【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブ選びの注意点 シャフトの硬さ②

2019年11月18日 21時11分26秒 | ゴルフ
シャフトの硬さ は ヘッドの感じ難さ でもあります。

同じ長さ、同じヘッドの重量が装着されている場合、
シャフトの柔らかいモノのほうが
ヘッドの位置や姿勢など感じやすく
~ヘッド、ヘッドの重さを大事に使おうとするスイング~を
覚えやすいモノです。

例外もない…とは言えませんが、
シャフトの硬いモノを使うゴルファーほど
「シャフトはしならせて使う」と言いがちで
『なら 始めから 柔らかいモノを使えばいいじゃん!』
とハミングバードは感じます。

シャフトを意図的にしならせ、しなり戻す のは
ゴルフクラブという 上下左右の角度が重要な道具にとって
とても難易度の高い打撃を要求されることになります。
確かに そうやってゴルフクラブを扱ったほうが
"充実感"は味わえるかもしれませんが、
練習に時間も頻度も割けない 普通のゴルファーには
かなり大変です。

とても残念ですが、オジサンゴルファーの体力は日増しに劣化します。
今日 新しく購入するクラブは
今日から未来にかけて使うクラブで
今日だけ使うのではありません。
体力にとって、 今日 は過去の産物でもあり、
長く楽しんでいくのには シャフトの硬い
 オーバースペックを選択して良いことは何もありません。


現在のゴルフクラブ事情は
売れない、売れない の連続のため
売る側の事情で 特に売れ行きの悪いアイアンセットは
本数も絞り、単価を安く抑えられるスチールシャフトを採用せざる
を得なくなっています。

軽量であろうがなかろうが
スチールシャフトの抱える問題は
実は大変深刻です。

スチールシャフトとグラファイトシャフトの大きな違いはかなりあります。
主に 硬さ と 強度 と ヘッド重量 です。

スチールシャフトは 強度が低いため、
柔らかいモノを作ることが出来ません。
5番アイアンで 頑張っても 振動数270cpm 程度が
柔らかさの限界…平均的には280cpm以上 でしょう。

長さの変化と硬さ(振動数)の変化から考えると
この硬さが 適合するドライバー(45インチ)は 260cpm
平均的な オジサンゴルファーにとって
 使いやすい ドライバーの硬さは 220~230cpm
 (これでも十分硬いですが…)

アイアンに合わせて 260cpm のドライバー   ・・・
これでは硬すぎて飛ばないだけでなく
体も痛め、スイングも悪くなります。

となると ドライバーはドライバー
アイアンはアイアン と別なものと考えなくてはならず
ボールの置く位置やタイミングなど
もともと複雑なスイングがより混迷を深める原因になります。

また スチールシャフトの場合、
細くなり、負荷のかかりやすい先端部を補強するのは
金属の厚み でするしかないので
グラファイトの比べ 重いヘッドが装着できません。
その差は 20g以上 あるのです。

ドライバーやウッドに比べ
はるかに硬いシャフトの装着されたアイアン

シャフトも硬いのでヘッドも軽く感じますが、
実際に グラファイトのウッド系に比べると
20g以上も軽めのヘッドがつけられています。

悪いことに アイアンは軟鉄全盛 の時代ですから
ヘッド自体も小ぶりです。

シャフトが硬く、クラブも短いほうのアイアンに軽い小ぶりなヘッド が付き
シャフトが柔らかく、クラブも長いほうのウッドに大型ヘッドが装着…
☞こんな組み合わせ うまく行く筈がない…というか
 うまく行く可能性はとても低い組み合わせ…なのです。

故に…実はドライバーに苦しんでいる人の
本当の原因は それと組み合わせるアイアン にあるかもしれない…のです。
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ゴルフクラブ選びの注意点 シャフトの硬さ①

2019年11月18日 17時09分34秒 | ゴルフ



ゴルフクラブを選び際 の
いくつかの注意点を挙げたい と思います。

ゴルフクラブはパターからドライバーまで
ルール上 14本 携帯することが出来ます。

その構成は 年齢や飛距離、コースや得手不得手など
いろいろあるので 今回は割愛しますが、
クラブを選ぶ際、最も注意しなければならないのは
「シャフトの硬さ」です。

平均的なオジサンゴルファーであれば
ラウンドを通じて ヘッドスピードは40msを維持することは
簡単ではなく、シャフトの硬さを選ぶ際
ベストの状態よりも、夕方の靴のサイズのように
゛ボトム゛の状態を基準にするのがお勧めです。

暑い日、寒い日、雨の中…
後半へばってきた時に無理をするスペック~シャフトの硬さ で
良いことは何一つありません。

車や家でもそうですが、
自分の経済状態よりも 背伸びして 高額なものを買っても
あまり良いことは多くありません。
見栄のために、以降 維持することにくたびれてしまうケースは
少なくないのです。 ご注意ください。

また ゴルフクラブはその長さ…が故に
先端に打撃物がある! ということよりも
その長さそのものを振り回す特性が強いです。
シャフトの硬さによって
 硬いモノをしならせて使うのか
 柔らかいモノををしならせないで使うのか
クラブの扱いそのものを 教育 されてしまう部分が否めません。

☞あまり筋力・体力に頼らず 遠くに飛ばしたい
 という側面と
☞安定して 似たような球を、似たような方向に飛ばしたい
☞スコアをよくしたい
 という力側面があるのですから
どちらを選ぶのが良いかは簡単だと思います…けどね。




シャフトには 工業製品安全規格…以外
性能や特性に統一基準がありませんので、注意が必要です。
Rとか、Sとか
メーカーや機種によって まるでバラバラですので
基本 振動数 という数値で把握することをお勧めします。

平均的なオジサンゴルファーであれば
ドライバー(45インチ)を基準に
 硬くても 振動数 220~230cpm(十分硬いけどね) で抑えると
スイングにも悪影響は少なく、体の故障にもなりにくいでしょう。

その硬さあたりですと
1インチの長さでのちがいは 5~8cpm位です。
46-212 45-220 44-228 43-236
それを目安にフェアウェイウッドなども選ぶとよいでしょう。
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