
昨日ご紹介したJR大分駅前の大友宗麟像の前の地面には「フランシウスの世界図」が描かれています。これは16世紀にオランダ東インド会社の地図作成担当者だったペトラス・フランシウス(1552年~1622年)が1594年に作成した世界地図を拡大したものです。この地図では九州がBungoと記されていて日本とは別の国として扱われているのです。この地図が作成された当時の大友宗麟は戦国大名として大分、佐賀、熊本、福岡など九州北部を支配していたことから、当時の西洋人たちは大友氏の本拠地である豊前の地名を一個の独立国として認識していたのだそうです。
