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15行原稿顛末記②

2015年03月18日 | 教育ノート
 授業イメージは、「であい」に始まり、「りかい」で深まる

 格好つけてそんなふうに題づけしたものの、ごく普通のことだし、実のところは「であいの五カ条」と「りかいの五カ条」に分けて、実際に新教科書を手にしたときに行うこと、それから教材研究時に行うことの、分割統合作戦を組んだわけである。
 体よくずらしただけである。

 「であいの五カ条」には、こんなふうに書いた。

 新教科書を手にしたら、しっかりと正対しなければならない。

 1 しっかり開いて折目をつける      
 2 目次を全部声に出して読む
 3 巻末、付録の内容を確かめる      
 4 重点にしたい教材を3つ選ぶ
 5 学習用語をピックアップする


 1は、何をいまさらのようなことを書いた。
 しかし、この点は見逃してはいけないことだ。いいかげんな開き方であっては、後日の「開きやすさ」が違う。
 意識なしに行っていれば変な癖がつく。一枚一ページを丁寧に行いたい…こう書いていて、これは学級の出会いも同様ではないかと気づく。

 しっかり開いて折目をつけること(イメージとしては、一人一人ときちんと正対する活動をする、担任として願いを明らかにする等)は何より必要である。
 2から5までは、担任時代に出来なかったこともあるが、今絞り込んで挙げるならば、優先度が高い事項だ。

 続けて「りかいの五カ条」。
 こう書く。

 教材研究にも授業づくりにも、共通して有効な方法がある。