【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

フェアウェイウッドの苦手の解消~体の回転

2019年02月19日 21時01分03秒 | ゴルフ
フェアウェイウッドが苦手…とも共通する話なのだが
クラブを体の回転で動かす という意識が
今のゴルファーにはとても希薄と感じる。

004

体の回転はクラブを動かすキッカケ
腕を振るためのキッカケ としているようで
体の回転でダイレクトにグリップを動かす観念は
殆どないような気がする。

例えば
クラブ(ヘッド)を上から入れる と
クラブ(ヘッド)をインサイドから入れる は
話のテーマが異なっているだけで
元々は全く同じ意味を指す言葉。



スイングの基本機能、基本機構として
スタート時(アドレス時)に前傾姿勢があって
それに体の回転が重なる。
それによって
右を向けば 右側のモノの方が左側より高く
左を向けば 左側のモノの方が右側より高くなる。

ダウンスイング~インパクトの期間は
概ね 右向き~正面向きの期間であるから
インサイドからクラブ(ヘッド)が入ってくる訳で
右向き~正面向きの期間であるから
進行方向の左側が低くなっているから
クラブ(ヘッド)が入ってくる。

➡これが クラブがインサイドから、
上から入ってくるメカニズムであって
このメカニズムはダイレクトに体の動作によって作られるモノ‼
それを手先で作るものではない。

フェアウェイウッドであれば
その形状 奥行きのある形状が地面に干渉して
上手く打てないというのは
そのまま 体の回転でクラブを動かしていないことを指す。
体の回転でクラブを動かしていれば
多少のズレやブレがあったとしても
右向き~正面 であれば
進行方向である左サイドは低いので
「地面」に対してはロフトの立った状態で
ボール付近までやってくる筈。
ロフトが寝た状態というのは
明らかに左サイドが高く、右サイドが低くなってから
インパクトに入ってくるとか
クラブが動き始めることを指している。


ここの部分に気付かずに
ただ手先でその動かし方を変えようとしても
手先では 軌道のインもアウトも
ヘッド姿勢のロフトも立ちも寝も
いくらでも作る出せるが
その双方の両立は不可能だから
ロフトを立てようとすると外から入って来てしまうし
インから入れよるとするとロフトは寝てしまう。

その根本的なクラブの移動を
体の回転で行うか、手先で行うか
というところを始めから考えてみるべきだと思う。
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ゴルフ全般に関する雑感

2019年02月18日 23時52分59秒 | ゴルフ



ゴルフは 今現在、ゴルフをしていない人にとって
とてもハードルの高い、そしてハードルの多い娯楽だと思う。

〇プレーフィーも安くない
〇道具やウエアにもお金がかかる
〇プレー時間(拘束時間)も長い
〇車など私的な移動手段が必要、ある方がベター

その上で
〇ショットの練習…訓練が必要で

現場に出ると
〇ルールもあり
〇プレー速度の問題
〇マナーの問題
〇スコアの問題
があり、何かにつけて他人から注意される機会が多い

👉今回のルール改正を見ていても
ゴルフと言う娯楽は 非常に既得権益の強い遊びに感じる。

プレー速度を速めようとする試みは悪くないとは思う。
しかし それは『既にゴルフをしている人の目線』で
これから ゴルフを始めてみようとする人の目線ではない

スコアにしても、マナーにしても、スイングにしても
ドレに関しても 既得権益でモノを考えているような気がしてならない
どの面に関しても ゴルフの価値観に多くの種類が感じられない


例えば ボーリング と比較してみよう
ボーリングにはマイボールやマイシューズなどを持ち
競技として楽しんでいる人もいる。
一方、ガター防止の枠を出し、子供さんと一緒に楽しむケースもあり
それらは共存して楽しんでいる。
他人に迷惑をかけない と言う最低限のマナーさえ守れば
誰も ルールを厳密に意識もしていないし
ゲーム方式が違うとはいえ、プレー速度を意識することもない
1ゲームだけやってもOKだし 10ゲームでもOK
料金の問題を覚悟すれば ゲーム途中で辞めることも出来る。

今 現在 ゴルフは正直、絶滅の危機に近づきつつある。
どこをどう見繕っても、今のゴルフと言う遊びの形態では
 ゴルフ人口が増える要素はないし、
これから始めるかも の人を魅了させるところも多くない。

✋ゲーム世代の若者にとっては かかる費用もあるけれど
拘束時間や 既得権益の人から「意見」されることも
ゴルフにの夢中になれない原因になっている気がする。
ゴルフの価値観に多様性が無さ過ぎる気がする。


プレーする場所、プレーに必要な敷地の広さの関係上、
拘束時間や金額など ほかの遊びに比べ
どうしてもハードルが高くなる部分があるのだから
それを踏まえたうえで、違う遊び方、違う楽しみ方 
ゴルフに対する多様な価値観 を模索しないと
50年後の生き残っている遊び になれない様な気がする。
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重心位置とスイング

2019年02月18日 17時50分58秒 | ゴルフ




クラブを買い替えようかな と思っている時
ヘッドなどの性能は 参考になる筈です。


ただし その性能、そして効能が
どのように働くのか『正しく』知っていないと
それは スイングにも影響を及ぼしてきます。
それは スイング創りにも影響を及ぼします。

ヘッドの性能には 大きさ(体積)やロフトなどの他に
慣性モーメントや重心位置などがあります。


慣性モーメントは数値で表されますが、
数値が大きくなるほどアバウトですが
ミスの寛容性やエネルギー伝達効率は向上します。
ヘッドの姿勢とともにその運動を持続させようとするチカラ
が向上します。

ゴルフクラブをどのように扱うか
どのようにスイングするか によって
慣性モーメントの数値の大小は
よく働くのか、悪く働くのか 異なってきます。

慣性モーメントの数値の計測は
ヘッド単体を回転させて計測します。
つまり 重心点を軸としての回転軸モーメントです。
シャフト軸のヘッドの慣性モーメントではありません。
ですので ヘッドターンを多用する人にとっては
その数値が高いほど ヘッドターンがし難くなる
と考えてよく、使いにくくなる可能性が上がります。

慣性モーメントの数値の高いものほど
ヘッド姿勢の急激な変化や急加速を嫌いますので
使う人によっては 数値が大きければ良い とは限りません。


重心位置 も同じです。
おそらく・・・ですが、多くの人は
インパクト時にボールにもたらす影響
重心位置の効果をそうとらえている と思いますが、
基本的には間違いです。
ゼロ と言うわけではありませんが、
重心位置の効果は インパクト以前
その重心位置によって ヘッドがどう動かされやすく
どう動かし易いか の方が圧倒的に その特性差を生みます。

例えば 重心の深いモノ(ウッド型の場合)は
ヘッドを前に押し出す作用が強いので
〇ロフトが付き易い
〇入射角度が緩くなり易い
ので ボールが上がり易い・打ち出し角度が高くなり易い
のが 効能的には一般的ですが、
煽り打ちやヘッドターンを多用するスイングの人にとっては
トップやダフリ、チョロになり易い可能性もあがります。
フェアウェイウッドとユーティリティクラブの違いがそれです。




ですので 自分がどのようにクラブを扱っているか
を理解していないと 自分を活かせるクラブを見つけることが
難しくなってしまいます。

シャフトもヘッドもそうですが、その個々の性能差 は
打つ前、インパクト以前
どうインパクトを迎えさせるか の為のもので
インパクトそのものの、その刹那の時間をどうこうする
というモノでは無いのです。
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リリースしないスイング

2019年02月17日 22時40分23秒 | ゴルフ
リリースしないスイング
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現代版『ゴルフクラブの選び方』ロフトのお話し

2019年02月17日 22時05分27秒 | ゴルフ
長くゴルフクラブをデザインしたり、作る仕事に従事していると
ゴルファーがゴルフクラブを選ぶ際に
その選ぶ基準にしているものに
とても不思議……首を傾げたくなるものが多いです。




例えば
シャフトの硬さやドライバーのロフトなど
『上手になったら』硬いシャフトを使う とか
立ったロフトを使う という
ゴルファーのスキルや経験値が
クラブ選びの選定条件になったりしています。

ここに4人のゴルファーが居たとしましょう

①20歳 ハンディキャップ36
②20歳 ハンディキャップ2
③75歳 ハンディキャップ36
④75歳 ハンディキャップ2

さて この4人のゴルフクラブを選ぶ際
シャフトの硬さやロフト角度などは
ゴルフのスキルの一つである
 ハンディキャップを基にして選ぶべきか
はたまた 年齢を基にして選ぶべきか 
 どちらだと思いますか?
どちらが適切だと思いますか?

ロフト角度は好きな球筋や常用するコースのタイプなど
によっても微妙に異なるとは思いますが、
ハンディが同じであれば 20歳の人と75歳の人は
共通のロフト…というのが良さそうに思えますか?


シャフトの硬さ… ロフトの角度もそうですが
シャフトの硬さには種類がある訳です。
ハミングバード視点で言えば、市販の一般的なシャフトは
馬鹿硬くてもどれも同じ…と言えますが(それはさておき)
シャフトの硬さ、というのが存在している限り
それに応じて、その種類に適合する『何か』がある筈です。
ハンディキャップ…でしょうか?
しかし、それがなぜシャフトの硬さなのでしょう?
おかしく思えませんか?

正しく、あくまでも正しくクラブを使うと仮定し
シャフトの硬さは そのシャフトの硬さが
使う人に応じて 運動させた時に
クラブヘッドのずれた重心を 
シャフトやグリップの延長線上の
一直線上に並ばせるための機能で、
当然 それは使う人の使うスピードに応じるものです。

年齢や体力に関係なく、ハンディ・・・
俗世間で言われる「腕前」によって
シャフトの硬さを選ぶ としたら
イコール ではないですが、
75歳のゴルファーは20歳と同じような
ヘッドスピードを出すことは難しいですし、
忘れてはならないのは
75歳のゴルファーの方が 
もし同じ数値(ヘッドスピード)を一時的に出せた としても
それをラウンドを通して、維持することは難しく
後半、どんどん落ちていくスピードに対し
シャフトがどんどん硬く(機能しなくなっていく)
という事になってしまいます。

これもイコールではありませんが
ハンディキャップではなく、似たような年齢の人の方が
(似たような体力) 
クラブ選定をしていく共通項は多いのでは ないでしょうか


外国での選び方は イマイチ よく分かりませんが
兎角 日本では「腕前」というクラブ選びに関して
あまり関係ない要素で選定する習慣が強く
とても損をしていると思います。

クラブを選ぶ前、購入する前に
少し考えてみて下さい。

例えば

 本来使うべきものよりもややロフトの立ったクラブは

 メリット→当たった時に飛ぶ可能性が高い
     →弾道が低い
 デメリット→ロフトが立っていると、ミスへの寛容性は低い
      →弾道が低い

このクラブを長年使い続けるとどうなるか というと

①ミスの頻度が高いので その飛ぶショットが出る割合は
 ロフトの寝たものよりも格段に低く、最高値は高いが
 平均値(飛距離)は低いものになる
②弾道が低いので 上げるショットを身に着けることになる

ゴルフの醍醐味、みたいな部分で
たまに出る「火の出るような当たり」狙いなのは
否定はしませんが、平均飛距離は飛んでないので
結局、飛んでいないことになります。

更に もっと悪いのは、上がりにくいクラブやロフトは
上げるショット、上げるスイング という
飛ばさない方法を覚えるゴルフクラブなんだ! という事です。

見栄を張って「立ったロフト」を選んだことには言及出来ませんが
飛ばしたいために「立ったロフト」を選ぶことは
欲をかいた結果 飛ばせないスイングを覚えることになるのです。

ならば
 逆に使うべきロフトよりもやや『寝たロフト』を使えば

 メリット →ミスをした時に、寛容性が高い(高さに逃げる)
      →飛ばすために 弾道を低くするスイングを覚える
 デメリット→弾道が高くなり易く、距離を損する

という、そのクラブを使っていくことによって
『飛ばせるスイング』を覚えるクラブに投資した方が
 良いのではないでしょうか

ゴルフクラブは目先の結果 も否定しませんが
そのクラブを使っていくことによって
クラブに教育され、導かれていくこと
というのが少なくないので、
そちらの事も考えて損はないと思います。
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ゴルフクラブ◇シャフトの使い方講座

2019年02月16日 19時58分42秒 | ゴルフ



クラブにもよりますが…、ゴルフを始めたばかりであれば

『正しいシャフトの使い方』を覚えるのは

けっして難しくありません。



非常に当たり前ですが、

ゴルフクラブ、ゴルフシャフトは勝手に動きません。

勘違いしてはイケマセンが、

シャフトが、ヘッドがボールを弾いて打つ
 なんてことはあり得ないんです!



シャフトがしなって しなりもどる

ということは グリップとヘッド、
両先端部の運動量に差をあって、初めて起こりえます。

シャフトがしなって、しなり戻るのには

グリップ部の移動が抑制される必要、

減速もしくは停止しないとその運動は発生しません。

つまり これはゴルフクラブの働きではなく、
 逆にクラブを殺す、自分の作為的な動作です。



✊そのために長さがあって、そのために先端が重くなっている

 だから弾いて打つ!

✋いえいえ、ヘッドには角度があって

 出来る限り、そのクラブの角度通りのボールが飛ばないと

 そのエネルギーも意味もありません。
 弾いて打とうとする限り、
 持っているクラブの、そのオリジナルのロフトより
 高く、スピンの多い球になりがちです。
 意図的に、ヘッドがグリップを追い越す と言う行為は
 イコール 左サイドを高く、右サイドを低くすること ですから
 ヘッドでボールを弾く という目的は達成されても
 ダフリやトップ、体が開く、右サイドが突っ込む
 飛距離不足、弾道が高い という問題がより現実的な
 問題にすり替わり、深刻化するだけです。


チャンとしなる、運動する硬さ(柔らかさ)のクラブを

使ったことがないから、その発想になるのですが、

シャフトの役割は

 ゴルフスイングの基本通り、

グリップが移動するから、ヘッドが移動する
に準じます。



シャフトがグリップを押すから グリップの移動が促進され、

シャフトがヘッドの重さをグリップに伝えるから、

 より繰り返し、正しい方向にグリップの移動が促されるのです。



シャフトによって グリップが押されていくから

インパクトが速く訪れるので

 上から打てる、インサイドから打てる可能性が高くなるのです。

その時期に乗っかれば、
重力によるクラブ、クラブヘッドだけでなく

自分の腕の重さの落下ですら、運動の促進に使えます。



ヘッドがボールを弾く、シャフトがボールを弾く
 と考えている人は

インパクトまでに グリップの位置移動の静止、
つまりグリップを止めるので

体の姿勢も、クラブそのもののも
必ず上がり軌道で打つことになり

クラブや腕の重さが有効に使えないばかりか、
逆に負荷になります。


ドライバーであれば、確かにある程度の高さは必要ですが、

ショットの距離の基本は『水平距離』が基本です。

安定して飛ぶ高さが確保出来れば、
必要以上に高い必要はありません。

空に向かって、月に向かって打てば それは飛びません。

しかも それは全部人力…。

クラブの性能や機能などまるで無視ですから

残念ですが、クラブを買い替えても効果はゼロ、
   …お金の無駄になるだけです。




シャフトによって グリップを移動させるポイントは

その「時期」にあります。

ヘッドの方が上に、グリップの方が下になった時

その時を逃さないことです。

ゴルフクラブは構造上 長い棒の先の重さが集中しているので

ヘッドの方が下、グリップの方が上の位置関係では

そのクラブ、ヘッドの重さによって
グリップの移動は妨げられます。

ダウンスイングで体を先に回し

ヘッドの方が低くなってから、
クラブ【ヘッド】を動かそうとするのは

クラブと言う「重さ」が一番重くなっている時の行為ですから

クラブの機能は「逆」にしか働きません。

それでは「人力」打法になってしまいます。



ですので、遠心力で飛ばそう
 という概念もクラブを活かしません。

遠心力は グリップ➡ヘッド方向の
 外に、外にはらもうとするチカラ ですので

グリップの移動を妨げ、スイングスピードの低下を生みます。

それを無理やり動かそうとしても、
その力は距離につながるボールの速度ではなく

ボールの回転を生み出すだけになってしまいます。


適切なヘッド重量 長さにもよりますが、
 ドライバーなら 220g以上
適切なシャフトの硬さ 体力にもよりますが、
 成人男性なら 振動数160cpm以下
 女性や非力な方なら 145cpm以下であれば
ハッキリ感知できるほど シャフトがグリップを押します。
ヘッドの姿勢、クラブの位置によって
 そのグリップが押される方向は変わりますので、
自動的に ヘッドの姿勢、クラブの位置 
を気にするようになります。
概ね 正しく使えれば
 まるで他人がボールを打ったように、
ボールを打ってくれますから~打たされますから
なんかピンと来ないかもしれませんが、
その時 初めて クラブの機能を感じることになるのです。

特に女性や力のない方にとっては
重いヘッド、しなるシャフトであれば
どうテークバックを取るか、どこに収めるか
は その重さと感触が答えを出してくれます。
間違っても 
ひどく深いオーバースイングになることはありえませんし、
特に打ち方を意識しなくとも
バンカーは苦手にはならないでしょう。


振り回せば 重くなってしまいますから
振り回さずに飛ばす方法を模索しますから
先生としては最高の存在になると思います。
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フェースローテーションの真実はロフト増やし

2019年02月16日 19時15分10秒 | ゴルフ
フェースローテーションの真実はロフト増やし
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ドライバーを買い替える前に…✊

2019年02月16日 18時54分29秒 | ゴルフ
一般的な市販のクラブを持っていて
 ドライバーを買い替える場合
少々考えなくてはならないことがあります。

市販のアイアンセットの多くは
 軽量スチールと小振りな軟鉄ヘッドです。


問題はこの噛み合わせです。

スチールだから悪い、小振りだから悪いのではなく
スチールシャフトの特性を知っておく必要があります。

スチールシャフトは単一の素材の為、
ヘッドの装着される細くなる先端の強度に不安があります。
よって 鉄の肉厚は先端に行くほど厚く、
そこを特出して補強できるグラファイトよりも
見た目と異なり 先端部が重くなります。

シャフト単体でバランスを取った時
 スチールの方が5%前後先端が重くなります。

004

よって、装着されるヘッドの重量が
 長さ分も含め 15g以上軽くなるのです。

そこに小振りなヘッド・・・
小振りなヘッドとは重量の中心点が
シャフトの近いと言う意味ですから、
同じ重量であっても その重さの効果は低くなります。

つまり 総じて ヘッドの軽い、
ヘッドが軽く感じやすい
ゴルフクラブだというコトです。




一方、ドライバーはクラブ全体の長さも長く
ヘッドも大きな、グラファイトシャフト装着がほぼ全部です。

そして アイアンの軽量スチールシャフトの硬さと
ドライバーのグラファイトシャフトの硬さは
かなりかけ離れています。
使いやすい 相互の硬さ関係は
 ドライバーとアイアンでの格差 硬さ差は
 双方の長さの違いも考慮に入れ、
 だいたい20cpm、離れても30cpm程度です。

ところが 多くの人の使っている双方の硬さ差は
 40も50cpmも離れています。

ドライバーに比べ アイアンが硬すぎる
ドライバーを Sシャフトだとすると
アイアンは XX(ダブルエックス)相当だというコトです。


この時点で アイアンとは非常に異なる、総合的に異なる、
どちらかと言うと 正反対の性質のなり易いクラブなのです。


そして ゴルフの場合、
その正反対の性質のクラブ ドライバー・ウッドとアイアンを
一球交互交互に打たなくてはならない というコトなのです。

どんなに総重量の軽い ドライバーを選んでも
◎クラブの長さ、
◎シャフトの特性、
◎シャフトの硬さ、
◎ヘッドの大きさ…等
スイングをした時の、ヘッドの効き具合は
アイアンよりも重く感じやすいでしょう。

ですので
ドライバーを上手く打たせる環境
それはアイアンなのです。
ドライバー単品を買い替えるよりも
そのドライバーを活かせるアイアン(環境)を整えた方が
実は格段に効果が出るのですが、
総じて ドライバーの苦手な人は
ドライバーばかり買い替えます…。
そして 軽いクラブばかり選びます。
 それがより ドライバーの苦手を深めると知らずに…。
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ゴルフ◆シャフトは正しく使いましょう

2019年02月15日 20時38分21秒 | ゴルフ




巷に横行するシャフトしならせ&しなり戻し理論
困ったものです(ー_ー)!!

ウソも百回つくと、本当?になってしまう、かの
勢いですが、クラブの取り扱い、シャフトの取り扱い
としては、大変間違った考え方です。


クラブヘッドの重量の中心点は
シャフトの延長線上には存在しません。
ライ角度も存在しますし、
重心距離や重心深度も存在します。

すなわち、シャフトをしならせる
ということは、シャフトを捩じることと
同意語である、という認識が必要です。

アドレス時、ヘッドの重量は
シャフトよりも右側(飛球線後方側)に
ある訳で、シャフトをしならせる
(ヘッドを右に送り込む) のと
シャフトをしなり戻す(左に)というのは
同一の運動には成り得ません。

さらに、クラブを右に動かしている時よりも
左に動かしている方が運動のスピードも速く
なりますから、質量はそのスピードの二乗分
重くなるのです。

このサンプル映像は、テスト用の
非常に数値の低い(柔らかいシャフト)
アイアンを打っています。

流行りの軽量スチールシャフトの
フレックスSが、振動数290位ですから
半分の数値と言っても良いと思います。

さぁ シャフトを撓らせていますか?
しなり戻す動きをしているでしょうか?

シャフトの本当の役割は
ヘッドの重さ、特に重要なヘッド形状がつくりだす
重さを打ち手に伝え
動かしていく方向をガイド/誘導したり
クラブやクラブヘッドの重さを
運動のスピードに加算するため、です。

シャフトはヘッドを動かすのが役目
ではなく
グリップを動かさせるのが役割です。

ここが最大のポイント。

市販のクラブではその概念は
絶対に味わうことが出来ないと思います。

クラブが作り出す、重さとベクトルを
シャフトを通して、グリップ~打ち手に
伝え、上手に打たせる
打たさせてしまう、というのが
本当のシャフトの役割なのです
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😱軽いゴルフクラブ、特に軽量ヘッドは故障の原因😱

2019年02月15日 18時32分51秒 | ゴルフ

😱軽いゴルフクラブ、特に軽量ヘッドは故障の原因😱


重量の軽いゴルフクラブは非常に罪深い。

恐らく その「軽いゴルフクラブ」を選ぶゴルファー
軽い➟「振り易い」 という判断なのだと思う。

少々 物騒な例えではあるけれど
車が二台 正面衝突したら
 軽い車と重い車
どちらが致命傷を負いそうか
どちらの車が大破しそうか そういうものに等しい。

質量は それそのものがエネルギーなので
破壊力もそうだけれど、衝撃なども吸収するに等しい
だから 軽いヘッド程細かい関節などに故障を誘発するし
軽いクラブ ということは「自分が速く振る」ということが
前提だから どうしょうもない。
速く振って飛ばす のと
ゆっくり振っても飛ぶ のと
飛距離だけでなく、方向なども必要なゴルフの場合
どちらを目標にすべきか は本来、明白な筈だけれど…。

自分でも体験中だけれど
加齢してくると 急激な加速や減速
ゴルフに限らないけれど そういう動きは怖い…。
筋を痛めたり、痛みを誘発するので避けたいはずだけど
それを無視し、振り易い という怠けのココロが
自分の関節などを痛めていくのだ…。

そもそも 軽い…というのには
5種類あって
①総重量が軽い
 45インチで平均的なドライバーは 総重量300g
 ヘッド 190 シャフト50 グリップ50
 こんな配分が平均的なところだけれど
 昨今ではグリップの軽量化が進んでいるので
 総重量 280g は少なくない。



②ヘッド重量が軽い
 これが一番問題だろう。・・・ヘッドは打撃の要
 静止時、ボールの重さは45g だが
 打撃をして 200mも飛ばすとすると
 その質量は およそ 1トン になる。
 1トンの破壊力がないと 45gの物体を200m
 移動させることは出来ない。

 実際に実験してみたけれど
 基準値を 45インチ/300g ヘッド重量190g として
 ゴルフクラブの総重量にしても
 ヘッド重量にしても
 総重量を40g軽く しても
 ヘッド重量を40g軽く しても
 ヘッドスピードは ほとんど変わらない。
 
 ☛違いが完全にない…とは言えないが
 ヘッドスピードが速くなるのは 始めの10球位までで
 それ以上打ち続けると元に戻ってくる。

 最終的には、
 4人の人が30球ずつ打っても 1msの差は出ない。

 人によっては 軽いモノの方が遅い場合もある。


 ボールを打撃するエネルギーは
 ヘッド重量 × スピード の二乗に比例し
 ヘッド重量が減って
 距離が変わらない、距離が伸びたのは
 ①慣れるまでの間、軽くなってスピードが上がる
 ②ヘッドが軽くなって ヘッドターンがしやすくなった
 
 ✋おそらく ②だろう。


 
③シャフト重量が軽い
 これは特に問題がない。
 強度や剛性が保てているのであれば
 シャフト重量とヘッドスピードや距離との関係に
 なにか特性はない。
 シャフトはドライバーであれば 1m近い棒で
 30g軽くなったとしても
 各10センチ毎には 3gしか軽くなっていない。
 
 シャフトが軽くなると スイングウエイト
 俗にいうバランスの数値が変わる…と考える人がいるが
 シャフトには シャフトのバランス
 先端と後端でどのような重さ配分になっているか
 重量ではなく、機種ごとに色々あるので
 そちらの方が問題。
 総じて 軽いシャフトの場合、強度の心配が生まれるので
 先端部を補強して、先端部が重くなり易い。
 軽いヘッドとの組み合わせがニーズ的にも多いので
 軽いシャフトはそういう構造が主。
 シャフトの問題というより やはり打撃部の重量がポイント。
 

④①②③の複合

⑤重量に関係なく自分に適している

⑤は問題がないので言及しないが
特にヘッド重量が軽くなる というのは
安易なゴルフ用語を用いれば
 ヘッドの芯、スウィートスポットが小さくなる のと同意語
ヘッド重量が減れば
ヘッドの慣性力が減るので
打撃のミスなどによる影響が大きく
計測したデータで言うと
 軽いヘッドほど インパクト前のヘッドスピードと
 インパクト後のヘッドスピードに差が大きく、
 基準値のモノで  37ms ➟ 31ms
 40g軽くすると 37ms ➟ 26ms
 40g重くすると 37ms ➟ 33ms
 こんな具合になる。

 軽いヘッドで打撃すると
 瞬間 ボールの質量に負けて
 ヘッドスピードが約10msも落ちる
 ある意味 止められてしまっている訳 だ。

 これが体に良い筈もない。



そして 軽いヘッドを使う、もしくは好む典型的なスイングは
『ヘッドターンを多用する』スイングに当たると思うが、
ヘッドのミスの寛容性の低くなった軽いヘッドのクラブで
ヘッドターンを多用しても安定して打つのには
今まで以上の練習量、頻度、球数が必要になる。

それをしている人が認識していないが
 ヘッドターンをするのには
 クラブの移動を止める、体を止める という行為が不可欠で
それ自体、体に悪いのに
更にインパクトで重さの衝撃を受けるようになるのだから
まあ 自虐的…と言えなくもない。

今 流通しているドライバーには
長尺とは言え ヘッド重量が150gを切る ものもあり
この手のドライバーは
ヘッドスピードが 25msにも満たないような
体を痛めないインパクトで済んでしまう人のみ
本当は使うことが出来ると言える。

まあ どんなクラブで、どんなゴルフをして
どんなスイングをするかは それぞれの人の自由だし
それを選択するのもゴルフの楽しみだけれど
体の痛みを誘発するクラブを使うのは出来れば避けるべき
とハミングバードでは考えている。

重いヘッド 柔らかいシャフトは
ホントーに ホントーに 痛みや故障と無縁なゴルフクラブ と
断言できるんだけどね。
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