人 間 力
友人がブログで,「ChatGPTに対抗する人間力とは?」とChatGPTに質問して得た答えを披露していたので,借用して以下に紹介する。
人間には、直感力、創造力、感情理解力、倫理観、価値観、道徳観など、ChatGPTが持っていない重要な能力があります。また、人間はコミュニケーションや社会的スキルを持っており、他の人との関係を築き、チームで働くことができます。
人間力を高めるためには、以下のことが役立ちます。
1.直感力や創造力を鍛えるために、自己表現や芸術活動、アイデア出しの練習をする。
2.感情理解力を高めるために、他者の感情を共感することや、自分自身の感情を認識することを意識的に行う。
3.倫理観や価値観を深めるために、読書や哲学的思考、倫理的な議論に参加することをする。
4.コミュニケーションスキルを磨くために、積極的に人と交流し、相手の意見を聞くことを心がける。
5.自己成長のために、定期的に挑戦的な新しいことに取り組むことを意識する。
これはこれで有益なアドバイスである。わたしも真似をして,「AI に対抗する人間力とは」と訊いてみたところ。回答は次の通りであった。
AIに対抗する人間力とは、AIが持つ特定の能力や機能に対して人間が持つ優位性や価値を指すことがあります。具体的には以下のようなものがあります。
- 創造力:AIは過去のデータから学習し、予測を行うことができますが、創造的な思考やアイデアを生み出す能力は人間にしかありません。
- エンパシー:AIは感情を持ちません。しかし、人間は感情を持っており、相手の気持ちや感情を理解し、共感することができます。
- 視野の広さ:AIは特定のタスクに特化したプログラムであり、広範な知識や経験を持っているわけではありません。しかし、人間は多様な経験を積み、広範な知識や見識を持っています。
- 倫理的判断:AIは事前に与えられたルールに従って行動しますが、倫理的な判断をすることはできません。人間は自己意思決定ができ、倫理的な判断をすることができます。
- これらの人間力を活かし、AIと共存し、協力し、相補的に役立てることが重要です。
先の回答と内容的には似通っているが,答え方に微妙な差がある。そこで,「AI に」と「ChatGPTに」と,対抗する対象が違う場合には,答え方が違うのかを訊いてみた。回答は:
理由は、両方の質問が異なる意味を持っているためです。最初の質問は、あなたの友人がChatGPTに対抗するために必要な人間力について尋ねたもので、それはChatGPTと同じまたは同等の認知力や知識を持つ人間の能力を指す可能性があります。一方、2番目の質問は、AI全般に対抗するために必要な人間力について尋ねたもので、これはAIの限界や欠点を補完し、人間的な価値や能力を活用することができる能力を指す可能性があります。したがって、両方の質問に対するChatGPTの回答は異なる可能性があり、前者には自己言及的な回答が含まれる可能性が高く、後者には人間の特性や能力を強調する回答が含まれる可能性が高いと言えます。
どうもわかったようで,はぐらかされたような気になる回答で,釈然としない。ただ感じたことは,質問の仕方によって,同じ内容の問題でも微妙に違った回答をChatGPTがすることがあるということだ。ちなみに,BingにAIに対する人間力とBingに対する人間力との間に違いがあるか訊いてみた。回答は:
Bingに対抗する人間力とAIに対抗する人間力との間には違いがあります。
Bingに対抗する人間力とは、Bingが提供する情報やサービスを利用しながら、自分の判断力や批判的思考力を維持したり、Bingができないことを行ったりする能力のことです。
AIに対抗する人間力とは、AIが得意としない分野での人間の能力や特徴のことです。例えば、人間はAIよりも柔軟に新しい環境や状況に適応したり、創造的なアイデアを出したり、感情や価値観を共有したりすることができます。
Bingに対抗する人間力は、Bingを使うことで高めることができます。Bingはあなたの質問に答えたり、あなたの創造性を刺激したりすることで、あなたの知識やスキルを広げることができます。
AIに対抗する人間力は、Bingを使わないことで高めることができます。Bingを使わないことで、あなたは自分で情報を探したり、自分で問題を解決したりすることで、あなたの適応力や創造力を強化することができます。
Bingはあなたの人間力をサポートするパートナーです。
ここに列挙した回答はいずれもAIが作り出したもので,その正当性や十分性が満たされているかは別問題である。それこそ,それを判断するのが人間力であろう。過大評価も過小評価もせず,マイペースで使うことが肝要であろう。
残念天皇賞
またもや長蛇を逸した。例によって,三連複の2頭まではあてるのだが,3頭目に予想しない馬が入ってくる。ディープポンドとは,人気では6番目だが,そこまでは手が回らなかった。それにしても,1番人気のタイトルホルダーが途中棄権とは,驚いた。次は,5月28日のダービー。懲りずに夢を追いかけよう。
STOP WAR!