そもそも客観という言葉の意味が広すぎる。
中立的とか公正とか事実を重視するとかそういう意味がある。
でもそれらは意味が全く違うということである。
よく英訳にobjectiveという意味が当てられるが、それも似たような意味である。
何かどちらも事実と中立(第三視点)という定義が同じように扱われてて、
そもそも、事実がどうであろうと、第三者がどう考えるかは別物なはずにも関わらずである。
一見、客観的に見えて主観的な上に、更にそれが客観的だと思い込んでる人が多くいるのも、困り者である。
私は客観的という意味を第三者視点から見てどう考えるという意味で使うことにする。
そっちの方が漢字の意味からしても納得がいくだろう。
麻雀というのは客観というよりも主観性の方が大事なゲームに思える。
そこには相手がいないし、自分のツモやテハイとスキルだけでほぼ決まる戦術の世界だからである。
その対照にポーカーというゲームがある、これは第三者視点で見ることが出来ないと到底勝てない、どちらかというと戦略ゲームに思える。
なぜなら、相手の手を読むことが出来ないからである。
どのような心理状態でベットするかベットサイズは?コールするかチェックするか?ということが分からないと、どうすることも出来ないからである。
要するに相手に依存されることの方が多いのがポーカーで、そうでないのが麻雀である。
それだけ、運や個人のスキルが反映されるゲームなのであり、麻雀は運ゲー、ポーカーは実力のゲームといわれる所以だと思える。
ま、相手の考えてることを分かる癖を付けるとか読みを鍛えたいなら、ポーカーのノウハウを学ぶのも一つの手段かも知れないが、、、
それは得することもあるだろうけど、弊害も生むこともあるだろう。
相手のことを考えすぎたり、コントロールしようとして、自分のことを考えないということがあるからである。
麻雀はあくまで主観のゲーム、ポーカーは客観のゲーム、二つのゲーム性の大きな違いは常におさえておきたい。
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