(昨日の続きです) 多くの日本国民に知られているリスクが、私たち日本国民の「食」に関するリスクです。日本の食料自給率は、農林水産省の発表によりますと、カロリーベースの食料自給率では、令和3年度で38%だそうです(注)。カロリーベースとは平均的な日本国民が生存に必要なカロリーを得る食物の国内での自給率のことです。わが国は実に6割強の食物を海外から輸入していることになります。このことだけでも、わが国の . . . 本文を読む
(昨日の続きです) 日中関係の「眼に見えにくいリスク」とは、実際には「見えにくい」ものではありません。たぶん、どなたでも良くご存じのことと思います。それは日中の経済関係のことです。2020年の日本の中国との輸出入総額は、日本の全輸出入総額約136兆円のうち実に26.5%(香港を含む)を占めています。2位のアメリカ(14.7%)を10 %以上引き離し、実に全輸出入総額の4分の1を超えています(注)。 . . . 本文を読む
昨日も本ブログに書きましたように、わが政府は防衛予算の増大や「反撃能力」の強化なるものに前のめりになっているように見えます。脅威の対象は北朝鮮と中国が想定されているようです。確かに北朝鮮は気が狂ったようにミサイルを打上げています。しかし、休戦ラインを境に対峙している韓国の頭越しに日本に対して軍事行動を取るようなことは、たとえ、そうしたくても物理的に不可能でしょう。 中国はどうでしょうか。「台湾有 . . . 本文を読む
文春オンラインの報道によりますと、旧統一教会が1991年以降、北朝鮮政府に日本円で4,500億円にも達する献金をしており、その相当部分が北朝鮮の軍事費に流用されミサイル開発にも使用されたのではないかという調査を米国防総省情報局(DIA)が行い報告書にしていたことが分かったそうです。同記事の一部を以下に引用します。・・・厳しい経済制裁下にもかかわらず、北朝鮮はなぜ核・ミサイル開発を続けることができ . . . 本文を読む
昨日の午後は、家内と福岡市長選挙の投票に出かけてきました。7月の参院選、昨年の衆院選など、仕事の都合で期日前投票をしてきたため、投票日の投票は久しぶりでした。上の写真は福岡市城南区投票所の田島公会堂です。選挙の結果は現職の再選となりました。 . . . 本文を読む