退勤後にいつも書店に立ち寄ったら、小学館の教育技術誌の4月号が並んでいた。いつものように『総合教育技術』誌を手にとる。「どの子も伸ばす『授業』のつくり方」という特集。なかみをぺらぺらっとめくっても、秋田がどうの福井がどうのと、正直いつも変わりばえのしないラインナップだ。付録も一年間の仕事見通しBookなるもの。新鮮味に欠ける。
ふと隣に目を移すと、小1から小6までの教育技術誌が2~3冊ほどずつ並べられている。4月号は入荷数が多いと思いながら背表紙を見る。もちろん、いずれも4月を意識した特集である。「4月のお仕事パーフェクトガイド」「クラスを大きく伸ばす『4月の学級経営』」ちょっびり具体的なのは「学級づくり『最初の一週間』の仕事」…これは小四かと中身を開く。
冒頭の特別対談が「金大竜×赤坂真二」である。現在の教育界では珍しくはない組み合わせだが、表紙の写真はおふざけモードだ。しかも、キャプションにはこうある。「この2人、売れないお笑いコンビではありません。」いやあ、これは今までなかったなあと思う。中身も、入りと締めはきちんと笑いをとるように出来ている。しかもうまい。こういう時代になった。
この5ページの対談のあとのページにさらに驚かされる。「4月の先生のファッションノート」。ジャケットとシャツの組み合わせで印象がかわることを、スタイリストのコメントつきで紹介。モデルは教員歴3年目の男性。下欄には衣類の個別の値段があり、問い合わせ先も書かれてある。ごくふつうの商業月刊誌にありがちなスタイルである。見入ってしまう。
めくっていくと「保護者の覆面座談会」という、読みたいような読みたくないようなページもある。なんと、これは連載だという。ここでは保護者会の持ち方について4人の母親が言いたい放題とまではいかないが、辛辣な意見を述べる。なぜかここも最後は「先生のファッションってどう思う」という話題が…。ママトークは「好感度」がキーワードだろう。
だらだら書いたが、なぜ「小四教育技術」誌を取り上げたかは別の理由がある。他の5学年の編集とはかなり差があるようだった。表紙ページに「人」が多いことが特徴である。他学年誌でももちろん著名な方はいるのだが、いわゆる教育畑の実践者が圧倒的である。先の二人を始め、福山憲市、菊池省三、土作彰、さらに連載者として、二瓶弘行、横山浩之…
中身は明日。
ふと隣に目を移すと、小1から小6までの教育技術誌が2~3冊ほどずつ並べられている。4月号は入荷数が多いと思いながら背表紙を見る。もちろん、いずれも4月を意識した特集である。「4月のお仕事パーフェクトガイド」「クラスを大きく伸ばす『4月の学級経営』」ちょっびり具体的なのは「学級づくり『最初の一週間』の仕事」…これは小四かと中身を開く。
冒頭の特別対談が「金大竜×赤坂真二」である。現在の教育界では珍しくはない組み合わせだが、表紙の写真はおふざけモードだ。しかも、キャプションにはこうある。「この2人、売れないお笑いコンビではありません。」いやあ、これは今までなかったなあと思う。中身も、入りと締めはきちんと笑いをとるように出来ている。しかもうまい。こういう時代になった。
この5ページの対談のあとのページにさらに驚かされる。「4月の先生のファッションノート」。ジャケットとシャツの組み合わせで印象がかわることを、スタイリストのコメントつきで紹介。モデルは教員歴3年目の男性。下欄には衣類の個別の値段があり、問い合わせ先も書かれてある。ごくふつうの商業月刊誌にありがちなスタイルである。見入ってしまう。
めくっていくと「保護者の覆面座談会」という、読みたいような読みたくないようなページもある。なんと、これは連載だという。ここでは保護者会の持ち方について4人の母親が言いたい放題とまではいかないが、辛辣な意見を述べる。なぜかここも最後は「先生のファッションってどう思う」という話題が…。ママトークは「好感度」がキーワードだろう。
だらだら書いたが、なぜ「小四教育技術」誌を取り上げたかは別の理由がある。他の5学年の編集とはかなり差があるようだった。表紙ページに「人」が多いことが特徴である。他学年誌でももちろん著名な方はいるのだが、いわゆる教育畑の実践者が圧倒的である。先の二人を始め、福山憲市、菊池省三、土作彰、さらに連載者として、二瓶弘行、横山浩之…
中身は明日。