6大リーグで頂点を目指す

プロサッカークラブをつくろう! EU 623 スペイン編

2014-11-14 21:12:51 | 日記

【2006-2007年8月前半】

 先月契約した3選手が入団し、売店とマッサージルームが完成した。

 イングランドでは一足早く2部リーグがスタート。スペインでも2部リーグ開幕が迫っている。

 カラオラCFのオーナーであるカルロスの周囲は記者でいっぱいだった。

「カルロスさん、いよいよカラオラCF初のスペインリーグ2部が始まりますが、今季の目標は?」

「やはり1部昇格ですか?」

「今季は、一先ず一桁順位を目標にして、来季昇格とか」

「謙虚に2部残留ですか?」

 記者たちが我先にと質問を浴びせるが、カルロスは、いつものように冷静だ。そして、静かに口を開く。

「私が今季、カラオラCFに求めるものは優勝です」

 先程まで、ざわついていたのが嘘のように静まり返る。

「優・・・勝ですか」

「お言葉ですが、カラオラから2部のサッカークラブが出ただけでも奇跡に近いのに、優勝は大きく出過ぎかと・・・」

それでも、なおカルロスは言葉を続ける。

「勿論、3部を戦ったメンバーでは無理でしょう。だからこそ、補強している」

「先月の大量補強と流出による、ふるい落としのことですか?」

「2部昇格に貢献した選手に対して、申し訳ない気持ちは?」

 記者は再び質問を次々とカルロスに浴びせるが、お構いなしだ。

「優勝を狙うからには当然のことです。情けは無用」

 カルロスは1年目の目標にスペイン1部リーグ昇格どころか、2部優勝を掲げた。果たして、カラオラCFは2部優勝を果たせるのか? 間もなく、スペイン2部リーグが開幕する。

スペインリーグディビジョン2・第1節

カラオラCF 2-2 エイバル

(得点) 13分 ダビド・アセンシオ(エイバル)PK

      24分 アンデル・アラーニャ(エイバル)

      69分 ナビル・バハ(カラオラCF)

      78分 パウル・ジャーンズ(カラオラCF)

(警告)  6分 ナビル・バハ(カラオラCF)

      22分 オリオル・ヌニェス(カラオラCF)

      38分 アリエン・ホールマン(カラオラCF)

(退場) 16分 コルド・エロスタルベ(エイバル)

 序盤は緊張からか動きが硬く、13分にPKを与えて先制点を許す。16分にエイバルは退場者を出すが、24分にも追加点。前半だけで3人の選手がイエローカードを貰う。しかし、2点ビハインドの69分にバハが右に流し込み、ようやく1点を返すと、78分にはジャーンズが左上にシュートを決めて同点。更にアディショナルタイムにはFKで勝ち越しのチャンス。右に流してホールマンのシュートは左に大きく逸れる。その後、カウンターから右サイドを突破されるも、ヘッドはワンバウンドでGKへ。2部初の公式戦は2-2で引き分けた。

スペインリーグディビジョン2・第2節

テネリフェ 1-0 カラオラCF

(得点) 84分 フリオ・オルミガ(テネリフェ)

(警告)  1分 ケメル・ブラニ(カラオラCF)

       5分 エドゥ・モジャ(テネリフェ)

      19分 オリオル・ヌニェス(カラオラCF)

      86分 フリオ・オルミガ(テネリフェ)

 5分、パウル・ジャーンズがケガで退く。これが響いたか、点が取れず、左からのセンタリングを左上にシュートを決められ、これが決勝点となり、2部初黒星。

カルロス「シュートを打つ意識が無さ過ぎたのが敗因だ」

スペインリーグディビジョン2・第3節

カラオラCF 0-1 アルメリア

(得点) 11分 フランシスコ・ロドリゲス(アルメリア)

 連敗で1分け2敗。24チーム中22位と不振もカルロスオーナーは表情変えず、いつものように冷静にスタジアムを後にする。


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