【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

トーナメントの舞台裏

2019年11月14日 22時28分54秒 | ゴルフ

トーナメント会場にいた頃、 

プロの選手たちはアマチュア並み. 

いや それ以下のミーハー加減… あきれるほど見たり聴いたり体験して来ました

トーナメントカーの中の作業は 

シャフト交換・ヘッド交換・新規のクラブ 契約プロは何でも無料。

なんでも頼めます。 契約以外のプロでも概ね無料
どんな風にリクエストするか 

もしくは どんな風に伝えるか で 各選手のクラブ観・スイング観が見えてきます。

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ジャンボより 30ヤード飛ばない選手が 
ジャンボと同じロフト、同じシャフトを使う  
 …それじゃあ勝てないよな って

口が裂けても 言えませんでしたよ。
これも当時、公然の秘密…でしたけど ジャンボだけが
 桁違いのヘッド重量のクラブを使うんです。
 45インチで210gとか… 他の選手は 195gがせいぜい…。 
しかも、ジャンボは重心距離の長い 重量効果の多いヘッドを好みます。
 こういうのが差になって出てきますよね…。 

抜けが悪いから バンス落してくれ とか
スピンが効かないから 溝入れ直してくれ とか
 タダ ですから ありとあらゆる噂話は実験するんです。
 都市伝説の宝庫 ですからトーナメント会場は。
 よくあるパターンですけれど 
若手系の選手の多くは小振りなヘッドを選びます。
 操作性が良いからだ と言いますが、 本当はそうじゃないんです。
 重心距離の長いものの方が良いのは知っているのに 扱いきれないんです。
 こざかしく振るから…。
 結局 その振り方が 重圧のかかった場面で あだになるんです。
出来るわけありませんから。

こざかしい振り方は よりクラブに近いところを動かします。
 パターもそうですが、緊張感が高まって 体が上手く動かなくなると 
細かい動き 小さな動きってとてもし難くて 大きな部位を動かすスイングでないと 
いつも通りには行かないんですよ。

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硬いシャフトが好き 
 …硬いシャフトに憧れの強い日本のプロ。
知られていませんが、現役バリバリの頃でも 
あのジャックニクラウスはダイナミックゴールドのR400です 
多少、逆番手ずらしをして硬めに使っていたといってもR400
アマチュアでも少なくないですが、 
シャフトの硬さは『その』シャフトの硬さです。
 他のシャフトとの比較ではないので 打ってみないと分かりませんし、
 そのシャフトの持っている特性も硬さに加味されていますから 
今まで使っていたシャフトの硬さ表記の比較は 役に立たない、意味がないんです。
 ホントーはね。

欧米の選手は シャフトの硬さに対する先入観とか 
ロフトの対する先入観とか殆どありません。

平気で 10.5度のRとか使っちゃいます。
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その上に 欧米の選手よりも 軽いヘッドを好みます。
 
 総体的に 欧米の選手はあまり長尺を好みません。 
日本の選手が軒並み 45インチだった頃 欧米の選手は 
44インチ ヨーロッパの選手の中にはそれよりも短いケースも…。

理解されていませんが、 あるシャフトの 
例えば Sシャフトがあった時、 それを 205gの44インチで使うのと
 195gの45インチで使うのでは 長尺で使う方がシャフトは硬くなります。 
要するに パワーが無い筈の、体格に劣る筈の日本の選手の方が 
欧米の選手よりも硬いシャフトを軽いヘッドで 打っていた という事です。
 ……おそらく…ですが 今もその風潮は残っているでしょう。

 シャフトを寝かさない事を第一優先事項に考える欧米のプロ
インサイドから入れることにこだわる日本のプロ
スイングの軌道ばかりにこだわる傾向が非常に強いですね…。
 


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本日のゴルフスイング 20191107修正❸

2019年11月14日 19時05分31秒 | ゴルフ
本日のゴルフスイング 20191107修正❸
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ゴルフコースの攻略の足しに…

2019年11月14日 19時02分02秒 | ゴルフ

 コースの設計、施工されている あるゼネコンの担当者が
 こんな話をされていました。


「コースを作るとき、勿論 戦略性やデザインなども
重要ですが、現実的な問題として
日々のメインテナンスがしやすい、維持管理しやすい
コース設計をするというのも非常に大切です。
コースの維持管理にはお金も手間もかかります。
それを出来るだけ減らしてあげられるコースデザイン、
 実は一番望まれているのかもしれません。 

日本はとても雨が多いです。
また、その雨の多い時期がゴルフコースの繁忙期でもあります。
ですから 雨対策というか、水対策というのが
コースのデザイン上、とても大切になってきます。

例えばティーグラウンド、
ここはほかの場所よりも 多くの人が
行きかう場でもありますので
とても痛みやすい場所です。
故に 上手に水の流れを作ってあげる必要があります。
背に岡や山、崖を背負っている場合、
フェアウエイ方向に向け、ゆるやかな2~4度の
傾斜をつけてあげたりもします。



ホールレイアウトによっても異なりますが
通常 ホールはV字型をしており
ティーグラウンドから緩やかに打ち降ろし
グリーンに向け、緩やかな打ち上げとなることが
一般的です。
フェアウェイやラフにマンホールというか
水抜きの場所があるところが概ね一番低いところです。 

ティーグラウンドとともに
とても痛みやすい場所に バンカーがあります。
バンカーが痛みやすいのは窪んでいることもありますが、
そこに植物がないので、自浄作用が働かないからなのです。
よって 水はけはとても重要になってきます。
勿論、構内にその手の設備もありますが、
やはり バンカーの形状というはとてもそれに寄与するのです。
フェアウェイサイドのバンカーは
先ほどのマンホールの位置との関係を見て頂き、
マンホールよりも手前、ティーグランド側にあるものは
先下がりになっていますから、
通常 あごはありません。
水を逃がしたいからです。
逆にマンホールよりもグリーン側にあるものは
先上がりになっていますから、
上からの水がバンカーに落とし込まれないように
俗に言うあごをつくり、水を逃がしています。

ですから そんな基本設計も知っていると
コースを攻略するのには訳に立つのかもしれません。」
 
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