【新シーズン始まる】
「ロビンソンさーん、ここにいたんですかー」
ロビンソンは声のする方を向く。
「おぉ、ジュゼッペさん」
「新ニュースですじゃ、スポンサーのManstresinさんのおかげでアイントホーフェンが新たにキャンプ地としてウチのクラブを受け入れてくれることになったんじゃ。実績が認められたんじゃな」
その後も、延々と広報部長のジュゼッペからキャンプの説明をロビンソンは聞いていた。
「うむ、それなら早速アイントホーフェンにキャンプをするか」
こうして、グレートブリテンはアイントホーフェンに向かった。費用は2億2500万と今のクラブには大きい出費だったが、ロビンソンは投資のつもりで意にも介さなかった。
キャンプ地ではプレシーズンマッチを2試合行う予定である。
初戦は地元のアイントホーフェンでクラブランク294位、前年2部6位からプレイオフを勝ち上がって1部昇格を決めたクラブである。
「それでは、ジュゼッペさん。私は、これから選手の入団発表に出席するからこれで」
そして、2選手の入団発表が行われた。
(入団)
GK スコット・カーソン(21) 背番号は1
FW ジェームズ・ヴォーン(18) 背番号は20
ロビンソンは、その後に新ユニフォームの発表会にも出席した。
世界クラブランクは441位から419位に上がる。
次に、ロビンソンは売店に置くグッズを決めていた。イヤーブック、クラブ公式旗、半袖ユニフォーム、携帯ストラップセットの4つを置くことになる。
ロビンソン「今年は好況で、それぞれ5000個はいけるだろう」
更に医務室の設置もロビンソンは考えたのだが、30%オフでも3億かかるので見送った。
そして、翌日にグレートブリテンの一行はアイントホーフェンへ出発した。