THE ARCTIC - オーロラの地を旅する

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Kirkeporten

2012-09-12 | 北極圏旅行2012秋
今日は曇りときどき晴れの予報だが、どんより曇って薄暗い。外にでると、相変わらずものすごい風。ここに風力発電所を作れば、かなりの発電量になるのではないか・・・
車でSkarsvagに向かう。Kirkeportenというところへ向かう、ちょっとしたウォーキングトレイルがあるらしい。到着するまでに、空は晴れたり曇ったり。周りに木がなく、蛇行する道を登っていると、空に吸い込まれていきそうだ・・・



Skarsvagのキャンプ場そばの駐車場らしきスペースに駐車し、車を降りると風は嘘のように静まっている。杭のような、トレイルを示す印をたどって丘を登ってゆく。周りは典型的な、草とコケのツンドラの風景。ラップランドの果てしなく広がる森とは、随分趣が違う。



しばらく進むと入り江が視界に入ってくる。この辺にどこにでもある普通の海岸の風景だが、木のないツンドラ独特の風景はとても新鮮に映る。
更に進むと穴の開いた大きな岩が見えてきた。ここがKirkeportenというところか?
車に戻り、同じ道を引き返す。宿を通り過ぎインフォメーションへと走らす。Honningsvagの町を走っていると、大きな貨客船がちょうど港に入ってきた。5年前にも乗った、Hurtigrutenだ。



インフォメーションは港にあるので、ちょうど船の到着を狙って来たようなかっこうになった。インフォメーションの中に入り、絵葉書のラックに目をやると、さきほどの穴の開いた岩の写真の載った絵葉書があった。一応、ここの名所なんだな・・・
1台しかない備え付けのパソコンでメールや天気、オーロラ予報をチェックする。ここはWiFi環境はないようだ。となりのTAX-FREEのお土産屋はWiFi環境があるらしいが、昨日からずっと閉まっている。オフシーズンだからか?今の宿はネット環境がないので、明日晴れそうな場所をここで調べる必要がある。ここは明日以降は天気は悪そうだし、もうすでに十分堪能したので、ここを出てオーロラ観測に最適な場所で、かつ面白そうな場所を探さなくてはならない。オーロラ予報では今日12日からかなりアクティビティレベルが高くなるらしい。
夜、厚い雲が空を覆って、星も出ていない。北極圏の空は急変するので、急に空が晴れ渡る可能性も無きにしも非ずだが、今日に限っては、どう転んでも晴れ間が覗く可能性はなさそうだ。



North Cape Cabins


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