【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

よくある『クラブ改悪』の話

2019年11月08日 23時34分49秒 | ゴルフ
         
 クラブの種類など 重心位置の違いなどによって
少々、異なりますが
半インチという長さは 約6~8gに匹敵します

1インチと言ったら 12~16gに値するのです。

クラブが上手くいかないと
直ぐに長さのせいにして 切ってしまう例が
昔から少なくありませんでした。

本当の理由は シャフトが硬かったり
ヘッド重量が足りなかったり
の方が 圧倒的に多いのですが
その場面で 本当は逆効果になる
長さのせいで 長さを詰めてしまう例が
少なくありません。

それは パター ドライバー に多く起る
クラブ廃棄への道 になります。

ダフルから 長い?

長いから スライスする?

本当ですか

パターなどはお店でも 構えるコトが出来ます
スピードを上げて使わないパターは
製品のヘッド重量が最大の飛距離エネルギーです。




パターであれば 差支えがないと
勝手に判断して 1インチも2インチも切って
仕舞うのですから ヘッド重量換算で
飛距離のエネルギーを 5%も 10%も
切って捨ててしまうコトになるのです。

ドライバーであっても
上手く打てない原因の殆どは
柔らかさ不良であったり ヘッド重量不良
なのですから 切ってしまえば
確かに 振り応えは軽くはなりますが
ボールは飛ばなくなる  か
そんな遠くない将来に体を痛める か
のどちらかが待っています。

速く振ることが 飛ばすコト
と言う認識を持っている限りは
この クラブ改悪から逃れることは
出来ないかも知れません。

体の向きを変え 水平方向にクラブを移動
させること(素早く)が ボールを飛ばすコト
と言う認識を持っている限り
この クラブ改悪から逃れることは
出来ないかも知れません。

もしも もしも 長さが本当に原因であるのなら
長さ だけを変えるべきです。

ただ シャフトを短くしてしまったのでは
全体の 重量配分も変わってしまいますし
長さに対するヘッド重量も不足してしまいます。

それによって シャフトの運動量も減ってしまうのですから
あまりに いっぺんに いろいろなコトが
変り過ぎてしまい
例え シャフトを1インチ切ってしまったことによって
良い結果が生まれたとしても
それが 本当は どれが原因だったのか
次の クラブ改造やクラブ購入に行かされない
クラブ改造になってしまいます。

せめて 短くするのなら
それに相応する ヘッド重量を
鉛也 なんなりで 補って上げて
長さ以外を シャフトを切る前と似た状態に
してあげることが。。。。
 う~ん 結局は そのクラブは早期に
捨てられることにはなるのですが。。。
皮肉な言い方ですが クラブを尊重する
事になるのではないかと思うのです。
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現代ゴルフクラブ考察 ウエッヂ編

2019年11月08日 20時03分26秒 | ゴルフ
ゴルフクラブには ちょっとした矛盾があります。

一つには
アイアンセットがあります。

アイアン は重心が深く モーメントが高く
重心が低い方が良いのですが
それは ひとえに ボールが上げやすい
と言うことを 指しているのです。

しかし 上げやすいクラブは
総じて ストロングロフトになっています。

最近では 22度位のロフトの 5番アイアン
も有る位で 2番アイアンのロフトと言っても
過言ではありません。
7番アイアンでも 30度を切るモノもあります...

ま これはさておき
上がり易いアイアンヘッド。。。
この上がり易さは 大きなロフト
45度以上では 使い難さを生んでしまいます。

クラブの構造とロフト 重心位置の関係から
45度以上のクラブは 重心が高め
重心浅めの方が 距離を打ち分ける と言う用途の
多いウエッヂには適切なのです。




ですから やさしい と呼ばれるアイアンセットの
ウエッヂは ウエッヂとしては使い難いモノが
組み込まれてしまいます。
(あんまりにも 違う形状ってわけにいきませんから)
かと言って ウエッヂが使いやすい構造・機能を
軸にして アイアンセットを作ってしまえば
ミドルやロングアイアンが難しいものになってしまいます。
(こっちのほうが 売れないでしょうね)

で ウエッヂだけを別に購入しよう とすると

何故か 日本の場合
ウエッヂの単品売り されるものは
スチール用のヘッド(超軽量ヘッド) な上に
バンス角度 バンス幅の小さなモノ ばかりです。

正直 バンス角度の小さな(少ない)モノを使って
いるのは クラブの機能は使えません 使いません
と言っているのと同じですから
セットと別に買い増す意味がありません。

ウエッヂ アプローチ用途の中でも
バンカーショットというのは アマチュアの悩みの
一つですから それを助ける
バンス角度 バンス幅 ヘッド重量 は
絶対の 3種の神器 と言えるのです。

アプローチにおいても バンス角度 バンス幅等
バンスのしっかりしたモノほど 安定した距離を
打ち続けるコトが可能になります。

バンスのあるクラブの方が ラフからでも
勿論 フェアウェイ からでも
圧倒的な安定度がありますし
クラブの正しい使い方を覚えてくれば
ベアグランドからもでも効果を発揮します。


そして やっぱり ヘッド重量 です。

グリーン周りからのアプローチで
無理やり ウエッヂを使うことをお薦めはしませんが
ゴルフクラブのあらゆる能書きや効能も
ヘッド重量に勝つことは出来ません。

最後はヘッド重量 重量が勝つのです。

パターを除けば 全てのクラブの中で
最重量のウエッヂ。。。 その意味は重いです。

軽量ヘッドの装着されたウエッヂなど
クラブとして 何の意味もない と言えるほどです。

余り 大きなロフトのウエッヂもおススメしません。
そうですね。。。 ウエッヂのロフト
本当のロフトは 製品ロフトから バンス角度 を
引いたモノとお考えください。

(製品ロフト角度)ー(バンス角度)

その値が 45度以上のものは 避けたほうが
良いと思います。
非常にシビアなモノになりますし
 ロフトを寝かして 振り子で打つことを自然に
覚えることになってしまうと思います。
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