【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

シャフトが走る?!

2019年02月23日 18時03分15秒 | ゴルフ

シャフトを走らせる・・・
まあ 慣用句としては分かりますが
それをその 言葉の通り行おう とするのは
クラブの機能を壊すだけでなく
その使い方はからだをも痛めてしまいます。


クラブ、特にヘッドが移動するのは
打ち手が動作によってグリップが移動するからです。

素早く移動する、動くのを「走る」という表現にするのなら
「クラブが走る」と言う方が正しいでしょう。


一般的に言われる「シャフトが走る」動作は
ヘッドを走らせるため、グリップを止めます。
動かすことを止めることで行うのですから
当然不具合は起こり易くなります。

クラブの移動を作り出すはずのグリップの移動を止めるのですから
確かに反動で シャフトが弾くようにボールを打ちますが
これでは 打撃側のモーメントが低すぎます。
グリップより先に ほんの250gの物体 の移動です。

グリップの移動も止めず、からだも止めず、
インパクトを行えば その20倍もの重さ50キロ近くのモノが
移動中、運動中に 45gの物体を打つのですから
どちらの方が「強く」「負けない」インパクト作れるかは
余りにもはっきりしています。

ヘッドスピード信仰の表れですけれど…
ヘッドスピードは一番先端部で数字が大きくなるので
商売的に使われている向きが強いですが
基本的には グリップの移動速度、運動の動作速度 です。

速くヘッドを振るのではなく
早くインパクトに辿り着く方が
体に負担なく、クラブの機能も使え、
実は「飛ばす基本」です。

シャフトを振る行為。。。は
ヘッドを走らせる行為は
その振った分だけ、グリップを強く握る=止める実感
から来る「振った気になる」に過ぎません。
✋ヘッドを速く振れば振るほどグリップを強く握りなおす 
✋動かそうとすればするほど止めなくてはならない
という矛盾から逃れられません。

ヘッドを走らせる分、
グリップを動かすのです。
スイングは グリップをたくさん動かすのです。
急ぐ必要はありませんが、グリップの移動速度を
下げる行為をしてはいけません。

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重さと落下速度には何の関係もありません。

2019年02月22日 22時39分53秒 | ゴルフ
重さと落下速度には何の関係もありません。
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ボールを打つコト への意識

2019年02月22日 21時05分07秒 | ゴルフ



ゴルフを始めて…進めていくにあたって
スイング・・・ あえて ボールを打つコト と呼んでみるけれど
ボールを打つコトへの意識が「間違い」が
長年 スイングを、ゴルフを、苦しめているような気がします。


〇ボールを遠くに飛ばすコト と
〇思った方向に打つコト(とりあえず、真っ直ぐ打つと呼びます)
〇思った距離を打つコト
〇ボールを飛ばさないコト

これらは ほぼ均等の重み をもっています。


魅力として 遠くに飛ばすコト は強くあるとは思いますが、
これは 物理的な作用が強く、
クラブを見てみればわかりますが、
遠くに飛ばすには 「少ないロフト」「立ったロフトのクラブ」が
 使えるコト がとても大きいです。

ボールはロフトが少なければ スピンや打ち出し角度が少なくなり
その分、ボール速度は上がりますが、
その「ロフト」を使える ある程度のヘッドスピードは不可欠になります。

かと言って ヘッドスピードの数値 ばかりを追いかけると
ヘッドを振るような振り方は 数値としてヘッドスピードは上がりますが、
ロフトを増やしてしまう打ち方ですので 正直、あまり意味がありません。




使えるのなら 15度のクラブよりも 12度のクラブの方が飛ぶ可能性が
高くなり、更に9度のモノ方が飛ぶ可能性は高いのですが、
それを 普通に打って 宙に浮かせて置けるスピードは必須
それを無理やり 宙に浮かせるような振り方 では
製品ロフトの9度にした意味はないばかりか
他の「ボールを打つコト」に多大な問題を引き起こします。

また、ボールを狙ったところよりも
10% 右や、左に、打ってしまう、曲げてしまうコト は、
狙った距離よりも
10% 多く、もしくは 少なく打ってしまうコトと、
まったく同等な意味、重要性を持っており
どちらかさえ良ければ というのは ゴルフでは通用しません。

ドライバーショットは ティーアップしている、空中にあるボールを打つ
という大変特殊な条件で打つ きわめて特殊ショットです。
その条件でなら 無理して使える ロフト がゆえに
クラブの中で最大飛距離を得られる 訳ですが、
本来 自分にとって ほかのクラブと同じく
そのクラブ【ドライバー】の決まった距離を打つモノである ので
気持ちは分かりますが、飛べば飛ぶほど良い というモノではないのです。

そして 同時に パッティングやアプローチ、バンカーショットなどを含め
全てのことは 自分一人でこなさなければいけないのですから
それが ほかのショット、ほかのスイング、ほかのボールを打つコトに
悪影響を及ぼすようなことでは 例え 飛距離が⑩ヤード余計に飛んだとしても
総合的には大きくマイナス なのです。


✊出来るだけ真っ直ぐ行かせたい
✊出来るだけ狙った距離を打ちたい
✊出来るだけ飛ばしたい
✊出来るだけミスを防ぎたい

それらは どれも等価のモノで
その折衷案として 自分の「ボールの打ち方」というのがあるのを
忘れないで欲しいのです。

そう考えると ボールを打つ方法は
ゴルフクラブ と言う非常に特殊な形状のモノ を使うわけですから
そう あれこれと色々ある訳ではないのです。
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肩をまわす がスイングを壊す元です

2019年02月22日 18時22分26秒 | ゴルフ
からだの回転で 直にゴルフクラブを動かせると
上下左右~立体の ヘッドの入射角度に
かなりはっきりした「規則性」を持つことが出来ます。

それぞれのクラブの長さ通りの入射 になります。


必ず 上から入る形になりますし
必ず インサイドから入る形 になります。
上から、インサイドから、その度合いは人それぞれにはなりますが、
逆球が存在しないショットの組み立てが可能です。


上から打てますから
妙な形での ダフリ~トップは激減し、
特にダフリ に関しては 無くなる と言っても良いほどです。

今までと同じ距離を打つのにずっと楽になり
からだも痛みにくくなりますし、
大袈裟ではなく 良いこと尽くめ なのです。


その「からだ」の回転で直にクラブを動かす というコトの
大きな弊害 となっているのが、
「からだ」を 肩~肩甲骨 だと 錯覚・ご認識していること ですね…。

このゴルフ人生を通して 深く影響を及ぼす ご認識は
ゴルフをやり始めた時、スイングを始めた初期、ビギナーの頃に
刷り込まれることが殆どだと思います。

初めてクラブを持って・・・・練習場に行き、、ボールを打とうとする
〇スイングは円を描いて見えます し
〇ボールはヘッドで弾くモノ
〇ヘッドは「速く」「たくさん」動かすモノ って思いますよね きっと。

本来、ゴルフクラブ、ゴルフショットは
上下左右、立体の「角度」が非常に重要で
その角度は 結構 "密" になっています。
ですので ヘッドを振る、シャフトを振るような動きでは
そのクラブの本来の球、本来の距離が出にくく、
番手間の差がはっきりしなくなりますが、
上手く打てない → 当たるようになる → 番手間の差が出てくる
上達の段階をそう認識している可能性が低くないでしょうから
初めての一歩での 「からだ」というのがどこなのか
問題にはならないのだと思います。

当たらない ので
アプローチのように小さな振りから始める訳ですが、
前述の〇スイングは円を描いて見えます し
〇ボールはヘッドで弾くモノ
〇ヘッドは「速く」「たくさん」動かすモノ 
がありますので やっぱり👈こういう風に動かすコトに
なるのでしょう。
✋この絵は 平面上にあるので
 把握しにくいかもしれませんが、
 左右の肩を揺さぶっているのではなく
 前傾姿勢のある 体の向きが変わっているから
 このようなデフォルメになるのです


それが パッティングストロークやアプローチへする段階になると
このような動きに定着してしまうでしょうから
この時点で 体は「肩~肩甲骨」が基礎で
その延長線上に 胴体を捻る
腰・骨盤はずっと ボールに向けて置く という
ゴルフスイングの最悪な基礎が築かれてしまう訳です。

このパッティングの延長線上のスイングになるのです・・・ とほほほ

ショット・・・ だとして、これよりも深いテークバック・フォローになれば
片方の手が届かなくなりますから
テークバックでは開いて、フォローでは閉じなくてはなりません。
届かないのですから選択の余地はないです。

からだの回転 と信じている行為は そのまま「ギッタンバッコン」なので
5年、10年続けても ダフリとトップのミスから逃れられない・・・
ダフリとトップの隙間に まあ そこそこの「当たり」が存在する状態です。

✊そのクラブの本来の入射よりも 必ず緩い角度で入ってくるので
距離も出にくいですから より大きく、より速く振ることが必要です。
それが更にミスを、そして体の故障を生んでしまいます。
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ゴルフスイングを考えるうえでクラブの偏重性は無視できません

2019年02月21日 21時17分33秒 | ゴルフ



まあ 正直 どんなゴルフをしても
ゴルフは楽しいですから それぞれの方が
それぞれの楽しみ方をするのは良いと思います。

ただ ことゴルフスイングを良くする というのには
ゴルフクラブの機能や構造を無視する訳には行きません。

偏った重さの配分や上下前後左右対称性のないゴルフクラブ
それを上手に扱い、その機能を活用するには
ある程度の基礎知識が必要です。

スイングは 基礎的には横移動の運動 です。
傾きを無視すれば、地面に平行に横に動かしているに過ぎません。
極端には横にステップして移動させる と考えてみてください。
しかし それでは人間の能力的に
出せる運動速度に限界があり、たくさん飛ばないので
その場に立ち、体を回す ことで、その運動速度を稼ぎました。

ここでよく考えて欲しいのは
ゴルフクラブは 長さと言う点においても、
ヘッドと言う局所においても とても偏重した構造です。
偏重したものを丸く扱う 円で振る というのは
その偏重をさらに強く、増すことになり、
長さであれば その先端部への遠心力、
ヘッドであれば 重心の位置の残ろうとするチカラ、
(重心位置がそこに留まろうとする力がフェースを開きます)
が増すばかりです。

向きを変える、体を回転させる行為は
横移動の亜種 ですので
横移動 と言うコトに主眼を置いて
その偏重した構造を上手く使っていく必要があります。

ですので、クラブを丸く振って
ヘッドというモノをターンさせる
 👉シャフト軸にヘッドのトゥ~ヒール(重心距離)をターンさせる
  というのは 愚の骨頂 というか
  その偏重性を強める行為です。
というのは 最終的には運動能力と練習量・頻度で
解決するのですから 体育会系なノリ です。
言葉は悪いですが、上手く出来なければ 下手
上手く出来て当たり前 のような風潮が強いですが、
自分の頭で考えれば、始めから無駄な目標なのです。
全部 脳みそ筋肉で解決するのですから…。
よって、ヘッドの軽さ
ヘッドを軽く感じるシャフトの硬さ
というのを好むようになるのだと思います。

クラブを丸く振れば ヘッドと言う打撃部分は
より一層留まろうとし、体の右サイド、
右サイドへとズレていきます。
フェースはどんどん開いていきます。

加えて 「ヘッドの重さを使え」 というのを
 👉手を抜いて クラブを動かす
と勝手に解釈している多くのゴルファーは
キッカケだけ 少し体の回転で与えてあげ
グリップを止めることによって
ヘッドに残った運動慣性で クラブを上げる、テークバックする、
と言う手抜きな準備を造るようになります。
プロもそうですが、アマチャアゴルファーの7割を超えるような
人がこの「ヘッドの重さの使い方」を妄信しています。



体の向き というのは
前傾姿勢がある 股関節~骨盤 が礎になりますが、
手だけでクラブを動かしていますので、体は捩じられ、
高さ と言う点に於いてだけ
ヘッドはトップの位置に行きましたが、
だいたいのケース 横にクラブを倒して
グリップの高さ、クラブの高さを取っただけ なので
クラブの重さによる 下に落ちる効果 というのを
ダウンスイングで受けることが出来ません。
✋本当はその重さによる落下効果が打撃の補助にも
 安定性の元、再現性の元、になるのですが、
 そこはガン無視です。


骨盤の正面、骨盤の幅にあるから
元のロフトで打撃できるのですが、
それよりも右にズラしてしまったものは
元のロフトよりも大きなロフトになり
フェースも右を向いているので 飛びません。
例えていうのなら ヘッドスピードが50msあっても
200ヤード飛ぶかどうか と言う球になります。

ですので フェースターン が必要になるのです。

しかし 前述のように
クラブと言う長さに対し、偏重したモノを丸く振り
ヘッドと言う面の長さに対し、偏重したモノを回転させる
と言う二重の行為は 当然打ち手に影響
打ち手の姿勢やヘッドの軌道の影響を与え
それは ボールを! ボールを目標方向へ!
と言う本能的な目的があるので、それを踏まえた上で
反射的に人間が動作を補うことになります。

その量や振り加減、フェースターンの始める時期や
その軌道、その軌道の大きさや速さ によって
影響は毎回毎回違い、二度と同じ状況はありません。
それを 反射 で補うのですから
いったい 何のために練習しているんでしょうか…。

反射行為を衰えさせないため というのには納得です。


アウトサイドイン…は本当の意味では
単なる振り遅れで
単なる手振りに過ぎず
それを補うために「フェースターン」「フェースローテーション」
というのは 更なるアウトサイドインを生み、
それそのものが「手打ち」なのですから
何を目標に… どこへ行きたいのか 私には分かりません。

そして それは非常に残念ですが、
人間の反射、運動性能次第なので
誰にも助けて貰えず、クラブの恩恵もなにひとつなく
(ゴルフクラブの機能が濃ければ濃いほどマイナスに働きます)
単に 自分の身体能力で解決するしかない道 です。
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スイング軌道の呪縛

2019年02月21日 12時41分26秒 | ゴルフ
重複する内容にはなりますが、
頭のトレーニングとして重要な部分です。

多くの人は
スイングを治したり、
スライスを修正するのに
スイング軌道を考えていますが
それは
ヘッドの道のり/軌跡を指すものではありません。

スイング軌道というのは『時期』を指します。




インサイド というのは
体が右を向いており
左右の体で 左サイドが低い時間です。
アウトサイドというのは
体が左を向いており
左右の体の 右サイドが低い時間です。

スイング用語でいう
アウトサイドイン とは
単に振り遅れ、打ち損じに近い状態を指し
それをインサイドに無理やり変えても
道のりだけが ボールの手前(自分側)から入ったに過ぎず
ロフトが開き、フェースも必要以上に右を向きますから
別の問題にすり替わったに過ぎません。
正しいスイング、ゴルフクラブの機能を使ったショットでは
アウトサイドイン というオプションは存在しないのです。
IMG_0549

正しくは『インサイドイン』です。
しかし、
打つまではクラブが短くなるような小さな半径になり
打ち終わった後は遠心力等によってクラブが長くなるような
大きな半径に見えるので
第3者の目からは インサイドアウト に見える に
過ぎません。

直接、体の向きの変更によって
スイングの軌跡が作られれば
左右の軌跡だけでなく
ヘッドの入ってくる上下の軌跡も
そのクラブの長さ、
そのクラブの長さが作る前傾姿勢によって
ある程度 規則性を持つようになります。

しかし それを 体の向きとは関係なく
腕さばきによって 軌跡を造ろうとすると
先ほど述べた通り、左右の軌跡だけでなく
ロフトやフェースの向き
そして 入ってくる上下の角度にも規則性が
無くなってしまうので
ショットの安定の基盤がなくなってしまいます。

詳細は割愛しますが、腕さばき、ローテーション、
手の返し の動きはほぼ例外なく前傾姿勢を無くし
体を起こしてしまうので
アドレス時の前傾姿勢の重要性や
スタンスの向きの重要性も低くなるので
アドレス姿勢そのものもおざなりになって行きます。


よって 飛ばないことやスライス、ミスショットの根源
と考えられている 「アウトサイドイン」 は
アウトサイドインになる根源
振り遅れになる根源を解決しない限り
単にヘッドの軌跡だけ追いかけても
何ら解決せず、より問題を複雑化、難易度を上げるだけで
百害あって一利もないのです。
実際に それをトライされている方は多いと思いますが、
ショットは フルショットだけでなく、アプローチや
パッティングとも一貫しているものです。
ヘッドの通る軌跡だけを追いかけた人は
スピードで解決できるフルショットはまだしも
必ず アプローチやパッティングで破綻します。
約束しましょう。
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第3回 スイング大改造セミナー開催

2019年02月21日 00時17分00秒 | ゴルフ

第3回 スイング大改造セミナー開催



👉来る3月7日(木) 午後3時頃 より


👉場所:ハミングバード 横須賀店:大矢部3-14-10
...

ゴルフスイング大改造セミナー を開催(2時間以上)いたします。

参加費:お問い合わせください→野澤
 〇046-804-1480 まで
 〇hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp



スイングを教えたい人に、より有益なセミナーと思います
また スイングを変えたい、
良くしたい、教わりたい 場面でどういう考えがそれを有効にしていくか と言うのにとても効果的です。
スペースの都合上、同時に受講する人数には限りがありますので、参加は事前にお知らせください      店主
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 "R" では硬すぎます

2019年02月20日 21時49分50秒 | ゴルフ




一般的に
シャフトのRは柔らかい と思われていますが
大間違いです。     (・・・硬すぎです)

このシャフトの硬さ表記(目安)が
アマチュアゴルファーを苦しめているのではないかと感じます。


歯ブラシの硬さは かたい~ふつう~やわらかい
とあって、用途もそうですが、好みで選んだり
自分との相性だったりするのでしょう。


愚痴みたいになりますが…

ゴルフのシャフトの R(アール)は
"レギュラー" Regular  の頭文字です。
・・・通例の…正常の…・・・と言う意味合いですが、
平均的な、もしくは 中ほど と言う意味も含みますよね。
しかし シャフトの硬さの場合、
これよりも下(柔らかい)モノは
 R2(A) と L(レデイ―ス) しかありませんが、
これより上の硬さには
SR~S~SX~X~XX~XXX …と
かなり豊富に存在しています。
機種によっては Xはあっても、R2の無いものも
少なくないのが現状です。

どう考えても R は真ん中の存在と言うよりも
一番柔らかい、男性が使う一番下のスペック
という存在です。

ドライバーシャフト…で言うと
機種によって その R の位置づけもかなり幅広く異なりますが、
国内で人気があり、中高年向け と言われるゼクシオの R は
 45インチ換算で 220~230cpm 辺りです。


正直、 堅い!硬い!固い! です。




シャフトの場合、好み…と言う点も否めませんが、
弊社の平均的な シャフトの硬さは 
   140~150cpm です。

上記の 🄬 とは 70~80cpm も異なり、
その差は XXXシャフトと🄬シャフトの硬さの差以上の開きです。

で その 80cpm も柔らかいシャフト を
どの位のヘッドスピード、
どの位の体力、年齢の方が使うか というと
 38~40ms の平均的なヘッドスピードの人で
 年齢的には 55歳前後 に相当するでしょう。

多少 慣れる必要はあっても
多くの人がこの柔らかさで 楽に
今まで以上に飛ばせるケースも少なくありませんし、
何より 体を痛める人が殆どいない柔らかさ です。

150cpmから見ると 230cpm は明らかに硬すぎます。

弊社のような例外を除けば
200cpm以下のクラブは存在しないに等しいですから
230cpmがボトム、最も柔らかいシャフトの認識は
仕方ないとは思いますが、パワーの無い方や
高齢の方、女性には この硬さでは硬すぎて
ヘッドの重さの恩恵、シャフトの恩恵を賜ることは不可能…!
まして 同じような硬さのクラブである限り
クラブの機種やメーカーを変えても 差はない…!
のは仕方ないかも知れません。

シャフトの【硬さに種類】があるのは意味があって
自分にとって 適切な硬さ を選ぶことが重要ですが、
好みもあるとは思いますが、少なくとも
自分にとって『動かない』硬さでは
シャフトの機能を果たさないと思います。



私は もっと多くの人がゴルフを楽しみ
高齢になってからでも 道具の恩恵を利用し、
若者をやっつけられる ようにするには
少なくとも ドライバーの硬さの標準表記
 🄬は 180cpm 辺りであるべきだと思います。

そして シャフトの硬さの差ももっとはっきり取り 
レデイ―ス 140cpm
R2    160cpm
SR    200cpm
S     220cpm
X     240cpm
という差配であれば もっとゴルフが盛んになり
世界のゴルフの標準が日本になる日がやってくると思っています。

飛距離は勿論ですが、
ゴルフはスコアの少なさを争うゲームです。
そのゲームの特性は 日本人の気質にはとても合っている
と感じますが、今のまま ただ力づくで
頭や技巧を使わないで ねじ伏せるようなやり方の
土俵に乗っている限り 本当の日本人チャンピオンも
日本のゴルフブームも 二度と訪れないと感じます。
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右中間に低いライナーを打つ練習を‼

2019年02月20日 20時47分08秒 | ゴルフ

✋遠くに飛ばすためにも、
✋思った通りの方向に行かすためにも、
✋似たような弾道が繰り返し打てるためにも、
✋フルショットとアプローチ、共有して打つためにも、
正しい向きのアドレスで
いつも通りのボールの位置(左足かかと付近)で
 ➟(ドリルの色合いを濃くするのであれば、いつもより左がいいです)
プッシュストレートを打つ練習はとても有効です。
普通に打つ弾道よりも やや低めなライナー のイメージです。


ヘッドターンやヘッドがグリップを追い抜くスイングでは
左足かかと付近の地面にあるボールは
基本的に 届・き・ま・せ・ん

※この練習はフェアウェイウッドやドライバーですると良いでしょう。

左足かかと付近のボールを
 右に真っ直ぐ~右に曲げず打つのには
ボールよりも内側(自分側)から
右にフェースを向けて打たなくてはなりません。

手でクラブを振る人が
正しくない 見た目だけのインサイドから
ヘッドを入れてくると 必ずフェースはダダ開きです。
このままではソールでボールを打つことになりますから
フェースで打つ為、ヘッドターンをする必要が生まれ
その結果、スイング軌道が急激にインに切り込みます。

👉今、トーナメント等で活躍プロは
この急激にインに入るヘッドを のけぞって
上を向いて緩和する痛いテクニックを使っています。
彼らと親子ほどの歳の差がある我々には
到底 やり続けられない曲芸です。



始めはランニングアプローチのような感じで
やり始める必要があるかも…ですが、
体の回転で、体の回転通りに
ヘッドをインから、右に向けて ボールを押し出してあげる
と…この内容ですと やはり頭はヘッドのコトに行ってしまう
と思うのですが、グリップをインから入れるのです。
グリップの位置は 勿論、体の回転のせいですが
インパクト辺りが一番ボールの方へ近づく時間帯です。
アプローチに限りませんが
多くの人はインパクト付近で 飛球線と平行に真っ直ぐ
練習場のマットに沿って真っ直ぐ動く習慣、感覚があるようです。


フェアウェイウッドなどの練習で
ヘッドではなく、グリップがどのあたりを通過するのか、
グリップがどの位の高さ/低さになっていくのか、
あくまでも イメージで良いのですが
 仮想の、グリップの通る道のりと言うのも考えてみてください。


①フェアウェイウッドかドライバーで
②地面/マットに置いたボールを
③普段通りの左足かかと、もしくはそれよりも左
④普段通りよりも低い右へのライナーのイメージ


この練習は傾斜地で
体が思うとおりに回せず、ボールを若干 中目に
おいた時のショットのためにも有効です。
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フィニッシュが取れない…とお悩みのゴルファーへ

2019年02月19日 21時03分31秒 | ゴルフ

ゴルフスイングの悩みの中で
意外にも『フィニッシュが取れない』というのが
少なくありません。

確かに少なくないですね。
別な言い方をすると
左を向けない人が少なくない とも言えます。

それにははっきりとした理由があって
少々嫌味交じりで言えば
フィニッシュを取りたい という気持ちを
フィニッシュを取らない という意志のある行動で
封じていると言えます。



本来 ゴルフのクラブの動きは
体の回転~向きの変更によって行われます。
もっとはっきり言えば 体の向きの変更によって
グリップが移動することがゴルフのスイングです。
ヘッドに関していえば 先端に付いている重量分を差し引いて
グリップが移動した分「だけ」ヘッドが移動するのです。
ですので クラブのターンは
そのまま体の向きが変わることで
クラブがターンして『見える』のは
向きを変えただけの事なのです。


ところが、多くのゴルファーは
それを理解せず、円に動く軌道をなぞるのを
手で行い、手によりヘッドなり、クラブのターンを
作ってしまいます。

別な言い方をすれば、
遅れたヘッドがグリップを追い抜く動き
=ヘッドを返す 遅れた分を取り返す動きで
ショットをしてしまっています。

手を返す。ヘッドが返ってくる
ヘッドがグリップを追い抜く
という行動は
グリップが減速、もしくは止まらないと不可能です。

良く頭を働かせてください。

長い棒の先に重さが付いています。
普通にしておいても 重さは「動かし難さ」の塊です。
自分が動作をして、グリップが移動するから
その結果、ヘッドも動くのですから
そのヘッドが位置関係としてグリップを追い抜くことは
作為的でない限り、絶対に出来ません。

それでなくとも 体の向きを変える円周の動きなので
ヘッド部の方が沢山の距離を移動するのです。
長さ分の差異はあったとしても
ヘッドの移動エネルギーの源は
自分の運動によるグリップの移動です。

沢山の距離を移動して
同じ、もしくはそれよりも低い移動速度で動いている
外周に当たるヘッドの方が、内周に当たるグリップよりも
先に行くのは 物理的に不可能なのです。

ですので その根拠のない妄言を信じて
ヘッドを返したり、遅れを取り戻す行為は
グリップの減速、グリップの止め
即ち左サイドの運動の減速、左サイドの運動の抑制
そのものです。

自分から左を向く
フィニッシュを取る行為そのもの、もしくは
フィニッシュを取る行為につながる動きを抑制して
フィニッシュを取る
というパラドックスを追いかけているのですから
出来ないのも当たり前 なのです。

ゴルフのスイングは
長い棒の先にある重さ ヘッドの重さを利用して
クラブ、特にグリップを動かすものです。
ヘッドの重さでヘッドのそのものを動かすには
グリップの静止、遠心力に対する耐久が必要になり
グリップを止めざるを得ず
それをするのには回転を止めなくてはなりません。

そこが理解できるとスイングの理解もかなり深まると思います。
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