すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

「処暑」より「処疫」が…

2021年08月23日 | 雑記帳
 二十四節気の「処暑」。「暑さが止み…」とされるがまだまだ日中は盛りである。5月や10月に異常に暑い日があったりして年々季節感が無くなっている気がする。そしてそれ以上にコロナ禍によって地域行事が途切れて、季節の変化が薄くなっている。コロナを「疫」に置き換えてみれば、欲しいのは「処疫」だなあ。



 通知文書を作っていて、少し格好つけて「忸怩たる思い」という語を使ってしまった。点検している職員に「なんて読むんですか」と訊かれ答えたまではよかったが、後になって使い方がふさわしかったか気になった。事業中止を伝える反省なので間違ってはいないが、ニュアンスがずれたか。まさに忸怩たる思いだ。


 今年の西瓜はみんな美味かった

 「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の語が連日ニュースを賑わす。後者を「マンボウ」と略したのは春の頃、すぐに苦情があって報道では使われていないようだ。しかし意外にこの言い方は残っていると会話をしていて思う。どうせなら一つ「キンセン」とでも言ってみますか…益々、言葉も中身も軽くなる



 昨日「わっぱか」という方言を調べていたら、「はかがゆく」「はかどる」と関係ありと記述されていた。方言では「はがえぐ」と使う。この「はか」は漢字で書くと「計・量」と広辞苑に記されている。慣用句は「計が行く」で載っている。初見では誤読しそうだ。「はかどる」は「捗る」と書けるし「捗」を支持する。



 月に2,3度はチェックする内田樹氏のブログを読み、えっと思った。なんやかんやあっても「なんとかなる」と言い続けてきた人が…。「どうしたらいいのか、わからなくなってきた」と書いた。これは結構ショック。危機の認識を共有し、身を守る、周囲を守る、国を守るための行動に移さねば…。政局に目を奪われるな