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羽花山人日記

徒然なるままに

異常震域

2022-11-15 20:03:04 | 日記

異 常 震 域

昨日夕方,震度3にしては大きく感じられる地震があった。テレビを見ていたカミさんが,震源地は三重県と言ったので,関東地方に三重県なんて言う地名があったのかと思ったら,本物の三重県沖だった。間をスン抜けて振動が東日本に伝わったということだ。

東海地震はかなり離れたところの話と思っていたが,楽観禁物,桑原桑原。

 

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I am Sam(映画)

2022-11-15 18:56:39 | 日記

I am Sam (映画)

ビデオに録ってあった映画を見た。

2003年公開のアメリカ映画である。

主人公のサムは,知的障碍者で,7歳程度の知能しかない。コーヒーショップで働いている。

映画は,自分の子どもが生まれそうな病院に,サムが駆け付けるところから始まる。無事女の子が生まれるが,退院と同時に,母親の女性は子供を残して失踪してしまう。

サムは子供をルーシーと名付け,父子二人の生活を送る。

ルーシーの7歳の誕生日のパーティーで,行き違いからサムは客の子どもに手を出してしまい,居合わせた児童福祉局のエージェントに見とがめられ,ルーシーは施設に収容されてしまう。

サムは,ルーシーを裁判で取り戻そうと決意し,仲間と相談し,敏腕で売れっ子の女性弁護士のリタに弁護を依頼しようとする。

リタはサムを相手にしないようにするが,ある場面でサムの弁護を社会奉仕として行っていると見栄を切り,裁判を始める。

いやいや始めた裁判であるが,サムの障碍者としての誇り,人間性,そしてルーシーへの愛情に惹かれ,かつ自らが抱える家庭的な問題への悩みから,リタは逆にサムに癒され,立ち直る勇気をあたええられ,本気で裁判に取り組むようになる。

法廷の場面はこの映画の圧巻である。検事の「7歳程度の知能で,これから大きくなっていく子供の父親がつとめられるのか。」の問に,「私はサムだ。ルーシーの父親だ。」と,サムは胸を張って答える。

結局裁判では,サムは部分的な親権しか認められず,ルーシーは里親にあずけられ,限られた時間しかサムとルーシーは会うことができなくなる。里親の家の近くに引っ越してきたサムに里親は反発するが,サムとルーシーの間の深い愛情を見て,里親としての義務を果たしながら,二人が自由に会うことを承認する。

障害者の人権,情感と知性といった難しい問題を提示しながら,この映画は巧みにアメリカン・ジャスティスを貫徹させている。

主演のショーン・ペン,子役のダコタ・ファニングはいずれも好演である。ペンはアカデミー主演男優賞にノミネートされ,ファニングはいくつかの国際的な賞に輝いている。

サムの知的障碍者の友人の中の三人は,実際の障害者が演じているという。彼らは,ビートルズが大好きで,画面を通じてビートルズの曲が流れている。下のシーンはビートルズのCDジャケットを彷彿とさせる。

見てご損のない映画である。(写真はいずれもテレビの画面を撮影)

 

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