学区内の主要道路の両脇数Kmにわたって、コスモスの花が咲き揃う季節も間近である。
6月中旬に子どもたちも出て苗植えをした。
ずっと以前から地域のシンボルとしてコスモスを植え、「コスモスライン」と名づけられている。
話材と思って調べたコスモスだったが、いろいろと興味深いこともあったので学校報でも紹介した。
全校集会でのお話のために、「コスモス」のことを調べていたら、「コスモスの花びらは8枚のように見えるが、実は中の黄色い粒々も一つ一つが花である。そして花びらのように見えるのは中の粒の進化したもので、生き残るための虫に対するアピールである」こと、それから「メキシコの高地が原産のため、強風や乾燥から身を守るために、葉が細くなっている」ことがわかりました。
改めて、植物の環境に対する適応性に感心させられました。
本校の教育目標「やさしく たくましい コスモスの子」の、「コスモス」は「地域のシンボル」としての使い方には違いないでしょうが、植物としてのコスモスのことを知ると、また別の思いも浮かんできます。
「秋桜」という和名がつくほどの美しさがやさしさにつながり、風や乾燥に負けない強さがたくましさにつながるということです。特に、ちょっとぐらいの風でぐらつかず、いつも「水」を与えられなくても自分で踏ん張れることは、子どもたちにぜひとも身につけてほしい力です。
始業式の挨拶の中でも「つらくてもがんばる」ということを取り上げました。様々なモノが発達しなかった昔なら、そういう力は自然に育つ環境と言えたかもしれませんが、今はよほど意識しないと難しくなりました。
コスモスの話の最後に「世界一大きなコスモス」のことを紹介しました。高さはなんと3m48cm、花の直径は12cmあるそうでギネスブックにも掲載されています。
実はこの花は日本で育てられていて、育てた方に方法を聞いてみると、「普通に育てること」という返答があったそうです。
「普通」というのはなかなか深い言葉だなあ、と思わされます。
大きく伸ばすために「必要のないものはばっさりと切り、余計なものは与えずに、肝心なところで支える」…そんなイメージでしょうか。
まさしく、子育てにも通じる考え方だなあと納得しました。(9/7)
6月中旬に子どもたちも出て苗植えをした。
ずっと以前から地域のシンボルとしてコスモスを植え、「コスモスライン」と名づけられている。
話材と思って調べたコスモスだったが、いろいろと興味深いこともあったので学校報でも紹介した。
全校集会でのお話のために、「コスモス」のことを調べていたら、「コスモスの花びらは8枚のように見えるが、実は中の黄色い粒々も一つ一つが花である。そして花びらのように見えるのは中の粒の進化したもので、生き残るための虫に対するアピールである」こと、それから「メキシコの高地が原産のため、強風や乾燥から身を守るために、葉が細くなっている」ことがわかりました。
改めて、植物の環境に対する適応性に感心させられました。
本校の教育目標「やさしく たくましい コスモスの子」の、「コスモス」は「地域のシンボル」としての使い方には違いないでしょうが、植物としてのコスモスのことを知ると、また別の思いも浮かんできます。
「秋桜」という和名がつくほどの美しさがやさしさにつながり、風や乾燥に負けない強さがたくましさにつながるということです。特に、ちょっとぐらいの風でぐらつかず、いつも「水」を与えられなくても自分で踏ん張れることは、子どもたちにぜひとも身につけてほしい力です。
始業式の挨拶の中でも「つらくてもがんばる」ということを取り上げました。様々なモノが発達しなかった昔なら、そういう力は自然に育つ環境と言えたかもしれませんが、今はよほど意識しないと難しくなりました。
コスモスの話の最後に「世界一大きなコスモス」のことを紹介しました。高さはなんと3m48cm、花の直径は12cmあるそうでギネスブックにも掲載されています。
実はこの花は日本で育てられていて、育てた方に方法を聞いてみると、「普通に育てること」という返答があったそうです。
「普通」というのはなかなか深い言葉だなあ、と思わされます。
大きく伸ばすために「必要のないものはばっさりと切り、余計なものは与えずに、肝心なところで支える」…そんなイメージでしょうか。
まさしく、子育てにも通じる考え方だなあと納得しました。(9/7)
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