【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ハミングバードと『柔らかいシャフト』

2019年11月05日 19時50分55秒 | ゴルフ
20数年前の話になりますね
その頃は ゴルフクラブで言うと
キャロウェイのビックバーサやセイコーのSヤード
なんて お化け商品の有った時代です。

ハミングバードはオーダーメイド、カスタムメイドの
ゴルフクラブのお店ですが、
開店当初はオーダーメイドのお店のお約束
グリップ交換が主たる仕事で、
ゴルフ場やゴルフ練習場を回って
グリップ交換のクラブを集めては
 グリップを入れていました。

時間とともに リシャフト… シャフト交換
の仕事も入ってくるようになるわけですが、
そこで 始めに大きな疑問を抱くようになります。



その当時のハミングバード基準では

👹 硬いシャフトは 45インチで振動数 250cpm以上
 ちなみに今の基準だと 硬いシャフトはドライバーでは190cpm位でしょうか
位だったと思います。

リシャフトをお願いされて →交換する。
練習場にも頻繁に顔を出していましたから、
調子を伺うと 「いいねー よくなったよー。」と
ま お世辞交じりでも言ってくれる。
しかし、その手のリシャフトをしたお客様の多くは
数か月、半年もしないうちに 新しいクラブに替わっている…。

なんか それが腑に落ちない のです。

壊れてもいない ドライバーのシャフトを
数万円かけて 選び、装着しなおしたもの
その寿命がほんの数か月。。。。

これはいったいどんな意味があるんだろうか…。

そのリシャフトした シャフトの特性 と
次のクラブや、次のシャフト機種 への
つながりや発展がまるで見えてきません。

なんとなく、なんとなく ですが
着せ替え人形のように 単にファッション的な感覚で
シャフトを入れ変えたり、クラブを買い替えたり
しているような気がしました。


そんな時、あるシャフトに出会いました。

そのシャフト その機種は
シャフトの振動数を 硬さ毎にかなりきっちり分けていて
5cpm毎に11種類もの硬さ、フレックスが用意されていました。

今でこそ シャフトの目の見える部分に
硬さ表示がされていますが、(2005年位からだと思います)
当時はシャフトの見える部分には
硬さ表示はなく、硬さはグリップの中の隠れた部分に
あったのです。

そこで その11種類の硬さを
全く同じヘッド(重量も含め)、全く同じ長さ
同じグリップで仕上げ、2か月位に渡り
延べで100人近い人に打って貰ったのです。

 45インチ 200gの11度のロフトのヘッド 
    スイングウエイトは D-3位だったと思います。

練習場での大々的な試打会もしました。


若い人もいれば、年配の方もいます。
シングルハンディ、ゴルフ歴30年を超える人や
始めたばかりの人もいました。
同時にヘッドスピードも計測していましたので、
ヘッドスピードは50を超える人から 30台の人まで
色々いらっしゃいました。
平均的には 40前後という所でしょうか…。


✊驚くことに そのテストをして頂いたお客様の
9割に近い方が その11種類の中で
一番柔らかいものが 一番打ち易く、距離も出る
という結果が出たのです。
 特に距離においては ダントツと言えるかも知れません。



一番硬いもので   振動数275cpm
一番柔らかいもので 振動数230cpm

特に 255cpmを超える硬さのモノは
誰一人として これはいい! これなら買う!
とは言いませんでした。

そして 同時に、 その目隠しの硬さ を
どんな順番か、どれが硬く感じ、どれが柔らかく感じたか
ほぼ全員のテスターに評価してもらった結果、
なんと 実際の硬さを全く逆な、反対の
硬いものほど柔らかく感じ、柔らかいものほど硬く感じた
という評価が半数を超えたのです。


とても興味深い二つ結果で
柔らかいものほど 方向性も安定性も距離も優れ、
人間の感じる シャフトの硬さは
 実際のシャフトの硬さ通りではない
 ということでした。
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L型ブリストルパター をお選びになるステップです

2019年11月05日 15時44分20秒 | ゴルフ

1.硬さを決める

 
 一般的な34インチのパターですと
 ヘッド重量   320g (ブリストル 480g)
 硬さ(振動数)  350cpm です

 シャフトの硬さは『好み』の場合もありますが、
 慣れてくると 柔らかいモノの方が
 ボールの伸び、ゆっくり転がるのに遠くまで転がる、
 ボールが直進性(ボールが曲がらない)が強いです。

 大きな違いは『慣れ』に要する時間だと思います。
 想像が難しいかも知れませんが、
 硬さ③④になってくると かなりふにゃふにゃで
 始めの頃は不安に感じるかもしれません。

 長さに応じて 同じヘッド重量を使いますが、
 総重量と異なり、柔らかいものほどヘッドは重く感じられます。

 ①280cpm
 弊社オリジナルのアルミ製 140gのスチールシャフト
 全体の重量感が非常に重め 総重量は700g近くになります。
 
 ②220cpm
 弊社オリジナルの95g グラファイトシャフト
 色はガンメタリック 濃い銀と黒の間の色です。
 
 ③170cpm
 弊社オリジナルの95g グラファイトシャフト
 色はガンメタリック

 ④140cpm
 弊社オリジナルの70g グラファイトシャフト
 色はガンメタリック


2.長さを決める

 32インチから36インチまで 1/4インチ毎に製作可能です。


3.ライ角度・ロフト角度を決める

 標準的な ロフト角度4度 ライ角度71度で造られていますが、
 素材が 軟鉄S15Cのため変更可能です。
 短めにする場合、長めにする場合などご検討下さい。


4.ヘッドの仕上げを決める
 
 :シャンパンゴールド/金色(Wニッケル) 艶消し
 :シルバー(クロムメッキ) 艶消し
 :ブラック(テフロン) 艶消し   です。

 打感等には一切影響がありません。
 順をおって メッキ及び加工が厚くなりますので
 防錆には強くなります。



5.グリップを決める

 お好みのモノで構いませんが、形状がオーソドックスですので
 あまり変形なグリップや派手な色柄のモノは似合わないかと思います。
 お薦めは ロイヤルグリップのパフォーラップ太目(80g弱) です。



手前味噌ではありますが、弊社のL型ブリストルパターは
多くの方に長く愛されているパターで
 一生お使いになることの出来るモノです。
始めのうちは慣れないかも知れませんが、
パター単品で! と言う観点でお選びになられるのであれば
 許せる限り「柔らかい」モノをお使いになられた方が
楽しいかと思います。

ただし パター以外のクラブに影響を及ぼすこともご考慮下さいませ。


 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
 046-804-1480  ハミングバードスポルテ
 hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

 

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