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石油立国アイスランド?

2009-02-24 | 北極圏ニュース
まだまだ混迷の続くアイスランド。金融立国ならぬ石油立国をめざす?!

 アイスランドと言うと、火山が多くその地熱を利用した地熱発電や水力発電等、とにかく石油をなるべく使わない努力をしているエコ・コンシャスの最先端を歩む国。
 地熱と水力で電力の99%をまかなっており、水素立国を目指しレイキャヴィクではガソリンスタンドならぬ「水素スタンド」を開設し、排気ガスではなく水蒸気を出す「水素バス」を走らせた(2007年から運行休止)。
 アイスランドは2030年までに化石燃料を一切使用しない国造りを目指しているらしい。

 そのようなクリーン・エネルギーを旨とするアイスランドの北東の「Drekiエリア」の海底の大陸棚に、幸か不幸か石油またはガスの資源が隠されている可能性があることが最近の研究によって明らかになった。

 Drekiエリアは、石油ガス資源の調査がされていない、世界最大の容易にアクセス可能な海洋エリアだ。

 Drekiエリアの資源調査には、莫大な金額を投資をする必要がある。アイスランドが直面している現在の金融情勢、後退する世界景気という時勢でどれほど多くの投資家の資金を集めれるのだろうか?

アイスランドのOssur Skarphedinsson産業大臣によると
「多くの国際企業が、既に調査への関心を示しており、石油ガス業界はアイスランドに注目し始めている。」

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