
ソラのQ&Aより
2023年9月11日
『オリバー・ストーン オン プーチン』PART 1,【日本語字幕】
*)「オリバー・ストーン オン プーチン1、地震雲、鳥島近海M6.3」の続きです。
・・・・・・・・・・・・・
2016年2月クレムリン 午後9時30分
(オリバー)
久々にお会いできて光栄だ。
前回お目にかかったのは昨年の6月だ。
会いたかった?
(プーチン)
泣けてくるほどね。
(オリバー)
泣く理由は他にもあったはず。
私は時差ボケでさっきまで寝てましたよ。
(プーチン)
うらやましい。
(オリバー)
今日は何を?
(プーチン)
仕事だ。
同僚と会って国内政策や安全保障について議論した。
財務相とは経済問題を話し合った。
経済担当補佐官とも話したよ。
そんなところだ。
国家院議長や国防相や内相とも会議した。
(オリバー)
すごいな、閣議はなかった?
(プーチン)
ない。
(オリバー)
安全保障会議の開催を?
(プーチン)
ああ。
何年も前にFSBなどの特殊機関や省庁のトップを集め少人数の会議体を作った。
名付けて“ロシア連邦安全保障会議”。
(オリバー)
何か危機でも?
(プーチン)
週1回の定例会議だ。
(オリバー)
なぜ聞くのかというと3時に会う予定が、6時間40分遅れたからだ。
(プーチン)
あなたが休めるようにね。
(オリバー)
でも常に予定外のことが起きるでしょう。
(プーチン)
いや今日は普段どおりの業務さ。
でも連鎖反応のように案件が増える。
たとえ10分の予定で会議を設定しても、相手が次々と質問して結局1時間になる。
連鎖反応を止めるのは難しい。
(オリバー)
話しを膨らませましょう。
プロデューサーのフェルナンドが言うんです。
あなたはロシアという会社の優れた最高経営責任者だとね。
状態を確認し問題に対応して解決する。
(プーチン)
そうとも言えるだろう。
(オリバー)
例えばある問題を特定し細部に入っていくと、もっと細かい話になる。
それがさらにミクロの話しになり、“木を見て森を見ず”になる。
未解決の問題があったら、ストレスがたまるのでは?
(プーチン)
未解決の問題ではなく解決プロセスが重要だ。
クリエーティブにやりたい。
画家が絵を描いていて夕食ができたら絵を放り出すだろうか、そうはしない。
何かを仕上げてから初めて休息を取るだろう。
(オリバー)
何か仕上げたい?
(プーチン)
達成感が欲しい。
クリエーティブな職業に自分をなぞらえる気はない。
だが答えを探すプロセスはそういう職業と似ている。
(オリバー)
さらに大きな問題がある。
大統領を経て首相となり、また大統領になって15年ですね。
アメリカ保守派に愛されるレーガン大統領の話しを?
彼は自分の予定を崩さなかった。
ほぼ毎日午後6時にはホワイトハウスに帰宅し、早めの夕食を取って妻とテレビを見る。
(プーチン)
恵まれた男だ、とても規則正しい。
それも彼の功績と言える。
(オリバー)
それが言いたかったんだ。
彼は愛想がよく社交的だった。
ジェリービーンズを食べてジョークを飛ばしていた。
レーガンは周囲に権限を委譲することを非常に重視していた。
そういう生き方もあるという例です。
(プーチン)
2つ問題がある。
まず適切な人材に権限を委ねること。
(オリバー)
あなたとは違う。
(プーチン)
そういう方法を目指している。
だが大きな違いがある。
レーガンはアメリカ大統領だ。
彼も困難を抱えていただろう。
だが、1990年代末から2000年代初頭にかけてのロシアとは比べものにならない。
(オリバー)
レーガンに言わせれば、アメリカは破産状態だった。
国民に前向きなエネルギーを与えるのが彼の仕事で、幻想とはいえ前向きな空気を創り出した。
(プーチン)
破産状態と実際の破産は大違いだ。
(オリバー)
レーガンが財政破綻を悪化させたとも言える。
責務が膨張したからね。
(プーチン)
現時点では18兆ドル?
(オリバー)
忘れました。
18兆ドルのはずだ。
(プーチン)
一方、ロシアはGDPの12%だ。
(オリバー)
アメリカは18兆、ロシアは約1兆ドル。
(プーチン)
GDPに対する割合が重要だ。
アメリカの政府債務はGDPの100%。
ロシアはわずか12~13%だ。
そして準備金の残高も大幅に増えている。
中央銀行の準備金は3600億ドル。
政府の準備金も2種類あり、残高は800億ドルと700ドル。
これでわずかな財政赤字を補填している。
(オリバー)
2015年には食料価格が20%上昇し、インフレ率は13%に達した。
(プーチン)
12.9%だ。
(オリバー)
ロシアの中央銀行の役割は?
(プーチン)
非常にバランスの取れた金融政策を堅持している。
そして国際金融機関の期待にも応えている。
国際通貨基金を含めてね。
(オリバー)
IMFへの債務はないはずでは?
(プーチン)
債務はないさ。
今はその話じゃない。
ちなみにロシアは自らの債務だけでなく、旧ソ連圏の共和国の債務をすべてIMFに返済した。
ウクライナの債務160億ドルもね。
今は金融政策の話しだ。
ラガルド専務理事たちと連絡を取り合い、我々の取り組みを説明し助言にも耳を傾けている。
IMFの指導部は明らかにロシア中央銀行の政策を高く評価している。
前向きな評価だ。
IMFがいまだにロシアのパートナーで、ウォール街がロシアの成功を願うとは思えない。
(オリバー)
ウォール街はロシア経済を破壊するつもりなのでは?
アメリカの利益のためにね。
(プーチン)
今はウォール街の話しじゃない。
ただアメリカお政権について言えば、特に近年ロシアをライバル視していたのは確かだ。
(プーチン)
ここが謁見の場だ。(画面は謁見の場を映す)
(通訳者)
皇帝と皇后そして皇太后の玉座があります。
(オリバー)
あなたが新たな皇帝だという説もある。
そんな表紙の雑誌もあるくらいだ。
(プーチン)
そういう発想が好きなんだな。
(オリバー)
固定観念を捨てられないのさ。
だがチャーリー・ローズに“権力を独占している”と指摘された。
“何でもできる”と。
アメリカ人の多くはそう考えている。
あなたはそれを訂正しなかった。
(プーチン)
問題はどれだけ権力を握っているかではない。
手にした権力を正しく使うかどうかだ。
(オリバー)
あの時の通訳にも責任がある。
あれは君だった?
違うよね。
ローズの意図が伝わらなかった。
英語だと、自分が皇帝だと認めたように聞こえました。
(ローズ)
“皇帝”とも呼ばれていますね。
(プーチン)
いろいろな名で呼ばれるさ。
(ローズ)
ふさわしい名で?
(プーチン)
ローズは議論したかったんだろう。
だが私にその気はなかった。
(オリバー)
カッとなることは?
各質問に対してとても理性的に思えますが。
あなたも機嫌の悪い日はあります?
(プーチン)
女性とは違うからね。
(オリバー)
今のはアメリカ国民の50%が侮辱されたと感じますよ。
(プーチン)
屈辱するつもりはない。
自然の摂理というだけだ。
(オリバー)
つまり女性の方が感情的?
あなたは感情と理性を切り離したいんですね。
(プーチン)
自然のサイクルがあって・・・
男性にもあるが顕著ではない。
人間だから当然のことだ。
だが自制心は大切だ。
(映像が変わりブッシュとプーチン)2001年6月
(インタビュア)
ブッシュ大統領、彼を信頼できます?
(ブッシュ)
答えよう。
私は彼の目を見て率直で信頼できると分かった。
とてもいい対話ができたし、私は彼の魂を感じた。
(オリバー)
あの時、どう思いました?
(プーチン)
話せる相手、そして交渉できる人物だと思った。
少なくともそう期待した。
(オリバー)
9・11後、ブッシュにいち早く電話して弔意を伝えましたね。
(プーチン)
我々は翌日、戦略部隊の軍事演習を予定していたが中止した事実を大統領に伝えたかった。
ああいう時 国の首脳に精神的な支えが必要なことはよく分かっている。
支援の気持ちを示したかった。
(オリバー)
アフガニスタン侵攻の際は、ブッシュ大統領に協力し、コーカサス地方に拠点を設けたはず。
アメリカ軍の物資供給のためにね。
(プーチン)
それは違う。
意図的に拠点を設けたんじゃない。
タジキスタンに師団を置いていて、後に軍事拠点に格上げした。
アフガニスタンのテロリストに対する防衛だ。
だがアメリカを支援し、我々の領土を武器補給に使うことも認めた。
(オリバー)
最近までそうした借置を?
(プーチン)
ああ、そうだ。
この協力が我が国のためになると考えた。
両国が力を合わせるべき分野だ。
我々はアメリカに対し、諜報活動による情報などを提供した。
(オリバー)
諜報活動をしていたのに、なぜビンラディンの居場所や動向が分からなかったんです?
彼の居場所だけでなく、アルカイダの弱体化も把握してなかった。
(プーチン)
アルカイダを生んだのは我々の活動ではない。
アメリカの友人たちの活動だ。
発端は、ソ連時代のアフガニスタン紛争だ。
アメリカの諜報機関が、イスラム原理主義組織を支援した。
ソ連軍と戦うためにね。
アルカイダを育てたのはアメリカだ。
だが制御不能になった。
それは避けられない。
アメリカ側も知っていたはずだ。
責任は彼らにある。
(オリバー)
元CIA長官のケイシ―は、イスラム勢力の先鋭化に注力しました。
コーカサス地方での対ソ戦略です。
単にソ連を打ち負かすためではなく、ソ連体制そのものの打倒をもくろんでいた。
(プーチン)
実はそういう考えは、いまだに存在している。
コーカサスやチェチェンで問題が起きた時、アメリカは残念ながら反体制派を支援した。
冷戦は終わり、透明性のある関係を欧米と築けたものだと考えていた。
もちろん支持も期待していた。
だがアメリカの諜報機関はテロリストを支援した。
重要なことを言っておこう。
我々は当時も確固たる自信を持っていた。
アメリカのパートナーたちは、テロとの戦いを含め協力の必要性を口にした。
だが実際は、テロ勢力を利用してロシア情勢の不安定化を画策した。
*)2002年 モスクワ劇場占拠事件 ドブロフカ・ミュージアム
人質133人、テロリスト40人合計170人以上が死亡
*)2004年 ベスラン学校占拠事件 北オセチア ベスラン
子供186人を含む人質334人、テロリスト31人、385人以上が死亡
(オリバー)
チェチェン紛争で最も危険な局面はいつでした?
(プーチン)
特定の時期を挙げるのは難しい。
いわゆる第二次チェチェン紛争はダゲスタンの市民の行動に端を発した。
ダゲスタンはイスラム教国だ。
市民は武器を取りレジスタンス組織を作った。
彼らが強力を仰ぐというより懇願してきたのを覚えている。
“守ってくれないならせめて武器の提供を”と。
(オリバー)
アメリカがチェチェンを支援していたという証拠が?
(プーチン)
情報面と政治的支援については、誰の目にも明らかで証拠は不要だ。
公然と行われていた。
(ズビグニュー・ブレジンスキー 大統領補佐官)
アメリカは不干渉を決め込んでいる。
ロシアの内政問題だと繰り返すことで、ロシアの行動を正当化した。
さらに政府高官たちがチェチェンを中傷している。
(プーチン)
運営面と金銭的視点については証拠があり、その証拠をアメリカ当局に渡した。
ブッシュ大統領には事実を突きつけた。
コーカサスで活動中のアメリカ諜報員の実名も伝えた。
彼らは政治的支援にとどまらず、技術支援や戦闘員の移動手段も提供していた。
アメリカ大統領の反応は、妥当かつ否定的だった。
精査すると言っていたよ。
その後、パートナーシップのルートを通じてCIAからこういう手紙が届いた。
“我々は反体制派との関係を維持する権利があり、今後もそれを継続する”
そこには反体制派だけではなく、テロ組織も含まれるのは明白だった。
だが、テロ組織も普通の反体制派であるかのように書かれていたよ。
(オリバー)
アメリカもアフガニスタンでテロと戦っていた。
矛盾してておかしな話に思えますね。
(プーチン)
そういう矛盾にはもう慣れたよ。
(オリバー)
CIAの手紙を見せてもらえませんか?
(プーチン)
私の証言だけで十分だろう。
ジョージも覚えているといいがね。
1999年3月12日
(クリントン)
ハンガリー、ポーランド、チェコが冷戦による人為的な枠組みを超えて仲間に加わった“北大西洋条約機構拡大”。
同盟を強化することで、21世紀に向けて平和と国の安全を守っていきたい。
我々の目的は、ヨーロッパを統合し、自由で民主的で平和で安全な地にすることだ。
(ブッシュ)
以下の国を歓迎する。
2004年、ブルガイア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキア、スロベニア。
NATOに正式に迎える。
人類の自由を獲得する上で特別な瞬間を迎えた。
アルバニアとクロアチアのNATO加盟を宣言する。
(オリバー)
ゴルバチョフ氏やベーカー元国務長官に聞きましたが、NATOを東欧に拡大しないと合意を?
ドイツの再統一が決まった時のことだ。
それからソ連軍の東欧からの撤退もね。
(プーチン)
アメリカの高官とNATOのウェルナー事務総長が、“ソ連に保証する”と口をそろえて言ったんだ。
彼らの話しでは、NATOの東の境界線がドイツ民主共和国の国境より東にいくことはないはずだった。
(オリバー)
約束違反ですね。
(プーチン)
ゴルバチョフ氏は書面にしなかった。
政治ではすべて書面に残すべきだ。
彼は話しただけで十分だと判断した。
(オリバー)
甘かったね。
NATOが設立されたのは、東西ブロックの対立があった時代だ。
2つの陣営があった。
だが今やワルシャワ条約もソ連も東側諸国も消滅した。
“今やワルシャワ条約もソ連も消滅した。NATOの存在意義は?”
私の目には、自らの存在を正当化するためにNATOが常に外的を探しているように見える。
もしくは挑発行為によって、誰かを敵呼ばわりしている。
2007年2月10日 ミュンヘン安全保障会議
(プーチン)
冷戦後、提案された世界の一極化は起きなかった。
そもそも世界の一極化とは?
どれほど脚色しても、この言葉が意味することは1つ、権力の一極集中だ。
権力や意思決定の一極集中である。
唯一の支配者を持つ世界。
損害を被るのは支配下の人々だけではない。
支配者自身も内側からむしばまれる。
特にアメリカはあらゆる意味で国境を侵している。
その証拠に、経済、政治、文化、教育の政策を他国に強要している。
NATOはアメリカの外交の道具だ。
同盟国はいない、属国だけだ。
一度、NATO加盟国になってしまえばアメリカの圧力にあらがうのは難しい。
何が配備されてもおかしくない。
弾道弾迎撃ミサイル(ABM)や、新たな軍事基地。
新たな攻撃用システムもね。
そうなれば、こちらは対抗借置を取るしかない。
新たな脅威となる施設に対して、ミサイルの照準を合わせるわけだ。
状況は緊迫化する。
なぜ我々は、NATO拡大を深刻に受け止めているのか。
NATOの存在意義は理解している。
正確には存在意義の欠如だ。
そしてNATOの脅威もね。
我々が懸念しているのは、その意思決定のあり方だ。
私は実情を知っている。
今も覚えているのがクリントン大統領とのモスクワでの最後の会談だ。
会談の最中 私はこう言った。
“ロシアのNATO加盟も検討課題だ”と。
大統領は賛成したが、代表団はピリピリしていた。
(オリバー)
加盟申請は?
(プーチン)
なぜ代表団が緊張していたか説明しよう。
加盟すればロシアは投票権を得るから我々を操作できなくなる。
アメリカは検討さえしないだろう。
(オリバー)
加盟すれば核情報を開示することになる。
(プーチン)
いいかい?
ソ連崩壊後、そして政治体制の変革後の話しだが、我々はアメリカを含むパートナーに対し、核兵器の情報を含めて、すべてオープンにしてきた。
秘密はほとんどない。
核兵器の部品を製造する我が国有数の工場にアメリカの査察官が常駐していたこともある。
我々は十分オープンだった。
我々にとって新たな脅威もなかった。
アメリカは興味深い。
大統領が変わっても政策は変わらない。
原則的にはね。
(オリバー)
旧ソ連は常にアメリカの意図を理解するよう努めていた。
シンクタンクはきっと今も存在し、あなたはアメリカの意図を正確に理解しているはず。
(プーチン)
もちろん。
私が思うに、
自らを世界唯一の超大国だと考えて、国民に選民的な認識を植えつけてしまうと、現実離れしたメンタリティーが社会に生まれる。
そして外交政策は、社会の期待に応えることが求められる。
国家の指導者は帝国主義的理論に従い、アメリカ国民の利益を損なう可能性がある。
私はそう考える。
最終的には問題や欠陥につながるんだ。
すべてコントロールすることは不可能だ。
「タイム」“冷戦2 西の敗北”
(オリバー)
アメリカのロシアに対する敵意が、かつて一度でも消えたことは?
共産主義であれ、プーチニズムであれ、とにかく常に敵という概念が?
(プーチン)
第二次大戦後に世界の二極体制が出現した。
私は、それがソ連の戦略的ミスだったと思う。
当時のソ連は粗暴な振る舞いをした。
そして、アメリカにNATOを設立する口実を与えて冷戦が始まったんだ。
アメリカは、いわゆる先進国のリーダーを自認していたと思う。
その後、ソ連が崩壊したことで、何でもできるという幻想を抱いた。
何をしてもとがめられることはないとね。
そこに罠がある。
そういう状況に陥ると、個人や国家は過ちを犯す。
状況を分析する必要も、結果を考える必要もない。
すると国家は非効率になり、次々と失敗を重ねる。
アメリカはそのワナにハマった。
(オリバー)
大きな疑問はあるが、アメリカの政策とは?
世界全体に対する戦略は?
(プーチン)
それについては、率直かつ詳細に回答しよう。
私が退任したらね。
(オリバー)
私が代わりに言うのでコメントを頂きたい。
知識人の考えだと、
アメリカの現在の戦略は、ロシア経済を1990年代の水準に引き戻すこと。
ロシアの指導者を交代させ、アメリカの同盟国にすること。
平たく言えば、かつてのように支配することだ。
彼らは、ロシアから核兵器を奪うべきだったと考えている。
(プーチン)
そのような思考パターンは当然あり得る。
それが事実であるなら誤った政策だと思う。
ロシアとの関係に対して、そのような捉え方は未来志向ではない。
そういう考えを持つ人々は25年先、もしくは50年先を見てないんだ。
未来を見れば違う枠組みの下で関係を構築しようとするだろう。
ロシアを属国にしようとは思わない。
(オリバー)
この経済が息絶えるまで、ロシア国民は諦めない。
人々はスターリン時代ナチスと戦う政府を支えるため、宝石や財産を差し出した。
(プーチン)
財産ばかりか命を差し出したんだ。
ロシア人は自らの息が絶えるまで戦った。
ロシアの最も重要な要素は、我が国民とその自尊心だ。
ロシア国民の心情として、自らの主権国家なしには生きていけない。
パートナーには、核の脅威でなく、こうした国民性を踏まえて、ロシアと持続的で公平な関係を構築してもらいたい。
防衛費に大金を投じる必要もなくなる。
ちょっと考えてみてくれ。
去年ロシアでは、防衛費として400億ドルを割り当てた。
それに対して、アメリカは4600億ドル以上、つまり10倍以上だ。
そして今年、2016年のアメリカの防衛予算は6000億ドルを超える。
あまりに多い。
アメリカ以外のすべての国の防衛費を合算したより多いんだから。
(オリバー)
今年はアメリカの大統領選挙がある。
環境保護や同盟関係の改善は話題にならない。
候補者の誰もが、“もっと強硬に”に一点張りだ。
軍備を再強化せよとね。
それはどちらの政党も同じだ。
新保守主義のタカ派となった、ヒラリー・クリントンもね。
ロシアには強硬に、そしてシリアへの介入を指示している。
(ヒラリー・クリントン)
プーチンにはっきり伝えたい。
国境を侵すような好戦的な態度にはしかるべき借置を取る。
(オリバー)
しかも最近、新任の司令官がアメリカの最大の脅威はロシアだと発言した。
彼は非常に強い口調だった。
(ジョゼフ・ダンフォード)
アメリカの存在を脅かす国と言えばロシアだ。
彼らの行為は警戒すべきだ。
(プーチン)
それは認識しているし、もちろん歓迎できない。
一方、我々はほとんどの分野で常に対話の用意がある。
残念ながらアメリカの選挙戦では、ロシア問題について勝手な見解を述べている。
それどころか政争の具とするのが通例だ。
あとになって、こう言ってくる。
“気にしないでくれ、選挙のための方便だ”、
“いずれは手を組もう”と。
だが、目先の政治プロセスのために、政府間の関係を犠牲にするのは大きな誤りだと思う。
2016年5月 戦勝記念日 71周年記念パレード
(オリバー)
パレードには興奮しました。
(プーチン)
女性部隊は初参加だ。
(オリバー)
ゴルバチョフ氏を見かけた。
あいさつしてませんね。
(プーチン)
公式な式典には、彼を招く。
(オリバー)
でも彼の所に行かなかった。
あいさつしてない。
(プーチン)
気付かなくてね。
(オリバー)
彼と会うことはない?
(プーチン)
クレムリンの私の執務室に招待したことはある。
(オリバー)
それは大昔?
(プーチン)
数年前だ。
(オリバー)
NATOの問題は同意見?
(プーチン)
NATOもクリミア問題も、彼と同意見だ。
彼にも考えがあり、私と一致する時としない時がある。
(オリバー)
アメリカ大使がいなくて残念だ。
※ 「オリバー・ストーン オン プーチン3」へ続く。
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04-OCT-2023 11:21(日本時間 20:21) 5.34 126.06 M6.4 深さ122km MINDANAO, PHILIPPINES
・2023年10月4日 三田市 18:06
・2023年10月4日 三田市 18:08(細い線の雲)
【鳥島近海M6.3、SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN連続地震】
2023年10月3日 20時38分 鳥島近海(北緯30.0度 東経140.8度 深さ40km) M6.3 震度1 小笠原村(東京都)
DATE and TIME (UTC) LAT LON MAG DEPTH km LOCATION
04-OCT-2023 12:03:29 -22.76 -174.65 4.9 10 TONGA ISLANDS REGION
04-OCT-2023 11:21:48 5.34 126.06 6.4 122 MINDANAO, PHILIPPINES
04-OCT-2023 11:13:20 30.76 141.88 5.0 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
04-OCT-2023 11:11:44 -9.43 124.82 4.6 36 TIMOR REGION
04-OCT-2023 11:05:17 29.83 140.02 5.2 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
04-OCT-2023 11:03:06 -12.09 -75.88 4.6 95 CENTRAL PERU
04-OCT-2023 11:00:12 30.79 142.15 4.8 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
04-OCT-2023 10:47:54 29.75 140.11 4.8 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
04-OCT-2023 05:57:17 30.79 142.04 5.6 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
04-OCT-2023 04:55:47 31.07 141.88 5.7 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
04-OCT-2023 04:19:32 -27.82 -71.51 4.3 22 NEAR COAST OF NORTHERN CHILE
04-OCT-2023 03:35:12 19.23 121.28 5.7 39 PHILIPPINE ISLANDS REGION
04-OCT-2023 03:09:04 -23.71 -66.96 4.5 203 JUJUY PROVINCE, ARGENTINA
04-OCT-2023 03:01:08 -22.70 -66.30 4.0 259 JUJUY PROVINCE, ARGENTINA
04-OCT-2023 02:19:08 30.00 140.15 5.6 16 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
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03-OCT-2023 19:04:31 -19.88 -173.66 5.0 31 TONGA ISLANDS
03-OCT-2023 15:22:36 29.91 140.05 5.8 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
03-OCT-2023 15:21:11 29.84 140.00 4.7 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
03-OCT-2023 15:18:25 29.92 139.98 4.6 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
03-OCT-2023 14:39:05 29.88 140.06 4.5 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
03-OCT-2023 14:08:59 29.90 140.02 4.6 10 SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
03-OCT-2023 13:53:05 4.55 127.59 5.1 87 TALAUD ISLANDS, INDONESIA
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03-OCT-2023 13:20:32 38.91 71.87 4.7 10 AFGHANISTAN-TAJIKISTAN BORD REG.
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ソラ辞典より
・イシカミ
大昔、射手座から降りてきたいわば宇宙人、お腹に人間を入れて降りてきた。
射手座にいた頃は、三次元の生物ではなく所謂‘意識体’だったが、人間を作った時に自分達も三次元の形になって一緒に下りて来た。
大きさは様々だが山のように大きいイシカミもいた。
とろとろのお餅のような身体で、引力によって身体からぽたぽた落ちた物が落とし物と呼ばれている。
落とし物から分身の子供達を作り、人間の為に食べ物や川、山を作った。
またピラミッドで宇宙のエネルギーを得たり引力を放散したりしようとしたり、いろいろな奇岩を作りサインとして残した。
当事の人間はイシカミの存在を知っておりテレパシーでコミュニケーションをしていたが、今では人間の意識が薄くなりごく一部の人にしかその能力が残っていない。
・地震
小さな地震はこれまでイシカミのサインとされてきましたが、大きな地震は、ゴルディロックという宇宙の意識の集合の大天体で【宇宙の計画】として知らされるそうです。
宇宙は人間の想像をはるかに超え、意識を持っている存在は人間だけではありません。
それなのに人間だけが意識を持っていて、全てのことはわかっていると傲慢な科学信仰とまでいえる洗脳された人間は、いくら宇宙(ソラ)から情報を与えても、無視し続けることで、ついに地球変革の計画が宇宙の大元締め?(ゴールディロック)で立てられたのです。
東北太平洋地震の前の日、激痛の催促でこの情報を政府に知らせてほしいと言葉になり、すぐに知らせたのですが、これまで通り無視されました。
残念なことに計画がスタートしたようです。
小さな地震は地球を生物のすめる地球にしてくれた、いて座の意識体のイシカミたちが、自分たちの存在を知らせるために揺らします。
「イシカミが山になった事を知らせる為です。
人間は、造山運動で山が出来ていると決め付けています。
(昭和新山は支配星に騙されて、噴火して山になったと以前知らされた)
地震で土地が盛り上がるのは、イシカミの身体である珪素(シリコン)が一斉に増殖するからです。
一方、土地が沈下するのは、その地域の珪素が一気に砂になろうとするからです。
それをテレパシーで知らせ合って一斉にするのです」
《ビジョン》
“研究室のような机の上が真っ白な光で照らされ、そこにカサの開いたキノコが2本並んでいる”
意味は
「シリコン(珪素)に意味があるのです。
珪藻が意味なくしていろんな形になっているのではありません。
自分の意志でいろいろな形になるのです。
シリコンは死んで意識のない岩になるのではありません。
シリコンは今も意識を持って真似をするのです。
それは南に(ムー)大陸があったので、(そこのイシカミに海の底に沈んでいないで)海の上に現れるように“おいで”をするのです。
シリコンがなぜ一気に大きくなるのかというと、それはイチゴと同じです。
一つ、一つのシリコンがイチゴの形になるのです。
又キノコは一晩で土の上に出てきて、数日で横に広がります。
シリコンもイチゴのように大きくなって(=直下型?)、横に広がる(=横揺れ)ので何度も地震が起こるのです」
・原子
物質を構成する1単位。
原子核と電子からなり、電子が原子核の周りを軌道を描きながら回るのは、原子核が電子に「回ってください」と頼むからで、「原子に意識がある」ことを証明する。
・地球
星達が並べられる不満の固まりが鉄などの元素を引き寄せ、真っ赤に熱せられて宇宙をさまよっていたが、水星が水で地球を冷やしてくれ、土星が土を、木星は木をプレゼントしてくれ、またそれぞれの星が動物、花、魚などを送り込んでくれた。
モーリタニア、サハラ砂漠に地球の目、エルサレムが地球の心臓などと知らされる。
地球の最初は亀のようであったが、4世紀?に丸くなったと。
丸くなることで余分の原子たちは一旦分解して、再び地球に降りてきて山などになった。
・【宇宙の計画】
宇宙は何もない真っ暗闇ではありません。
人間以外に意識を持ったものは、星をはじめ形はなくても、意識体として想像を絶する存在がいるようです。
そしてそれらのそうまとめが、ゴールディロックスという大きな天体のようです。
そこからいろいろなこれまで人間の知らなかった情報が、ソラからの情報で、13年間伝えられています。
それは宇宙の原則は【平等】が一番大切と繰り返し伝えられます。
それを壊しているのが、王制、皇室制で、その他地球の富を独占している権力者たちです。
そのことを繰り返し伝えて、政府をはじめあらゆる所ににも伝えていますが、全く変わりがなく、争いばかりの地球で、人々の助けを求める声は宇宙の果てまで届いているそうです。
それでゴルディロックの総元締め?で会議がなされ、地球を元の平らな星に戻す計画が立てられたそうです。
日本で玄海灘地震以後、大きな震災級の地震がなかったのは、日本からこの情報が発信されているので、多くの人々は気づくであろうということだったのですが、全く正反対で、いくら知らせても無視、ネット上では罵詈雑言の攻撃が絶えなかったようです。
それらを星たちは黙って見ていて、宇宙の意識体?の会議(ゴルディロック)で話し合いで、元の地球に戻そうとしたそうです。
その最初?の計画が今回の東北太平洋地震で、この大地震が起きる前の日、激痛と共に政府にソラからの警告を聞いてほしいと催促があり、伝えました。
けれども全く無視され、ついに実行されたそうです。
・宇宙の大元(おおもと)
《大元》とも言い、宇宙で初めて思いを持ち、原子や星を創りだした根源。
宇宙の最初は真っ暗闇であったが、最初に「誰かいないか?」という意識があらわれ、捕まえようとしたとビジョンで知らされた。
次に捕まれまいとする思いがあらわれ、大元が捕まえる、弟が逃げるという追いかけっこになったので渦巻きが現れる。
渦巻きが極限まで達すると、パンとはじけて光と原子があらわれた。
それの繰り返しで次々と原子があらわれ、同じ思いを持った原子が集合し、星になったり、意識だけの集合体になり、宇宙中に満ち溢れた。
これから原子には意識があると言われる。
超紐理論ではヒモのようなクォークの振動が全ての始まりといわれているのも間違いと。
2002/9/3
最も高次元に存在する全宇宙の元となる意識体。すなわち神の大元とも言える。人間の言葉では宇宙全体を表すことができない。
・ホシノミナ
宇宙の大元の分身と言われる。
大昔恐竜ばかりの争いの地球になったため、宇宙の大元の命令で地球に降りてきた。
その時、稲妻で一気に地球を掃除し、恐竜を滅ぼしたと伝えられる。
掃除をした後京都府綾部市星原で眠っていたが、1998年秋に目を覚まし、著者とコンタクトをとっている。
この場所に星の宮神社がある。
ホシノミナは地球を掃除した後眠っていましたので、その後の横向きの稲妻は、稲妻を支配星が真似して人間を脅かしていました。
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以上、地球の謎解きより。
写真は10月4日のソラ。