【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブ選びはスイング選び★

2019年11月21日 19時11分10秒 | ゴルフ

多くのアマチュアゴルファーは
かなりばらついたセッティングでゴルフをしています。



まあ 一般的な市販のクラブを持っていると
①軽いヘッド だが 大きなヘッドで
アイアンに比べると柔らかいシャフトのドライバー
②同じウッドではあるが、たとえ同じ機種 硬さ表示
であるはずの フェアウェイウッドは
まあ だいたい ドライバーよりはシャフトが硬め
③スチールシャフト装着というだけで
ウッドに比べ、ヘッドが軽い上に 小ぶり(重量効果が少ない)
シャフト自体も段違いに硬いアイアン
④見た目ばかり大きくて、軽いヘッドが装着され
味も素っ気もないただ棒として装着されているシャフトの
入ったパター

そして『セット』として購入したはずの
アイアンは番手ごとにシャフトの硬さもかなりバラバラ…
それはスチールシャフトだからと言って例外ではありません。

アイアンセットをグラファイトシャフトにしても
ウエッヂだけスチールシャフトなんて
意味不明のことをしているゴルファーも少なくないです。

グラファイトとスチールは その素材の特性上
装着されるヘッド重量にかなりの差(15~25g)があります。
仮にその重さが20gであったして
ある同じ距離を打つとするならば
20g軽いものを打つの方はよりスピードが必要になります。

アプローチの距離感覚というのは
スイングの大きさではなく
動作のスピード感です。

それが番手の一定間隔ではなく
ばらついていたり 突然変わってしまえば
そのスピード感覚は狂わされてしまいます。

多くの方は スイングつくりをアイアンでするのですが、
そのアイアンとは毛色、特性、性格の全く異なるドライバー
アイアンを練習すればするほど
ドライバーをうまく打つのとは離れていくことになります。
練習場では数球打って調整できますが
コースではそうは行きません。
 
 軽量スチールシャフト(ゴルフ破壊兵器)の装着された
軟鉄鍛造ヘッド・アイアン…。
硬いシャフト、もともと重量の軽いヘッド、
小振りな重量効果のさらに少ないヘッド

クラブにボールを打撃するエネルギーが少ないですから
速いスピード、大きな動作 が必要になります。
極端な比較ではありますが、
もしも 似たような距離が打てるとしたら
遅いスピード、小さな動作 でスイングするのと
どちらがミスが多そうですか?
どちらが繰り返しやすそうですか?



ヘッドが軽い、ヘッドが小振りで重量効果が薄い
シャフトが硬くて ヘッドの重さが打ち手に伝わりにくい…。
こうなると スイングそのものが
ヘッドを感じようとする、
ヘッドを重く感じる姿勢、位置に持っていきやすくなります。
アマチュアだけでなく多くのプロ、
トッププロも明らかにその傾向にあります。

どのクラブで、どんなスイングでゴルフを楽しむか は
それぞれのゴルファーの選択で
それもゴルフの楽しみの一つ
ゴルフと言う遊びの寛容性 ではありますが、
たかがゴルフで体は壊したくないし、
痛い思いも嫌なので
その手はスイングに誘導されてしまうゴルフクラブは
嫌いですし、お勧めはしません…。

あと意外に忘れられがちですが
人間は衰えていきます。
その年齢や訓練などにもよりますが、
5年は微妙でも、10年はかなり変化ありますよね…。
一つのクラブを大切に長く使うことは
決して悪いことではありませんが、
10年や15年前のクラブは
その年齢の時に選んだクラブです。
15年経ったとしたら、
15年分シャフトが硬くなっているのと同じです。
(自分が衰えていく…と言う意)
だんだんと鉛を張りたくなって来たり
ボールの位置が中寄りになってきたら
クラブを選びなおす時期が来たサインとも言えます。

それの対処方法がボールの置き位置であったり するのですが
ドライバーは左、地面から打つボールは中(人によっては右)
ボールの置き位置が数10㎝も違っていたりします。
地面のボールを中や右に置いて打つ習慣をつけると
同じく地面から打たなければならないフェアウェイウッドは
困るでしょうね~。
よって 多くのゴルファーはフェアウェイウッドを
苦手になってしまい、昨今流行っているユーティリティが
存在意義を発揮したりする訳です。
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もう苦笑いしか出ない…最近のドライバー事情

2019年11月21日 13時06分30秒 | ゴルフ
今回はドライバーヘッドの話…なのですが、
ドライバーヘッドに限らず、ゴルフクラブヘッドの進化は
基本 慣性モーメント の進化です。

ドライバーであれば ヘッドの大型化
アイアンであれば キャビティ化や中空化 も
慣性モーメントを増加させることが目的です。

ドライバーを例にとると
1995年 2740g㎝2
2000年 3125
2005年 3910
2010年 4407
2015年 4670
このように 20年で倍に近いモーメントになりました。

ここに来て、ヘッドの体積にルール制限がかかりましたので
数値として、伸び悩んでいるところは否めませんが、
元来、この慣性モーメントは
ヘッドの運動、姿勢などを持続するチカラを
表す数値ですので
それが ミスへの寛容性や、曲がりの少なさ、飛距離の増大
などに大きく寄与しているのは確かです。
  


ヘッドの体積制限のせいか
進化させにくいドライバーヘッドは
白くしたり、ネックを調整したり。。。
今は ウエイトをずらし調整できるものが目に付きます。
仕事柄、ヘッドへの鉛の張り方
という質問を受けることが少なく無いのですが、
現代のドライバーヘッドの慣性モーメントでは
鉛を貼る場合、どこに張っても
その張った箇所による何かの違いは生まれません。
強いて挙げるとすれば
鉛は「重さ」として シャフトに認識されますので
同じ重さであっても シャフトから遠いところ(トゥ部)
に張った方が その効果は大きくなる程度 です。

ヘッド上、重りの位置を調整できるタイプは
その調整スライドの枠・レール部ソノモノが
普通の鉄板形状のヘッドの板 よりも
重くなりますので、それがある種特徴になり
そのレールの上をスライドさせても
殆ど 何も効果のない オモチャ でしかありません。
ソール部をとってみれば
一般的なドライバーで ソール部の板厚は2~3m程度
一枚の重さで 60~80g程度です。
形状として レール部を構成する板の重さは
一枚の板のソールと比較するとかなりのモノになります。
最近のドライバーの長さから考えると
ヘッド重量は 190g 位ですので
板厚そのものを薄くするとか、どこかで減量が必要になります。 

ドライバーだけではありませんが、
この手の用途のモノは 衝撃が角、尖ったところに
集まり易いので、この可動重量のレール部は
弱く造ることは出来ませんから
どうしても このレール部に重さが集中してしまい
そのレール上を移動する重さの効果は薄れます。

元々 慣性モーメントが高く
その重さを動かすレール部に重さが集中しやすい
この手のドライバーは 単なる飾り と考えない限り
意味があるモノとは思えません…。
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Rさん 虎の穴 入門前/入門後 対比(加筆版)

2019年11月21日 10時43分55秒 | ゴルフ
Rさん 虎の穴 入門前/入門後 対比(加筆版)

ダウンスイング後半~インパクトまで
グリップ(握り)の侵入経路に注目
㊧(以前) 外(ボール側)に膨らみ 内に切り込みながらのインパクト
㊨(修正後) まだロフトは寝てる…とは言え 格段にナチュラルなグリップの進入

また インパクト以降の不自然なからだの止まりも改善
二つを比べると からだ・特に左サイドを無理やり止めて
クラブを振っているのが分かります
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