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資源の見きわめ、与え方

2008年06月20日 | 読書
 物品に限らず、情報や人脈など、相手が欲しい「資源」を与えられる態勢を常に取っておくこと。それが影響力を生む。
 日経ビジネスアソシエ(08.06.17)

 学校での授業や生活で教師が子どもに影響力を持つのは、つまりはこういうだなと今更ながらに思う。
 そして資源の与え方こそが教育という見方もできるのだろう。
 つまり、相手の要求の度合いを見きわめ、どんな資源をどの程度与えることが、その子の能力を引き出すことになるのか…。そして「欲しい」という要求が持続し、自力で資源を求めるようになるのか…。

 資源というとらえ方をすると、指導のあり方が一味違うようにも思えてくる。

 そして教師は、資源をどんなふうに自らへ供給していくかという点がとても重要になる。