#富士見湯
・川崎フロンターレとコラボのお店
・2022年は26(フロ)周年
・清潔さが素晴らしい
JR京浜東北線
#川崎駅
▲JR川崎駅。2022年は鉄道開業150周年記念ということで、特別なラッピングがほどこされている。
川崎駅は日本の鉄道ではじめて作られた途中駅(同時に神奈川駅というのも作られたが、いまは無くなってる)で、途中下車という概念が生まれたのは、ここ川崎からである
▲乗降客数は全国20位を誇り、名古屋駅や京都駅より乗り降りする客が多い。初詣という文化は鉄道から始まり、川崎大師がその発祥の地である
▲階段をのぼり
▲奥に改札口
▲改札口を抜けた先に地図がある。ちょうど現在地から左に進む
▲ラゾーナ方面にむかう
▲この日は、参院選前ということで選挙活動が熱を帯びていた
▲エンテランスの広場。ここで各種イベントがおこなわれている
▲夏の日差しを避けるためにグルッとまわり
▲建物の中にはいったところ
▲右に進んだら、四季の道というところにむかう
▲そのまま直進して
▲外にでると、この目の前が四季の道だ
▲奥にみえる道路が温泉通りと呼ばれている。かつてこの近くに川崎温泉なる銭湯があった名残だそうだ
▲温泉通りを左折する
▲このあたりで右を見ると
▲ファミマがみえる。ファミマの奥の道に進みたいのだが、目の前に横断歩道がないので
▲仕方なくちょっと先まで歩いて
▲渡ったら右折する
▲この奥にあるニコニコ通りを進む
▲あとは真っ直ぐ行くだけ
▲しばらくすると富士見がみえてくる
▲中に入ると、フロンターレとのコラボ広告があった
▲今年は川崎フロンターレが26(ふろ)周年ということで、記念の年だ
▲日本代表も経験した中村憲剛選手(今は引退)の14番にちなみ、14番の下駄箱にはこのようにラッピングされていた
ここは番台なので玄関先から分かれており、女湯が左側で男湯が右側である。
扉の前に立つと、いかにも古い感じの扉だったが自動扉だった。
中に入れば受付は左側で、座るのは50代後半ぐらいの男性。
「いらっしゃいませ!」と渋い声で出迎えてくれる。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、フロンターレのタオルが2枚渡されて「無料です」とのこと。
こういうグッズタオルは買うとお高いと思うのだが、それを2枚も無料で貸してくれるとは太っ腹。
「中にはシャンプーとかありませんが、大丈夫ですか?」と聞かれたので、石鹸を購入することに。
脱衣場は昔ながらのレイアウトだったが、無駄を排してスッキリしており、とても綺麗。
ぶら下がり棒やなんて名前の機械か分からないけど体を鍛える機械が隅っこに置いてあった。
ここは家族連れが多く、脱衣場では小学生ぐらいの女の子と男の子を見かけた。
下足箱に川崎フロンターレのラッピングが施されていたように、ロッカーも14番はジャージの絵がラッピングされている。そこには中村選手本人のサインも書かれてあった。中村選手も実際に入浴する時は使ったようだ。
川崎フロンターレの「フロ」つながりということで川崎市にあるいくつかの銭湯とコラボをしており、特に富士見湯はその先鋭的な場所である。いたるところに中村選手のサインを見つけることができる。
浴室の扉をあけると、浴室は比較的広めで、島カランが2つあった。ただ、左側の島カランは半分なし。
左右の壁にもカランがあるので、かなりカランが多いところである。
左右に立ちシャワーが並ぶが、囲いがあるのは右側のみ。
カランにしても立ちシャワーにしても、ここは勢いがあって使いやすかった。
浴槽は奥に連なり、3つに分かれている。
右が薬湯で2人ほどが入れる広さ。なんの薬湯か分からなかったけれど、薄緑色だった。温度はというと43℃ほど。
真ん中が浅めの主浴槽で、こちらも温度は43℃ぐらいだろうか。
右側が電気風呂で、あとは真ん中にジェットバスが2つある。
最後の左にあるのは、バイブラ仕様の深浴槽で、ここは温度が40℃ぐらいとぬるめ。誰でも入れるだろう。
出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合銭湯ホームページ引用
▲前はこんな感じだった
壁絵は真ん中に黄色の映える富士山が描かれ、その下ではうずくまってる中村憲剛選手の姿が見て取れる。J1を優勝したときに号泣したシーンらしい。
富士山と中村憲剛選手の絵はプロの仕事だろうと思ったが、スタジアムの絵はあまりに下手過ぎる。事実、描いたのは川崎フロンターレのサポーターのようだ。南米ではサポーターが街中に絵を描く文化があるらしく、それを倣ったものらしい。どうりで統一感のないチグハグな絵なのかと納得。
客層はやはり高齢者がメインになるが、中年や親子連れが多くてみられた。
洗面台の横にお風呂用のおもちゃが用意されていたりと、小さな子どもも喜ぶ仕掛けが準備されていた。
閑静な住宅街にあるのでほとんどが地元客だろうけれども、地元愛とスポーツ愛を精力的に発信し続ける楽しい銭湯だった。
設備もしっかりしており清潔感にあふれ、川崎に来る時は是非とも立ち寄りたい銭湯である。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 川崎
経路 ニコニコ通り沿い
周辺の環境 ラゾーナ、住宅街
●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望 中村憲剛
統一感 あり
置物 フロンターレ関連
照明 明るい
★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 薬湯、電気風呂、ジェットバス、バイブラ
サウナ なし
温度 40~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし
◆人
受付 50代後半の男性
客層 高齢者や親子連れ
【案内】
〒212-0011
川崎市幸区幸町4-2
電話
044-522-1953
営業時間
15:00〜23:00 日曜日 7:00〜12:00 15:00~23:00
定休日
7日・17日・27日(日祭日の場合は翌日)
※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合銭湯ホームページ転載
❤️ユーさーーーーーーーん❤️
おはようモンモン❣️
川崎フロンターレとコラボ されているなんてすごいですね!綺麗で清潔 しかも フロンターレのレンタルタオル無料って親切ですね!
モンモンもね 川崎大好きですよ😘❤️
今まで コロナで行くの我慢していましたが そろそろ行きたいな!
あそこに めちゃ広い ダイソーがあるでしょう!あそこも好きですよ!
うわあ いつか富士見湯 行ってみたいなあ!素晴らしいレポートありがとうございます😊
やっぱり ユーさん 文章とか記事書くのお上手ですねえ!
まるで 新聞記者さんみたい 簡潔 明瞭で 臨場感のある文章ですわあ!さすがです!
おぉ、モンさんもラゾーナ来てたんですね。ラゾーナは買い物に便利ですよねぇ。自分も欲しいものは川崎ですべて揃うので、仕事帰りの時によく立ち寄ってるんですよ。個人的に川崎が日本で一番買い物に便利な街だとおもってます。
最近は銭湯もコラボを仕掛けるところが増えてきて、ここは地元のサッカーチームとコラボしてますけど、有名選手まで訪ねてきてすごいなと思いました。
富士見湯は、ラゾーナのすぐ裏側にある銭湯なので、川崎に来る機会があったらぜひとも立ち寄ってみてください!
子連れのお客さんも多くて和みます
リンゴ農家と契約していて年末年始?
辺りにリンゴ風呂をやってますよ
また、ここの方は鶴見の潮田湯と兄弟で
大田区の糀谷辺りにの2軒の銭湯も
親戚だそうです。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、メイン通りから少し離れている場所ですが、古い商店街があって懐かしい風景が広がる場所です。個人的にはこういうところは大好きです。
年末年始はリンゴ湯をやっているとは知りませんでした。
なによりも潮田湯が兄弟とはビックリ!
銭湯は親戚同士が営んでいるというのはチラホラ見知っていたのですが、まさかそこと繋がってるとは想像もしなかったです。
すごく詳しいナベオさんにも驚きました笑
色々と貴重な情報ありがとうございます。
下駄箱のラッピング、素晴らしいアイデアですね!
ちょっと感動しました。コラボならではですね。
これは中村憲剛選手の下駄箱に靴入れたいですよ!
昔から下駄箱の番号、好きなプロ野球選手の背番号にするとかありましたよね。
ONの1番3番が人気だったとか。←毎度古い話ばかりですみませーん、、、
私も、川崎とラゾーナ好きなので、今度川崎に行ったら富士見湯に絶対行きますね。
おはようございます。
そうなんですよ。ファンからしたらすごく嬉しい仕掛けだなと思いました。自分はあまりサッカーに興味がないので特に感動みたいなものはなかったんですけど笑
最近は銭湯でもコラボとか企業案件?のようなものが増えてきて、青山にある清水湯やスカイツリー近くの大黒湯なんかは有名ですけど、ここは利害抜きで地元愛でやってる感じがとてもいいですね。
sun-sunさんもラゾーナに来てるとはびっくりでした。考えてみたら川崎競馬場があるからかな?笑
川崎に来る機会があったら是非、立ち寄ってください!