このブログは 中年おじさんの散策 の続編です。
20150414 東京南東
東京都中央区横山町・馬喰町
新道問屋街(問屋道)
新道通りは、横山町と馬喰町の境にある通りで、溝に板が張られて、その上を通行したので、「板新道」と呼ばれていました。その後、明治40年頃、馬喰町の田島屋玩具店から出火して、板が燃え移ったこともあり、溝板に代えて、石や鉄で溝を蓋うことにし、「石新道」や「鉄新道」と呼ばれるようになりました。
東京大震災後は、区画整理の中で道幅も広がり舗装道路ができて、呼称も今の「新道通り」となり、の問屋街としての発展に合わせて賑やかになりました。
昭和の大不況時には、掛け売り代金を期日に支払えない小売店の増加を受けて、「現金安売り問屋」を看板に掲げる問屋が多くなり、町の性格が大きく変化しました。