飛鷹満随想録

哲学者、宗教者、教育者であり、社会改革者たらんとする者です。横レス自由。

無視すべからざる他説をどのように遇すべきか

2013-04-24 01:18:19 | 日本論と宗教論
はぐれメタルファラオさんのコメントへの回答を記事として上げます。


以下引用。

>うちのブログは誰かに伝授されたもの(確信に満ちた記事が多いですね)ではなく、独自に象徴を解読したものなので、常識とは大きく異なっていると思います。

象徴とは、ある隠れた善なる者が、何らかの深い理由で公然とは人目に晒せない真実を、その単なる埋没を避けるために、聞く耳のある人がいつか現れるのを信じながら、解かれることを前提とした巧みな封印でもって包んで、この世の特定の場所に配置したものです。例えば自然は、神による神の現存在の象徴と見做すことができるわけです。はぐれメタルファラオさんがそのような封印を解く能力を持っている稀有な存在の一人なのは間違いないと思います。アイデアがどんどん出てくるのだから仕方がないといった感じではないですか?それで何処かの誰かが嫌な思いをしても、それは、はぐれメタルファラオさんのせいではなく、その者の自業自得なのですが、それでも恨みは買ってしまうのでしょう。私は大いに敬意を抱き、感謝もしております。防御のために、面倒臭くても、より厳密な表現だけはお心掛けになられたらいいかもと思うだけです。

>卑弥呼は実在せず、歴史が逆さま、200~500年のずれがある、など。

私は、これらのことが本当だろうか?本当だとしたら、周辺の関連分野にどんな影響を与えるのだろうか?本当じゃなくても、そのように考えることに何か意味があるのではないか?このように考えて、実際に多くの着想を得ることができましたよ。

>なので、事実はこうだといわれても、暖簾に腕押しかもしれませんね。

私は、そのようなサジェスチョンにも、今の自分がそれに反応する材料を持ち合わせず、直ぐには動き出せないとは感じても、ひょっとして長いこと忘れずに置いておいたら、それを根本的に処理できる時がくるかもしれないと考えてじっくりと構えるところがあります。無視している訳ではないので、誤解しないで欲しいと思います。今のところ、蘇我氏として知られている人達の本来の呼称が蘇我氏ではなく、この蘇我氏という呼称は平安時代の中頃になって、清少納言として知られる人物によって象徴として付けられたものだったという情報をはじめとする、幾つかの情報には、大きく反応させていただきました。ただ、これらの情報には多くの場合、実は松重楊江さんや小林恵子さんの書物もそうなのですが、文献上の呼称と実在との明確な分離がないまま無造作に表現されて提示される傾向があることは、ここで指摘しておかなくてはなりません。既に何かの事実を知っている方の表現力が必ずしも完璧になる必要はないのですから仕方がないことなのでしょう。ですから、受け手としてこちらが、学問上の最高レベルの技術を丁寧に駆使せざるを得ないのだろうと身構えるのです。読書のスピードも極端に遅くならざるを得ません。もし、私の苦闘振りを、私のブログでテーマとして取り上げさせていただいている氏族に属し、全てを常識として既に把握していらっしゃる方がご覧になったら、色んな思いを抱いて眺めていらっしゃることだろうと思います。私やはぐれメタルファラオさんの行っていることは、そのような方々の目も十分に意識された活動になっていなければならないのでしょうね。

>私が今注目しているのは忌部氏です。忌部氏である信長が暴君であり、キリシタンが日本を征服しようとしていたのを、秦氏が家康を使って阻止したと考えている人にとって、私のブログは異端以外の何物でもないでしょうね。

忌部氏と四国のことは、私もかなりの書物は読んだ方だと思いますが、何故かぽっかりと空白になってしまっている書物が多いですね。私の直感は、忌部氏と四国こそが古代史の最も重要なピースだと言っています。ところで、この間ある本を読んでいたら、一言主神についての記述には、天武天皇と天智天皇の隠された関係も同時に織り込まれていて、どうやら天智天皇は壬申の乱の間、人質として囚われ、土佐に幽閉されていたようだと書かれているのに遭遇しました。私のアンテナが珍しく、物凄い反応をしましたよ。はぐれメタルファラオさんに伝えたいと思うことがありますと以前申し上げたのは、このことです。忌部氏と四国には、絶対に何か、重要なことが隠されているはずです。

>ちなみに私は、現天皇家も支持しています。天皇家の身の回りの諸事を管理しているのは秦氏だと思いますが、雅子様や愛子様の苦難を見るにつけ、秦氏を信用していません。まあ、彼女たちの苦難を天罰と考える人がいるのも承知していますが。

ここでこの「秦氏」という表現に、面倒臭くても、細心の注意を払う必要があるのかもしれませんね。内外両面の危険を避けるためにです。複雑なものを単純な言葉で表現することはできないということです。

引用以上。

レビとは何だったのか? 01

2013-04-23 19:18:17 | 日本論と宗教論
アルトさんからコメントを、再度頂きました。それに対する私の回答を、記事として上げておきます。


以下引用。

>夜中にレスをくれたんですね。疲れているところを。もう無理しないでください。

はい。無理だけはしないというのは、私の信条のひとつです。仕事は忙しいですが、無理は決してしておりませんので、お気になさいませんように。

>レビ族が単独でひとつの勢力になった時期があるのです。あくまでも推理ですが。それは映画スターウォーズにメタファーとして描かれている。レイア姫がユダ族の正統の姫。ルークがユダ族の族長。悪の皇帝がレビ族の族長。大まかにこの構成で作られた物語となっています。

それが事実だとしたら、大問題です。先ず取り敢えずは、何時、何処で、何故、どの様な経緯で、の規定が必要ですね。

>モーゼが全ユダヤから召集可能な兵力として、60万人という数字が聖書に記されている。これはすさまじい数字です。事実上世界最強の軍事力です。この数字に着目する人がほんとんどいない。

60万人は兵力ではなく、エジプトから連れ出された青年男子の数となっていますよ。民の数です。

>私はレビがヤコブの子供だと看做しておりません。

聖書にはヤコブの子供だと明記されています。

>モーゼは捨て子です。雛形としてそれ以前に似た事象を探したけど見当たりません。

モーゼはレビの血筋だが、捨てられてエジプトの王女に拾われ、育てられたのでした。その後に自分のレビとしての血筋や使命に目覚め、イスラエルの民を率いてエジプトを脱出させるという大偉業を成し遂げたということでした。この記述に基づけば、モーゼはレビの家系に紛れ込んだ得体のしれない出自のものという穿った見方もできないわけではないわけです。彼以降のレビ族は、アーロン系のレビ族と共に、レビの中核となって行きますが、ということは、この時、レビの家系の一部に、得体のしれない出自の何者かの血が入ったということになります。しかしながら、エジプトのファラオの王女に拾われた直後にモーセは、その姉と母親によって無事が確認されたということが記述されています。ですから、なりすましの可能性は極めて低いことになります。

そもそも、モーセの権威は、イスラエルやユダヤの存在意義そのものと、この上なく密接に結びついたものです。この彼が邪な氏族出身の者のなりすましだったとしたら、イスラエルやユダヤの存在そのものが影の邪な目的を持った虚構ということにもなり、善なる神の歴史への関与そのものの否定に繋がりかねないと思います。イエスの復興運動の理念の中にモーセのことは入ってこないことになり、イエスがタボール山でエリアとモーゼの復活体と会談していたというエピソードも邪な虚偽であるということになってしまいます。そもそも、律法の石板もアークも、マナの壺もアーロンの杖も、全てが邪な虚構ということにもなります。ということは、日本形成史にイスラエルやユダヤの痕跡を見ることなんて、最初からナンセンスということになるわけです。従って、モーセを侵入者と見做すのは、やや問題ありかもしれませんね。

ただ、モーセの背後に「主」と呼ばれ、祈りの中で心の中で対話するのではなく、わざわざ高い山の上に登って会いに行かないと対話できない存在者がいて、その存在者の指導の元でモーセが大事業を指導していたことは確かであり、この「主」を、イスラエルをある目的のために外部から操る陰の異民族と見做すことができるとは考えます。私もそれを、クリスチャンらしく単純に「神」と見做す部分もありますが、外部の陰の支配部族とする考え方にもまた違う観点から大いに信憑性を感じる訳です。両者は私の中では全く矛盾してはいません。「宇宙人がそれなのだ」という人がいるのを耳にした場合にも、例によって、そうかもしれないと受け入れつつ、自分の中で完全な咀嚼ができるまでは人様に伝えるのは控えようという態度を貫いています。何れにしても、イスラエルの周辺に陰の外部支配氏族の存在を想定できるとは考えてはいる訳です。しかし、だからと言ってそれを短絡的に、悪と決めつけることには反対です。

>しかし、ヤコブの預言もしくは遺言でヤコブは、レビとシメオンを呪っています。

ヤコブによるレビやシメオンへの呪いの言葉は、その帰結として、他の兄弟達の中に散らされるという内容を伴ったものでした。ハムやエソウに対して「他の兄弟たちの僕の僕となれ」と帰結したのとは大きく異なっています。彼等は、どんなに呪われても、飽くまでもイスラエルの一員と見做されていた訳です。この差は、同じ呪いとは言え、極めて大きいと言わざるを得ません。

註:因みに、ハムやエソウの犯した罪の内容は、権威の失態を愉しんでしまった罪や、自分に引き渡される予定であった権威の取り扱いの重さを十分に感じ取れなかった罪でした。ということは、聖書では、権威がどんなに失態を演じても、従う者達にそれを嘲笑う権利はないということが書かれているということになります。これは『論語』で仁の本としての孝悌の重要性の指摘がなされているのと同じです。私が、天皇がたとえ偽者であったとしても、国民としては信じるしかないと言うのとも、本質は同じです。国民としては、そしてそのリーダーとして世に出る場合には特に、どんな場合でも、乱を是認してはいけない、ということです。現代のインターネット上の陰謀論のオピニオンリーダーの多くが、これと同じ罪を犯していると感じるのですが、どうでしょうか?

>何故なのか。あるときひとつの着想を得ました。モーゼはなぜか当時の黒人部族と親交がありましたから、もしや、モーゼは黒人の血を引くのではないかと。ここからレビも捨て子で、黒人の奴隷の子ではないかと。この着想が正しければ、レビはつまりはハムの子孫です。故に、ユダヤ人ではありません。

レビとシメオンには、怒りをコントロールできず、暴力に容易に走ってしまう強い傾向性があるからなどという戒めはあります。だからと言って、イスラエルから追放はされませんでした。エソウやハムと違って、同族性の維持が間違いなく、大前提となっていたのです。

レビは捨て子である、即ち、外部からある意図を持って密かに侵入させられた者であるということがあったなら、罪を犯したと言って呪いの言葉を浴びせる際に、ハムやエソウの時のように、いやむしろそれ以上に、即追放ということになって然るべきであったはずです。外部からある意図を持って密かに侵入させられた者でありながら、即追放となるべき時にそうはならなかったというのは、どのように解釈できるのでしょうか?ヤコブにとってレビは主人から送られたが故に、どんなにできが悪くても決して蔑ろにできない存在だったということなのでしょうか?高貴な者が自分の子供を孕んだ愛妾を近臣に下賜するという習慣は、東洋では文献上、色んな箇所で確認できたと思いますが、その類のことだったのでしょうか?

実は私は、そういう解釈にはある程度信憑性があると感じているのです。でないと、こんな出来の悪い性格のレビが各支族に配分されて祭祀を行うような特権的な重要な役割に着けられた理由が全く分からなくなるからです。

だとしても、だからと言ってレビは全て「邪悪な」侵入氏族であるなどと断言するのは、言い過ぎではないでしょうか?イスラエルやユダヤにとっての「主」がイスラエルやユダヤを組織したことそのものを、悪とは決して言えないはずだからです。

その「主」の全員がハムで、セムに対して氏族全体で激しい悪意を抱き続けていて、セムからイスラエルが出てくることそのものがそのハム族の邪な計略の中で行われたのだと考えたらどうでしょうか?レビは実はハムの血筋の者だ。だからこそ、その後のイスラエル族の苦難の元凶となったのだなどと考える場合にはまさに、レビをイスラエルの各支族に祭祀族として配分したイスラエルの「主」そのものの抱いている元々の意図が邪悪なものだったと考えるしかなくなるでしょう。

イスラエルやユダヤ系の宗教を根本から否定する人がいますが、今上で述べたようなことに頭の中でなっていたら、それは、そうしたくもなるはずです。ベンジャミン=フルフォードさんもそのような主張をしていました。しかし、別の箇所ではハムそのものがその「主」から呪われたとも書かれています。即ち、上に述べたようなイスラエルを組織した「主」の全員がハムだったなどということは、ハムがこの「主」の全てを滅ぼして「主」になりすましていたということがない限り、絶対にあり得ないことなのです。ハムがイスラエルの形成前に、自分を呪った自分の「主」を滅ぼし、その「主」になりすましていた。このようなストーリーは本当に、一定の信憑性を持って描けるのでしょうか?

仮に描けたとしましょう。その場合でも、そんな邪悪な茶番劇の流れを汲んでいるはずの、後のユダ族やイエスの宗教をアルトさんが高く評価なさっているのは、どういう経緯からでしょうか?

その場合、聖なる霊統のエッセネ派や東方のマギ、イエスによる復興は、通常言われているような、邪悪なパリサイからのイスラエルの解放と復興などではなく、邪悪なイスラエルからのイスラエル以前の何かの解放という、全く正反対の意味を帯びてしまうものと考えられます。

「イエスはパリサイに牛耳られ堕落したユダヤのただ中に立って、パリサイが自分達に都合よく曲解してその本質を歪め、それを用いて人々を苦しめている『律法』をその本源に戻して、モーセが初めてそれを人々の元にもたらした時の原点に回帰させるとともに、律法以上に大切で、律法の本源にも深く関わっている神や人類への愛という原理を新しく、イスラエルの民に、その身を犠牲にすらして示した」

これが一般的なイエス理解です。それに対して、イスラエルが、そしてイスラエルにレビを送り込んで、モーセを操ってイスラエルを組織した「主」が邪悪な者であったと考えながらも、イスラエルから出て来てイスラエルの中での復興運動を行ったイエスを高く評価する場合、今述べたような一般的なイエス理解が、次のようなものに変更されないといけないことになってしまいます。即ち、

「邪悪なレビ出身で外部の邪悪な支配部族と密接に連絡しあっているモーセがイスラエルの中に持ち込んだ律法そのものを排すべし。大切なのは律法のようなものではなく、神や人類への愛なのだ。律法にではなく神や人類への愛に基づいた新たなイスラエルを立てるべし。これがイエスの真意だった」

といったものにです。

が、本当にそれでいいのでしょうか?イエスの言葉にも「私が律法を排するために来たと勘違いしてはならない。むしろ、律法を成就させるために来たのだ」という言葉がありました。ここでは明らかに「律法だけではなく愛も、愛だけではなく律法も」と言われていると思うのですが、上のイエス理解の中に含まれるモーセとレビの認識は、限定表現と添加表現の混同からくる例のあの普遍的な誤謬をここでも犯してしまった上で、その流れの中で「律法ではなく愛を」と言っているのだとイエスのことを完全に誤解してしまい、このイエス自身による警告の言葉すらいつの間にか忘却してしまったが故の間違ったモーセ観、レビ観なのではないかとも考えられる訳です。

何れにしても、更なる検討が必要な、余りにも大胆な仮説になってしまっていると思われて仕方がありません。どうなのでしょうか?

「レビもモーセも外部の支配部族と密接に連絡しあっているものではあったが、だからと言って、この外部の支配部族も含めて、その本質を邪悪などと決めつけることはできない。レビがある時に邪悪な支族に見えるようになったのは、今述べたのとは全く異なる経路でハムあるいはエソウの侵入や乗っ取りを受けてしまったからだ」

こう考えるのが最も合理的だと思うのでしょうが、違っているのでしょうか?

>スピルバーグもルーカスもユダヤ系ですか?エッセネ派かもしれませんね。

彼らが善か悪かは、彼ら自身の行いが証明することでしょう。

>聖書にはエサウ族は邪悪な描かれ方はないと思います。問題のある部族ではあっても。

権威の重みを十分に感じ取ることができず、自分でも知らないうちに権威を軽んじてしまった罪が、彼を巡っては表現されています。だから「主」の権威の代理人たるイサクによって呪われ、イスラエルの中での居場所を失ってしまい、更に悪いことには、その後も後悔せずにヤコブを激しく呪ったと、はっきりと書かれています。

>白丁は新羅です。大伴氏です。仲麻呂謀反により聖武天皇が失脚したときに聖武天皇方について頑強に抵抗した半島のマケドニア人の後裔の秦氏です。愛すべき同族です。韓国人は全般は高貴な血筋のぺくちょんをいたぶり尽くした憎むべきやつらです。嫌です。兄弟はぺくちょんだけです。

それに加えて、韓国の上層部にも、列島の善良なる住人と血統的に近しい関係にある者達が全くいないという訳ではないということも、言っておく必要があります。飽くまでも、邪悪な氏族に侵入され、寄生され、乗っ取られているだけと言った方がいいでしょう。何れにしても、見極めは非常に難しいでしょうが。ただし、行いだけは隠せないでしょう。行いで判断しさえすればいいのでしょう。ということは、行いを観て判断する前から一括りに「韓国人は」などと言って非難するのだけは、やめておいた方がいいということになります。

>文鮮明の血が愛子に?天皇家に?それはさすがにないでしょう。

それなら安心です。

>ただ小和田ひさしはあやしいですね。私見ではサンカ系ではないかと思うけれど。

平安時代になってから列島に入り込み、律令制の枠外に追い払われ、主に山の民の保護の元で命脈を保ち、その後の各時代において各地の豪族に、忍びや傭兵として雇われていた人達の内のひとつのことですね。それについて小和田氏がどうなのかは、私には何の判断もできません。

>出エジプトの真相はモーゼ率いるレビ族と追随した十二部族の一部が、エジプトを追放されたことだと認識しています。モーゼの死後レビの一部はアナトリア地方に進出。その後ユダ族の侵攻によりアナトリアを追放され、中原に侵攻して夏王朝を建国。

何れにしても、上記のごとく、時間をかけて熟考しなければならない情報です。

>殷王朝はいけにえ殺人文化です。中原に流入した古代イスラエルも生贄の犠牲にされたのでは。

殷は九州北部にいち早く定着していた、シュメールとの同一化が指摘されるハッティと、その古くからのパートナーたるエブスが、中原に侵入して創った王朝でした(彼等は松重楊江氏によると蘇我氏と中臣氏、海部氏のことだったようです)。生贄殺人文化だったという話は、考古学上の常識であるばかりか、この私の持っている情報とも十分に辻褄の合う話です。ハッティやエブスの王国だった東表国の半島側の領域に当たる伽耶でも、その風習の存在が考古学上、確認されるようです。また、遠く西では、トラキアの古墳でその風習が確認されています。勿論、列島にもその風習はありました。

生贄にされたイスラエルとは、羌族のことですよね。

>夏王朝と殷王朝で「カイン」。こじつけだとしても一分の真理を言い表しているような気もするのです。

かもしれません。

>飯山一郎は自身のブログで書いていた。今上は殷王朝の末裔だと。彼の属する氏族はこれなんでしょうね。マヨもこちらに入れ込んでいるようです。

殷→箕子朝鮮→扶余→九州物部の一部→百済は分かっています。皆さんの話は兎に角、詳細を省いた、等記号を用いた図式に終始することが多いようです。よくその程度のサジェスチョンで満足し、お互いの意思疎通ができているなと感じること多々ですよ。もう少し詳細に書いてくださったらいいのですが。

>今の皇室など呪いこそすれ、崇めることなぞできるわけがない。今上とその一族が憎い。八百長の世界大戦の大本。滅ぼすべし。

今の天皇家を滅ぼした後で、どこの誰が責任を担っていくのか?私が気にするのは、いつもこれなのです。王殺しは、どんな形であれ、国民の国民としての本質を著しく傷つけてしまうような性質のものなのです。ましてや、天皇陛下は、ただの王などではないのです。軽々しく滅ぼすなどとは、どんな立場からも決して、言えないはずです。

引用以上。

叱咤激励に感謝

2013-04-23 01:55:33 | 日本論と宗教論
アルトさんからのコメントへの回答を記事として上げます。手厳しいながら、熱心な、ありがたいコメントでございます。


以下引用。

>お久です。

お久しぶりです。ありがたいことです。

>ユダ族とレビ族の対立は本当だと思います。サンヘドリンはレビの独占。ファリサイ派もレビが多数か?イエスを十字架に架けたのはレビだけではないが、殺すよう仕向けたのはサンヘドリンとファリサイ派ですね。この因縁はいまだ解消されてはいない。そもそも偽ユダヤとは誰のことを指して言うのでしょうか?私が思うに、ユダヤ人を自称するもその実ユダヤ人ではなく、サタンの会堂に属するものとは、レビ族を中心とした連中のことだと考えています。

レビは、祭祀族として各支族に配分された氏族でした。ですから、ユダ族がいればそこに祭祀族としてレビが含まれているはずだし、レビ族が単独でひとつの勢力となることはなかったはずです。従って、両支族の対立などあり得ない。このように考える訳です。

イスラエルやユダヤは、アブラハムによって「主」と呼ばれた氏族、かのメルキツェデクを代表とする氏族によって聖別され人工的に構成された。レビはその氏族によって各支族に配置されたスパイのような存在である。このように考えて、レビ族とパリサイ派を同一視されているのでしょうか?私は、大筋ではそのように考えていますが、それをスパイなどとは評価していません。そうではなくて、かのエソウ或いはハムの子孫で、ある時何らかの理由から「主」に呪われ、そのことでセムやイスラエルを氏族として激しく呪っている氏族が、それぞれに配置されたレビの元で各領域に平和に暮らし、全体としてひとつの王国を構成していたイスラエルに侵入した。ある意味で極めて魅力的な、しかし実際は悪魔崇拝として様々な悪徳に染まったバール信仰を持ち込み、極めて非人間的な教義体系でレビとイスラエルの人々を内部から縛り、腐敗させ、不当に支配するようになっていった。悪の原因は彼等である。私達はそう判断しています。サンヘドリンは元々は、特定の構成を持った祭祀族の中枢組織を呼称する一般名称でしかないし、レビは要するに、侵入する方ではなく、される方なのである。侵入された結果、あの悪名高きパリサイ派となって立ち現れてきてしまったという訳です。偽ユダヤとは、エソウかハムの子孫で、チュルク系あるいはツングース系の氏族に入り込んで基盤を築いた上で、計画的にイスラエルに侵入してきた者達のことです。正当な意味での血縁はなくとも割礼を受け入れればユダヤ人と認めるというかの有名な規定がその際の盾となる訳です。ハザールも、ヨーロッパにおけるその比較的新しい典型例なのだと思います。

>統一協会のわが民族にもたらす惨劇はあまりにもむごい。韓国にはレビが多いと小石牧師が言ってました。韓国は嫌です。断じて。

私は親族や私自身が、統一教会から直接被害を受けた経験を複数回持つものです。親族の中に統一教会の悪事を追求する新聞記者がいました。その私ができるだけ公平になるよう考察した場合、韓国には「かの邪悪な氏族が乗っ取って化けた」レビが多いのであって、単にレビが多いのではないという言い方になります。朱子学を悉く曲解しては人々を蔑み、虐げて、人々の犠牲の上に胡座をかいていた両班は、その典型的な現れだったに違いありません。一般の韓国人民は、特に白丁として最も過酷に虐げられてきた人々は、決して、邪悪な氏族ではありません。私達日本人の最も親しい同族です。従って、大部分が白丁からなる在日の人達も、大半は私達の最も親しい同族ということになります。しかしながら、文鮮明や文堯(笹川良一)の場合は、その所業からして、かの邪悪な氏族の一員だったということがはっきりと分かります。韓国だけではなく日本にも「かの邪悪な氏族が乗っ取って化けた」レビが多く存在しているということになる訳です。統一教会の一番の被害者は、統一教会の実態を何も知らされないまま限られた情報で強烈に洗脳され、まるで奴隷のように利用され、虐待され、親族に多大な迷惑すらかけてしまっている一般の信者でしょう。文鮮明の血が天皇家に入っている?それが本当だったら、統一教会と一緒にその皇族も抹殺しなければなりません。

>稗田アレのひえだ、日枝とも。稗田阿礼は聖武天皇の別名、秦河勝も聖武天皇の別名。聖徳太子は聖武天皇のこと。 hieda......pieda......pieta......pieto......petero。ペテロの子孫とその集団が秦氏と認識しています。彼らが邪悪な種族ですか。悲しい哉、悲しい哉、悲しい哉、悲しい哉。

秦氏は邪悪な氏族ではありません。秦氏の中に侵入した者達が邪悪である。私達はそのように考えています。そもそも、人々の幸福のために皆で知恵と汗を絞って楽しげに働く秦氏の幻影。これが当初から私を突き動かしてきたものです。

>賀茂氏がレビの子孫? 思うに、ヨゼフの子孫ですね。ヨゼフの娘とレビの子の婚姻家系(これは妄想的推理)。賀茂氏はそう思っているかもしれません。

レビでないと祭祀には携われません。各支族のレビにこの列島では「忌部」、その中の中核の組織に「賀茂」の名が付けられたはずです。

>本当に悲しいです。最近のあなたのブログは。

どんな理論も、間違いなら自滅するでしょう。そうでなければ、生き残るはずです。私も、間違いだと分かったら、それを消滅させるのに何の抵抗もありません。ただし、その間違いの原因は必ず、明確に把握するつもりです。マヨさんのようにただ撤回し、何者かのリーク情報を鵜呑みにすることは絶対にいたしません。そのようにして発せられる発言は、表面上どんなに真実をついていたとしても、本質的には決して、真理とはみなせないからです。かえって有害ですらあります。マヨさんのブログでの変遷を観て初めて把握した教訓のひとつです。人間とは、何とも恐ろしいものです。それを知り尽くしていて、マヨさんのところにS氏を送り込んだ何者かも、本当に恐ろしいと思います。

>邪馬台国は九州です。時代の降下で場所も変わりました。最終地点は大分の行橋市香春、神護石のあるところです。ここから、雄略天皇、最初の即位の聖武天皇のことです、が東征したのです。アレキサンダー大王の東征と同じように。

これについては、「邪馬壹」のことも含めて、以前にいただいた情報を何度も反芻しながら、今後も研究を続けなければなりません。今はまだ、アルトさんや松重楊江氏のようにまで、記紀の信憑性を疑い切ることはできないでいます。最近ではむしろ、飛鳥氏からもやや離れて、記紀は意外と本当のことを書こうとしていたのではないかとすら思い始めています。今後どうなるかは、分かりません。

>飛鳥昭雄はいかがわしいやつです。パーマにグラサン、猫背で語るさまは、悪霊に憑依されたように感じるのは私だけか。

彼の説に幾つかの明らかな誤謬を見つけるとともに、一連の古代史連作は本当は三神たける氏のものなのではないかと勘ぐる部分も実は、最近出てきています。きっかけは、YouTube上で見た彼の講演内での「ないぐう」や「げぐう」の発言でした。大丈夫か?と思いましたよ。文章から受ける印象とあまりにも違いすぎる。彼の講演は、文章とは違って、あまりレベルの高いものではありませんね。

>世界中に散ったエッセネ派つまり秦氏同族がどんなにひどい思いをしてきたことか。カタリー派はエッセネ派のことだと思います。カタリー派を殺したのはレビに乗っ取られたカソリック。カソリックこそ悪魔なんじゃないですか。

私もそう思っております。ただし、ある邪悪な者に乗っ取られたレビに、二重に乗っ取られたカトリックです。サウロ=パウロからそうだったはずだと、私の直感は言っています。大学院の時、カトリックの洗礼を受けようと考えた時は、そのようなことは全く考えませんでした。ところが実は、洗礼を受けた瞬間に、その時は絶対に誰にも打ち明けられませんでしたが、「何か悪いものが来た」という、自分でも全く不可解な感情に襲われたのをはっきり覚えています。そのようなことが最も頭に浮かんできにくいはずの、その瞬間に、そう思ってしまったのです。単なる直感が何年か後に明確な認識になるといった体験は、私の場合、本当によく起こることです。

>そして、なぜだかあなたは、偽明治天皇に触れない。どうしですか。

何度も触れております。ただし、馬の骨が本物に入れ替わったということではなく、南朝系として長い間逼塞していた家系の出身者が本物に入れ替わったのだと考えています。彼がもし単なる馬の骨だったら、近臣にすら腹の底で最大の軽蔑を受けるだろうし、そんな天皇とそれを中心とした国家など、そう長いこと繁栄し続けることはなかったはずだと考えるからです。

現在の天皇家にはそれ以上の言及ができません。それが日本人というものです。仮に万が一とんだ食わせ者だったと明らかになっても、彼ら皇族に向ける敬意だけは方向も強さも変えないようにするだろうとすら考えます。偽者でも、その地位に就いて我々の敬意を集めている以上、その責任は絶対にとってもらわなければ困ります。嫌でも本物になっていただき、本物に相応しい存在になっていただきたいと考えます。

>最近ある有名なサイトの社長から電話が来ました。一年以上電話に出ないようにしていたのですが、ふと思いました。よわい七十もすぎてなお愛国正義の情衰わすことなく、自身にも鞭打ち進まんとする心意気を思い出して、つい例の社長じゃないかとうすうすわかりながらも受話器をあげてしまいました。この会社の社長のような人士もいるというのに、いまの日本は臭いものに蓋をしたままです。あなたもですか。悲しい哉。

私は、壊した後の建設の方にどうしても目が向きます。ある場所から、圧倒的なヒーローが出てくるのでなければと信じています。醜聞は、たとえ悪魔のものであっても、それで悪魔を滅ぼすことができたとしても、取り立てて騒ぎ立てようなどとは、全く思いません。手に取る武器は常に、それ自体が善でなければ、どんなにいきんでも、本当の勝利にはならないからです。

>ファラオさんへ、あなたも秦氏なのでしょ。仁徳天皇も聖武天皇のことですよ。あなたの同族ですよ。三年間税免除し、大伴氏(秦氏)の金採掘により大規模公共事業で経世済民したのは鑑真を招聘した聖武天皇ことですよ。無秩序壊乱した世をたださんとしたのは仁徳天皇を別名とした聖武天皇ことです。私たちのご先祖様です。

はぐれメタルファラオさんにお任せします。

>碩学をおろそかにして古代史ではさきへ進むことなどできるわけがない。せっかくお勧めしたのに、飛鷹さんはこれからどこへ進むというのか。

以前予告した通りです。今やっていることに明確なケリをつけた後で必ず、お勧めの書物に向かうつもりでいます。何せ、普通の人の何倍も、読書に時間の掛かる私でございます。時間がかかっておりますが、約束を忘れたわけではありませんよ。むしろ、アルトさんからの影響はかなり受けているものと自覚していました。いずれにしても、人には定められた分というものがございます。気長におつきあいください。

>それではまた。

厳しいながらも熱心な、丁寧なコメント、本当にありがたく思います。今後ともよろしくお願いします。

引用以上。

支配それ自体は善悪の彼岸にある

2013-04-22 20:09:38 | 日本論と宗教論
はぐれメタルファラオさんのコメントへの回答を記事として上げます。


以下引用。

>以前サナダムシの記事を書きましたが、それと似た感じかなと思いました。

言い得て妙です。大いに参考にさせていただきました。ただ、もっと別の何かの意味も含んでいるように感じられます。形而上学的な掟とでも言うべきものか。超越的第三者の存在を前提した上での善悪両者の関係かもしれないと感じる面もあります。一度記事にできないかと考えています。

>聖書でいうところの、ヨセフ、モルデカイ、ダニエルなどが、大国の宰相をしていた事からも、単純に邪悪な国家といえない事例もありますね。

善なる秘教集団もある王国に対して「寄生」するということなのかもしれません。余計な誤解を招くかもしれませんが、場合によっては、「憑依」と言った方がいいかもしれませんね。善霊或いは悪霊の国家への憑依ということです。善霊に憑依されて国全体が栄え、幸せになるということも、そのためには厳しい条件があるにせよ、十分にあり得ることなのではないでしょうか?

>ハリー・ポッターはよくできた物語で、死喰い人が正体を知られずに魔法省に入り込みつつ、同じ場所で不死鳥の騎士団も顔をあわせて仕事をしているシーンなどは、まさに現在の日本社会を示している気がします。

ハリーポッターを作らせて世に出させ、庶民を広く啓蒙させようとしているのは、ひょっとしたら、善なる憑依者の方ではないでしょうか?そうとしか考えられません。

引用以上。

本当の日本の精確な認識を目指して

2013-04-22 16:59:51 | 日本論と宗教論
東洋史やユーラシア史の全体を俯瞰するとともに、記紀をはじめとする「正史」以外の所謂「偽書」や古伝、伝承、考古学史料なども大いに参照する。そうしながら、隠蔽された本当の歴史をこちら側から復元していく。このような手法を等しく採用しながらも、結論としては大いに異なる部分も幾つか含んでいる二人の代表的な研究者。その二人の書物が、私の研究の土台となっています。小林恵子さんと松重楊江さんで、奇遇なことに、どちらも山口県出身となっています。

両者の共通点の内で私が信憑性があると判断したもの。相違点の内で同様に私が信憑性があると判断したもの。これらを材料に全体像を組み立てる。その全体像の中に欠落部分を見つけたら、最も辻褄の合う仮説を構想してその仮説を裏付ける史料、特に聖書(上記のお二人は、日本形成におけるイスラエルやユダヤの果たした役割の大きさを認めていながら何故か、聖書の記述が全く参照されないという共通点もあります)を、飛鳥昭雄氏の著作などを手掛かりに検索し、ある程度の成果を得たら、正当なピースと認めてその全体像の中に取り込んで行く。これが私の取り組んでいる作業です。そうやって、かなり詳細な大規模な構造体が最近、立ち現れてきたと自覚している訳です。そこで現在は、かの作業の中で切り捨てた要素に本当に拾い上げるべきものはないのか。こちら側の勘違いはないのか。それでも切り捨てるのが妥当となった場合、そう判断する理由としては具体的には何が列挙できるのか。これらのことをチェックする作業に入っています。

この作業に入ってすぐに、以前のまだ認識が浅かった時には見えなかったことが大量に深く見えてきたりして、大いに刺激を受けております。もう暫くしたら、更に詳しく、更に巨大で正確な日本形成史を皆さんの前に提供できるのではないかと予想しています。

「三人の天皇」については勿論、もう既にほぼ解決済みです。少しだけ言っておくと、「縄文の天皇」など嘘だし、「レビ族とユダ族が対立する」など、とんでもないデタラメです。

更には、「支配層が国民のことを家畜とみなしている」のは本当だとしても、「その家畜の幸福に対する自らの責任の自覚が全くなく、常に自分達の利益しか念頭にない、そんな邪悪な者達によってどの派閥も完全に占められている」などと決めつけるのも、大きな間違いです。家畜としての我々の幸福の実現を自分達の使命と強く自覚し、そんな我々のために場合によっては命をも投げ出す覚悟で粘り強く着々と活動し続け、とんでもなく深みのある知性から熟考され紡ぎ出された策を次から次へと実行に移している、そんな善なる集団も、恐らくはある必然的な理由から最後まで姿を見せることはないでしょうが、歴然と存在している。これが、希望的観測などではなく、紛れもない事実なのです。

証拠としては、インターネットが急速に普及し、従来は全くなかったようなレベルの裏情報のリークがとんでもない規模で行われている現状を挙げることができます。このような現状が生まれてきた奥に何者かの意志があること、その者達のことを、姿を隠してはいても決して、邪悪な者達などと判定することはできそうもないこと。これらは、よく考えてみると、誰の目にも明らかなのではないでしょうか?

善は悪に乗っ取られても必ず生き残るようになっている

2013-04-15 12:44:41 | 日本論と宗教論
はぐれメタルファラオさんがご自身のブログに掲載された記事に私が入れたコメントを、記事として掲載いたします。


以下引用。

イエス=メシヤ教団の直接の末裔として、人類原初以来の善なる秘術集団の伝統を受け継いだと目される秦氏。その秦氏が悪魔崇拝の邪悪な氏族に乗っ取られたことこそ、私達がこの一年間、問題にしてきたことでした。そして、私は今でも、その通りに違いないと確信している訳です。

ここでは、しかし、あることに留意しておかなければならないと思うのです。悪魔崇拝の邪悪な集団が善なる秘術集団を乗っ取ろうとするのはまさに、その善なる秘術集団に善なる秘術集団としての価値があるからなのであって、その価値が失われたりしたら、その瞬間、その乗っ取りそのものに意味がなくなってしまう、ということです。彼等の「乗っ取り」とはつまり、所謂寄生のことであって、宿主の死が寄生虫の死にも繋がるのと同じように、善なる秘術集団の本質が消えてしまったら、その時点で即、彼等の生き残る術も絶たれてしまう。このような仕組みが厳然としてある、ということなのです。

従って、悪魔崇拝の邪悪な氏族がのさばっているように見える場合、それは実は、善なる秘術集団の不在を意味するのではない。悪魔崇拝の邪悪な氏族がどれ程のさばっているように見えても、或いは、のさばっているように見えるからこそ、善なる秘術集団も必ず何処かでその命脈を保っている。このように判断するのが妥当だということにもなります。これは、論理的に極めて明白な真実です。

日本の神社は、その根幹ではまだ、紛れもなく、生きているに違いないのです。

引用以上。

僭越ながら「三人の天皇」は恐らく...

2013-04-15 12:05:45 | 日本論と宗教論
はぐれメタルファラオさんがご自身のブログに掲載された記事に私が入れたコメントを、記事として掲載いたします。お読みになる前に、はぐれメタルファラオさんのブログ記事『広隆寺創建の伝承』をお読みください。かなり勉強になる記事でもあります。また、マヨさんの最新記事『ABCDEのまとめ(2)ACとは...』も先に読んでいただきたいと思います。


以下引用。

葛野の秦氏は4世紀終盤、建国したばかりの鮮卑拓跋部北魏から脱出して百済にいたところを、元「近尚古王」たる「応神天皇」の保護の元で列島に入り、それ以来葛野の地をはじめとする全国各地を開発して富を蓄積していった、原始イエス=メシヤ教の秘教組織を中核とする有力豪族でした。

それから時代を経ること約150年。中央アジアの西突厥可汗であり、西ではサーサーン朝ペルシア、東では隋を中心とする国際関係の中で重要人物として活躍していた達頭(タルドゥ)が、東アジアに隋包囲網を形成する意図を持って高句麗や百済に移り、自らの親派で固めた政権をそれぞれの国に確立した後、倭国にも入り、自ら倭王となりました。これが所謂「タリシヒコ」で、後には「聖徳太子」と呼ばれた人物でした。

この人物には、サーサーン朝ペルシアの王族の血も濃く入り、西方の文化に対する深い教養がありました。当時の中央アジアでは、ローマを追い出されたネストリウス派のキリスト教(景教)やゾロアスター教、仏教なども普及していたせいか、これらに関する造詣もかなり深かった。恐らくは、全ての宗教の根元ともなってきた中央アジアの秘教集団との接触もあったに違いなく、そもそも、隋包囲網形成のための東遷などという大胆な発想が持てたのも、更には、それぞれの土地で彼のことが何の抵抗もなく受け入れられたのも、その秘教集団との深い結びつきの中で彼にある種の要素が継承されていたからだったとも考えられるのです。

その彼が、噂に聞いて知っていた、場合によっては強い憧れを持っていた、そんな原始イエス=メシヤ教団由来の部族、秦氏に、列島で出会うことになった。しかも、この列島内での自分の本来の目的を実現する上で絶対に疎かにはできない重要なパートナーとして、彼等が現れた。その時の驚きと歓び、感慨は、想像に余るものがあります。はぐれメタルファラオさんが今回この記事で紹介なさっている広隆寺創建のエピソードは、私にはそのような神秘的事件の、事実としての裏付けを持った伝承であるように感じられます。聖徳太子は夢の中で、いろんな意味で自分が本来地盤とすべきあの有名な原始イエス=メシヤ教団の存在を告げ知らされ、葛野の秦氏の元に導かれたのです。夢の中の枯れた桂の木を囲む500羅漢は、はぐれメタルファラオさんが聖書の精確な知識を駆使して教示して下さったように、葛野で枯れた桂の木を取り囲んで飛んでいた無数の蜂と、明らかに、シンボルとして結び付き合っています。ここにあの原始イエス=メシヤ教団がいるから、関わりを結んで保護し、彼等の協力を仰げ。このようなメッセージのこもった神秘体験だったのでしょう。

このように考えると、ここではその詳細は割愛いたしますが、広隆寺と秦氏、聖徳太子を巡るよく知られた無数の情報が、ただのひとつの矛盾もなく私の頭の中で結びつき合い、あるひとつの大きな構造物になってくるのが感じられます。ですから、これまで私が描き続けてきた物語は、ほぼ間違いのない物語になっているのではないかと、ここで改めて確信する訳です。

実は今日、私は、私のブログ内で「三人の天皇」に関する一連の記事の最新版を上げました。その丁度同じタイミングでマヨさんが、ご自分のブログ内で、マヨさん自身の「三人の天皇」解釈をアップなさいました。マヨさんは、絶対化の本来の対象たるべき神に対してはそれを絶対化することに極端なアレルギー反応を示される方ですが、S氏なる官僚の恐らくは真実なのであろうリーク情報には何故か相当の思い入れがあり、彼の情報だけは絶対化するのを厭うこともなく、鵜呑みしてしまっています。そのせいで思考停止に陥っているようにすら見える程です。どんなに信憑性があっても、自分の手持ちの材料を使ってあれこれとチェックし、その内実を確認するまでは真実として人様に報告することは控えるというのが本来の途であるはずなのに、そのようなチェックがやや甘く、あちこちに曖昧な概念や矛盾した概念を残してしまっているのが確認できるのです。にも拘らず、ご自分の説を、隠されていた紛れもない真実の特別な開示とすらみなしていて、打ち出し方も、自信満々の打ち出し方にしていらっしゃる。かのS氏のことを余程、信頼しているのでしょう。

その説が、驚いたことに、私がこの数ヶ月少しずつ組み立てては記事として上げてきたものと一部は、大筋で一致している。私の場合、マヨさんとは違って、縄文という概念の取り扱いに厳しい制限を設け、歴史的実在としての善と悪、日本古代史解読の隠されたマスターピースとしての阿波忌部氏、などといった道具立てすら行っているので、「三人の天皇」の解釈もマヨさんのものとは全く異なるものになるはずだと考えていたのですが、そして実際に幾つかの重要な相違点がある訳ですが、それでも一部は、大筋で不思議なくらい完全に一致している。ということは、一致している部分の信憑性は限りなく高いはずだ。しかも私には、幾つか存在している重大な相違点のほとんど全てで、彼が犯しているミスの理由を容易に詳しく説明できる。従って、自分の取り組んでいる作業には大いに自信を持っていい。これが、私が今日マヨさんの記事を読んで得た感想でした。

いろんな意味で、重要な局面が来ているように思われます。

引用以上。

籠神社は意外と新しい

2013-04-15 11:44:21 | 日本論と宗教論
例のごとく、はぐれメタルファラオさん改め嶋内さんのコメントに対する私の回答を、記事として掲載いたします。


以下引用。

>籠神社には伝世鏡があって、紀元前のものまであるなら、日本国(正確には大邪馬臺国。日本国の建国は8世紀の新羅進駐軍による)の建国が5世紀などという事はないと思います。

どんな神社であれ、所謂奥宮が存在している場合、その神社は、3世紀か4世紀終盤、8世紀のいずれかに、つまり国家統一体の形成期に、中央から国造や禰宜が派遣されて、元の社には奥宮として十分な敬意を示しながらも、飽くまでその国家統一体の象徴として新しく創建された。このように考えるべきです。籠神社の場合も、籠神社自体は8世紀に創建されたもので、真名井神社にとっては飽くまでも、外来のものでしかなかったようです。

海部氏には、神武東遷の際に先導役を果たした国津神、倭宿禰命が4代目にいます。つまりは、3世紀の近畿邪馬臺国形成の時点では九州か阿波に、そして恐らくは阿波に、拠点を持つ氏族だったということになる訳です。紀元前以来の二つの伝世鏡とは、海部氏が阿波に定着した後に手に入れた宝物で、その時以来ずっと、比較的浅い時期に彼等が丹波の宮津に移った後も、大切に保管され続けたのものだったのでしょう。崇神以前に阿波忌部氏とその親族葛城氏が九州から招き入れていた、物部氏の首長で大物主とも称される饒速日に、天津神である崇神が譲り渡したものが、その後、海部氏の手に渡り、海部氏と共に変遷しながら、海部氏の手によって保存されてきたということです。籠神社の裏家紋として知られる六芒星も、阿波の大麻毘古神社の方が起源で、籠神社の方がそれを受け継いだものと考えた方が妥当です。

因みに、阿波忌部氏と深い協力関係にあった葛城氏の元に阿波忌部氏の導きによって婿入りして一旦は邪馬臺の王として君臨していたけれども、崇神天皇が新しく東遷してきた際にその地位を素直に譲って臣下に下ったとされるのが饒速日命=大物主です。この饒速日命から分かれ出たのが尾張氏と海部氏で、丹波の宮津辺りが傘下に下った時にはそこに海部氏が、濃尾平野が傘下に下った時はそこに尾張氏が、それぞれ派遣されたという経緯があったようです。この意味で、尾張氏と海部氏は同族だった訳です。どちらも元は、大和周辺の紀伊や阿波に拠点を構えていたというのが実態のようです。

それに対して、奥宮の真名井神社の創建は間違いなく、遥か紀元前です。創建したのは、マナの壺を携えて遥か中東から北アジアのステップロードを通過し、ツングース系遊牧民の一員としてツングース系遊牧民と共に、原住の農耕民に対する収奪や略奪を目的にやってきて列島に定着した、イスラエル10支族だったことでしょう。籠神社に瓢箪の象徴が結びついていることは、その移動の経路が北アジアのステップロードだったことを雄弁に物語っています。与謝宮或いは与佐宮、匏宮という別称も、あのモーセの後継者ヨシュアのことを念頭においてこの宮が創建されたことを表しています。ということは、真名井神社の創建は、北イスラエルが滅亡した紀元前8世紀よりも後で、列島にはその時既に、かの邪悪な氏族エソウ族も彼等に紛れて来ていたということになる訳です。その後、紀元前3世紀には、中原の斉から秦始皇の支援の元、九州物部氏とは別の物部氏もここに参入し、その首長である大国主の強力な指導の下に、この丹波の山陰勢力が大きく発展することになったと考えられます。これが『魏志倭人伝』の中で「投馬国」と表記された国に当たります。

それからおよそ500年後の紀元3世紀、崇神天皇の時代には大和から、豊鍬入姫命と、海部氏を出自とするされる倭姫命が御杖代となって(この女性達の内のどちらかが卑弥呼だった可能性があります)、天照大神の御霊が、近畿を中心にした比較的広い地域を、最終的に伊勢の五十鈴川上流域に落ち着くまで移動して廻った際には、その天照大神の御霊がこの真名井神社にも鎮座されたとされます。この巡行は要するに、丹波山陰勢力を含む各周辺勢力への崇神天皇による平和的糾合の呼びかけを意味していたと思われますが、後にこの時とほぼ同じ地域に対して、四道将軍派遣として知られる一種の大規模な軍事行動が行われたことを考慮に入れると、この時には、その糾合呼びかけの試みはあまり、うまくいかなかったものと考えられます。特に丹波山陰勢力だけは、この四道将軍派遣の際にすら、他の三道とは違って大和勢力の侵入を比較的強力に押し留め、最後まで大和に対する独立性を保っていたようです。というのも、山陽道や北陸道、東海道に対しては山陰道とするべきところを、丹波道という言い方に記録上とどめていることが確認できるからです。




この丹波の王国が4世紀終盤の応神天皇の時になってやっと、邪馬臺国に糾合し、大邪馬臺国が成立することになる訳です。この際に、阿波に拠点を持っていた海部氏が国造として丹波に派遣された。私が思い描いていて、恐らくはほぼ事実に一致していることだろうと確信している物語は、丹波出雲の山陰勢力を中心に描けば、以上のようになるのです。

>天橋立の松並木は、人が手を加えなければ消滅してしまい、その形成がヤコブのはしごとほぼ同時期という驚くべき研究報告がなされています。

驚くべきことですが、事実なのだと思います。そもそも松林は、日本全国どこのものも、古代人が薪炭供給用に植えたもので、自然林などひとつもないそうです。また、松と高句麗のシンボリックな結びつきが極めて強いという情報もよく聞きますが、それが実際にどのような事実を背景に言われていることなのかはまだ、未確認です。

>また、籠神社に伝わっている家系図には倭姫命の名があり、この倭姫命が邪馬臺国の女王だったと記載されているそうです。また、この倭姫命のことを物部氏の女性だったとする仮説もあります。従って、籠神社を巡る様々な伝承にはイエス=キリストの教えが封印されているという私の説も大いに信憑性を増してくるものと考えられます。

海部氏が元々は阿波に拠点を持っていた氏族で、3世紀の崇神天皇の東遷の際にはその先導役を務め、丹波の宮津に国造として派遣される5世紀まではまだ山陰には入っていなかった、という先述したような経緯から考えると、3世紀の倭姫命の出自を、それが海部氏にあると言うのは全く問題にならないにせよ、山陰勢力に求めようとするのは、大きな間違いということになります。そもそも、倭宿禰命や倭姫命の倭とは、5世紀の百済武寧王の王子を祖とする倭氏の倭と同様、邪馬臺=大和=大倭のことであって、飽くまでも、百済から九州、四国を経て近畿へと至る太平洋側の広い地域のことだったに違いありません。この地域は、応神天皇と秦氏の到来以前や景教の伝来以前に当たる3世紀の段階ではまだ、イスラエル的かつユダヤ的でしかなく、イエス=メシヤの福音もイエス=キリストの福音も知らなかったと考えられます。ひょっとしたら、聖トマスがインドに伝道した福音がインド経由で伝わっていた可能性も考えられない訳ではないのですが、それも恐らくは本格的なものではなく、噂程度のことに過ぎなかったことでしょう。籠神社と倭姫命の物語にイエス=メシヤ或いはイエス=キリストの福音を封印したのは、8世紀の山城賀茂氏、或いは10世紀の藤原道長周辺の何者かだったはずです。何故なら彼等がイエス=メシヤやイエス=キリストの福音を列島に伝えたばかりか、それぞれの時期に、記紀を編纂、改編した者たちだった訳ですから。

>神武天皇以前にもイスラエルの血を引く王朝があり、その列島での起源は紀元前1800年くらいに求められるかもしれませんね。

紀元前1800年ですか!ダビデよりも更に800年も前!アブラハムと同時代!この時代は一般的には、イスラエルという言葉すらなかったとされる時代です。はぐれメタルファラオさんの主張が成立するためには、イスラエルやユダヤを巡るこの一般的な年代規定の改変が不可欠になります。機会があればぜひ、詳しく教えて下さい。またひとつ刺激をいただきたいと思います。

今回のような鋭いご指摘、今後も遠慮なく、どしどしと下さいますように。お願いします。

引用以上。

記紀の中にも「三人の天皇」

2013-04-14 04:51:43 | 日本論と宗教論
はぐれメタルファラオさんのコメントへの回答を以下に、記事として上げておきます。皆さんにも読んでいただきたいと思います。


以下引用。

>これからは実名でコメントします。

「はぐれメタルファラオ」は、これほどお付き合いが深まった今となっては、私には最早、ご実名と同じようなものと感じられます。ご不都合でなければ、お気になさらず、そのまま変わらずにお使いください。

>飛鷹さんは、秀頼が薩摩に行ったという説を採用されているのですね。

薩摩にお墓が遺されています。それも捏造だ、などと言う人がいるかもしれませんが、お墓の捏造など、しかもつい最近まで一般に知られることがないくらいにひっそりと捏造されたお墓なんて、捏造主に何のメリットもないはずです。ですから、捏造の線はほぼ、ないものと言っていいでしょう。そもそも、敗戦の将が敗戦の混乱の中で、遺体とは言え行方不明になるなんて、異常なことなのです。敗戦には敗戦の作法があるものです。この作法から外れた事例は例外なく、何か裏があるのです。例えば、本能寺での信長の最後もそうでした。秀頼には、徳川方によっても決して手にかけることのできないような要素が何か、必ずあったはずなのです。例えば実は、この上ない程に高貴な出自であったなどといったような。

>日教組(と飛鳥氏)は、応神天皇の即位を紀元5世紀頃に求めており、ここでは約200年のずれがあります。もしかしたら、応神天皇とあがめられる人物は二人いるのかもしれません。

イザヤとレヴィ達が紀元前7世紀に南ユダ王国から阿波に連れてきた南ユダ王国の王子は、イザヤとレヴィ達が阿波を中心に建国した王国の王位に即位したということ以外、目立った事績はひとつもありませんでした。しかし、8世紀の記紀の中では、イザヤとレヴィ達の王国に敬意を表する意味で「はつくにしらすすめらみこと」或いは「神武天皇」と命名されました。そして、イザヤとレヴィ達の王国が九州邪馬臺国の王を大和に迎え入れる形で近畿邪馬臺国を建国した3世紀に、その初代王として君臨した人物の事績の前半部分もまた、記紀の中で譲渡されたのでした。

九州邪馬臺国から大和に東遷して新しく建国された近畿邪馬臺国。その初代王となり、記紀の中ではその事績の前半部分を「神武天皇」に譲渡し、事績の後半部分をのみ自ら引き受ける形で描写されている人物。これもまた、記紀の中では、その事績に相応しく「はつくにしらすすめらみこと」と命名されました。と同時に、かの「神武天皇」と区別するために「崇神天皇」とも命名された訳です。

註:この天皇が4人の将軍を派遣したとされる4つの地域とは、山陽道(長門を含む)と丹波道(亀岡を中心とする内陸部のみで日本海沿岸は含まれない)、北陸道、東海道のことで、九州から四国、近畿に及ぶ部分が含まれていませんでした。このことからも、近畿邪馬臺国の中枢部が、私が主張しているような九州から四国、近畿に及ぶ太平洋側の地域だったことが伺い知られます。瀬戸内よりも土佐周りの海路がまだ、当時の幹線経路だったのです。また、これらの派遣地域に山陰の日本海沿岸が含まれていないことから、山陰の日本海側には他の地域とはやや異質の強大な勢力があり(所謂「投馬国」或いは「丹波出雲」。更には、現在の出雲に当たる「意宇」のこと。長門は含まない)、この段階ではまだ、所謂「国譲り」にまでは及んでいなかったことも分かります。


註:この「崇神天皇」が『魏志倭人伝』の中に描かれたあの卑弥呼とほぼ同時代ということになりますが、両者の関係については、現在はまだ、調査中でしかありません。ただし、この関係を探るためには、イスラエルやユダヤと巫女との関係を精密に調査しなければならないことだけは分かっています。

最後は「応神天皇」です。実は、百済本紀の「近尚古王」が4世紀終盤に「崩御」した後、本当はまだ存命中で、百済国の本国に当たる近畿邪馬臺国に何らかの事情で招き入れられて倭王を継承したのだということが、文献学上も事実として確認できるのだそうです。記紀の中で「神」の文字を含む呼称を充てがわれて描かれた三人の天皇の内の(これは、例のあの「三人の天皇」の記紀内での表現法に当たると言っていいと思います)最後の「応神天皇」とは、まさにこの、元近尚古王のことでした。彼は倭王在位中に列島の日本海側の王国も糾合して(所謂「国譲り」のこと)、近畿邪馬臺国を、列島の西半分全体を包括する大邪馬臺国へと発展させると共に、結果としてではありますが、かのエソウ族の大半を新羅一国に閉じ込めることにもまた大きく貢献したのでした。彼は同時にまた、前秦滅亡を契機に当時中原に建国したばかりだった、あの雲崗石窟寺院群で有名な鮮卑拓跋部の北魏を脱出して百済に逃れて来ていた秦氏を招き入れ、単なるイスラエル連合でしかなかった大邪馬臺国を、その秦氏が持ち込んだイエス=メシヤ教の元で根本から再編成することにさえ成功したのでした。

神武、崇神、応神の三天皇をどのように関連づけて捉えるべきかについて、現段階で私に把握できていることを巡っては、以上のような纏めをすることができます。これら三天皇は、ある者の事績が一部、他のある者に譲渡されるなどということはあるにしろ、飽くまでも別人格だった訳です。これはほぼ、間違いのないことだろうと思います。前二者を応神天皇一人に集約して考える飛鳥昭雄氏の説は、籠神社の宮司である海部光彦氏が「多次元同時存在の法則」という造語を用いて示唆した事柄に基づいて構成された説であり、その意味で大いに注目すべき説ではありますが、今となっては、明らかに、何らかのミスを犯してしまっていると言わざるを得ません。このミスの原因についても、機が熟した時に、詳述しなければなりません。

引用以上。

日本とアジアの未来を導くべき勢力の台頭

2013-04-13 03:59:17 | 日本論と宗教論
はぐれメタルファラオさんのコメントへの回答を、例の如く、記事としてアップします。


以下引用。

>パソコンの調子がおかしく、ずっと記事を見ているのに何もアクションを起こせず、悶々としていました。

そうでしたか。次は、携帯をスマートフォンに替えて、スマートフォンから記事更新した方がいいかもしれませんね。スマートフォンの便利さは、想像を遥かに超えていますよ。

>インターネットエクスプローラーの最新版のインストールでようやく動くようになり、コメントできるようになりました。

待っておりましたよ。

>失礼ながら、飛鷹さんの新羅系秦氏の情報は、飛鷹さんの情報源にも引っかかっているのでしょうか。

私に情報源はありません。はぐれメタルファラオさんをはじめ、多くの方の情報を総覧して、自分の頭の中に形が見えてくるのを待ち、その形をまた別の多くの情報と照らし合わせて研磨したり、拡張したり、再構成したりしているにすぎません。所謂「哲学者の仕事」でしかない訳です。

はぐれメタルファラオさんの打ち出された「新羅系秦氏」は、極めて有効な概念としてあちこちで紹介させていただいております。YouTube のビデオブログ『在日韓国人が語る犯罪国家韓国』のコメント欄では、まるで、はぐれメタルファラオさんの代わりに議論しているような気分でした。勿論そこでも、紹介しておきました。

この概念を使ってあちこちの分野に目をやると、実に多くのことが見えてきます。それくらい有効な概念です。しかし、マヨさんの打ち出した幾つかの概念もそうですが、同じ概念でも、はぐれメタルファラオさんと私ではその取り扱い方に大きな違いがあるのかもしれないとも思っています。

>今しがたの飛鳥氏のブログには読売とナベツネについて書いてありましたが、どう考えても秦氏の仕業なのに、それでも秦氏がキリストの真理を保っていると述べるのは、不思議な気がします。

飛鳥昭雄氏の論は、現代の政治情勢や世界情勢、社会問題などについては、それ以外の分野の論とは違って、やや力が弱くなってしまっているように感ぜられます。強力な情報源と結びつくと、その情報源の現在の立場を守るという大きな制約が付いてしまう訳で、そのため、そのようなことになってしまっているのかもしれません。こう考えると、VIPになるのも考えものとしか言わざるを得ません。

しかしながら、日本の何処かに現在、歴史的実在としての善が潜伏し、捲土重来を期しているのだという、飛鳥昭雄氏の提示した概念そのものは、その内容には秦氏であれ何であれ関係なく、私の中では今でも、全く色あせていません。アルザルやアヌンナキ、黙示録の予言などのことについては、信憑性が極めて高いとの直感はあるものの、確かに私は、飽くまでも厳格に、それを自分の論の中に含ませないようにしています。それに対して、歴史的実在としての善、即ち、ある時期に原始イエス=メシヤ教会として世間に認知されていた集団が現在、日本の何処かに潜伏しつつ捲土重来を期しているという概念だけは、歴史的実在としての悪の蟠踞と同様に、極めて有効で不可欠な概念であるとも考えている訳です。

そもそも、歴史的実在としての悪などという常識では計り知れないようなものが、人間本性から自然に出てくるはずがありません。飽くまでもある超越者によって、ある種の形而上学的な意図の元に、例えば、人類を歴史のうねりの中に送り込んで試練を与え、その精神性を成長させるためになどといった隠された理由によって、ある時人為的に設置されたはずなのです。とすれば、そのような悪の不可欠な対立項としての善も、その姿は今のところは悪より深く隠されてはいるものの、当然、存在しているということにならなければならない。そのような善が存在していないということにでもなれば、人類には最早、自らへの不当な扱いに対しても、人間性を完全に放棄してしまった上で無感覚でいることに自分を馴れさせ、義憤に駆られることも一切ないまま、家畜のように黙々と生活しつづけるか、或いは、自らを不当に扱うそのような悪と共に支配秩序そのものも全て滅ぼし尽くし、更なる混乱の中に落ちてしまって、自分では事態を全く収拾することができないまま滅び去ってしまうか、どちらかしかないということになってしまう。これでは、どう考えても筋が通らない。こう考える訳です。

このことについては、機が熟した時にもっと精密に分析して、その上で記事としてアップしたいと思います。

>うちのブログも、これまでは記事を書こうにも書けませんでしたが、PCが動くようになった今、豊臣秀次と秦河勝の記事を書こうと思います。

豊臣秀吉は、新羅系秦氏である徳川家康と明智光秀、足利義昭の計画に巧みに便乗して彼等から政権を掠めとった人物でした。恐らくは、新羅系秦氏に対立していた、蘇我系や中臣系、百済系、忌部系からなる、新羅系秦氏とは違うもう一つ別の勢力の顔として活動していたのかもしれません。「豊臣」という氏がそれを端的に表しているように感じられます。そう言えば、彼が構想を信長から受け継ぐ形で行った朝鮮出兵の目論見も、新羅系勢力に属する雑賀衆が鉄砲と火薬の製法、使用法を朝鮮にリークすることで、頓挫させられてしまいました。また、大阪城陥落後に豊臣秀頼を密かに匿った薩摩も、豊臣秀頼の子孫として島原の乱を主導した後でフィリピンに避難した天草四郎時貞も、新羅系秦氏に対立していたかの勢力の一角を占めていた可能性が高いとも思う訳です。要するに、東南アジアから江南、半島南西部、列島の太平洋側は、古来から一貫して、ひとつのまとまった地域だったのではないでしょうか?そして、そこにこそ、イエス=メシヤ或いはイエス=キリストの霊統が、従って、実体化した善としてイエスの遥か以前の太古からイエス経由で現在に至るまでずっと大切に継承され続けてきた霊統が、潜伏しているのではないか?私はこう考える訳です。

次に、秦河勝と広隆寺の弥勒菩薩像のことですが、それらを新羅系で邪悪と考える向きがあるようです。しかしながら、あの哲学者ヤスパースの絶賛のことを念頭に置きつつ、広隆寺の弥勒菩薩像を何度もこの目で鑑賞し、その芸術性の異常なほどの高さを確認している者としては、何処かで、本当にそうなのだろうかと感じるのです。広隆寺のものとよく似てはいてもそれとは比べものにならないくらいに稚拙な出来栄えの、あの新羅の弥勒菩薩像の方こそが、広隆寺の弥勒菩薩像を手本にして作られたレプリカなのではないか?「秦氏は実際は、その遺物を見ても分かるように、明らかに、新羅系のはずである。『百済経由で北魏から列島に入ってきた』というのは、一種の経歴詐称だ」という、多くの人が採用している見解はどうも、違うのではないか?そうではなくて、実際に北魏から百済経由で列島に入ってきた秦氏がその影響を後に新羅に及ぼしたからこそ、考古学上の所謂「新羅様式」なるものが新羅に形成されたということなのではないか?こう思えてならない訳です。これもきちんと調査した上で、考えがまとまった時に記事にする予定です。

>それにしても北朝鮮の動向、日本から軍事費を引き出そうとしているだけの気がします。

いかにも見え透いていて、今更注目する気にもならないくらいです。北朝鮮の金正恩一族の属する、世界規模に蟠踞している勢力はどうやら、東アジアの各国民には今はどうしても、これまでにはなかったくらいに強く、ナショナリズムやセクショナリズムを抱いて欲しいと思っているようです。しかし、実際に戦争を起こす意図があるのかについては、また、それだけの能力があるのかについては、何となく否定的な気分が湧き上がってきます。これは、私だけでしょうか?どうやらアジアは、現在、民衆レベルで、如何なる者も抗いようのないくらいに力強く、急速に、一体感を盛り上げているように思えてならないのです。その動きを陰から誘導している、かの邪悪な者達とは全く別の、太古から彼等に対抗し続けてきた何らかの勢力が今まさに、大きく台頭しつつあるからなのだと思われてならないのです。

引用以上。

親日罪なる奇妙奇天烈な横暴がのさばることの意味

2013-04-08 10:41:06 | 政治
YouTube内のビデオブログ『在日韓国人が語る犯罪国家韓国』のコメント欄に

「国境線が引かれたのは20世紀になってから。現在のような国家領域の意識もなかった。どこどこ村の何々さんが日本国民になったのも20世紀になってから。国境線なんてなくても、昔はほぼ、ちゃんと揉めずにいましたよ」

というコメントを入れたところ、musters9 というペンネームの方が幾つかの指摘をして下さいました。以下は、それに対する私の回答です。皆さんにもぜひ、読んでいただきたいと思います。


以下引用。

>IOC(国際司法裁判所)ができる前は、もっと悲惨な争いがあったようです。「国境線が引かれたのが20世紀になってから」に該当するのは1­953年7月27日休戦になった朝鮮半島だけではないでしょうか?昔から多くの国に国境線と国境紛争はあったはずですが?

ヨーロッパや、ヨーロッパ以外でもヨーロッパが大規模に関与してきた地域には確かに、国境の明確化への強い意志が「昔から」観察されましたね(「北方蛮族」と南方の「文明圏」との間の国境は更に昔から)。東アジアでは19世紀中盤以降に、それが少しずつ出てきました(清とロシアの間のものが最古でしょう)。「20世紀になって人類が進化した」と言う場合、東アジアの国際関係では必ずしもそうとは言えないというのが私の趣旨でした。曖昧なものは曖昧なままで残す知恵が必要だということです。

現在、竹島を巡って漁業などに実質的な問題が幾つか絡んでくるようですが、それらについては関係筋が個別に粛々と争えばいいのであって、国民全体で、国民のプライドをかけて争う必要など全くないと思うのです。島根の条例はある程度は頷けますが、韓国の反日教育は異常としか言いようがありません。それをムキになって取り上げて見せ、問題意識を広げようとする、マスコミの「日本人」も異常です。政府や軍(自衛隊は紛れもない優秀な軍隊です)など、関係筋は飽くまでも然るべき厳格な態度を貫くべきですが、それをいちいち国民全体に広げる必要はないはずです。国民は、自分の場所で自分の職務に精を出す義務がある以上は、そのような問題には、本来は、関係も能力も資格もない訳ですから、口出しなど控えておくべきなのです(知る必要と権利はあります)。口出しする能力や資格があるのは、自国政府の失政や怠慢に対してのみでしょう。反日や反韓の広まりには、何者かによる極めて作為的な操作を感じます。

>「自分たちは日本の侮辱をしているのです。『親日罪』とはちがうのですよ­」とアピールするために、そうすることで自分の身の安全を守るために『日本の大震災をお祝いします』という横断幕を出したというのが真相のようです。マスコミに流れた写真ではその韓国人の顔にモザイクがかけられていますが、顔にモザイクをかけなければいけないような行動をさせているのが『親日罪』なら、かの事件の罪は韓国政府にあるということになるでしょう。

親日罪の設定は、韓国人民による日本人民への攻撃というよりは、韓国政府による韓国人民への虐待と言うべきです。間違った信条で不幸になるのは、間違った信条を刷り込まれた人自身だからです。私達は、事の必然的な成り行きを冷静に観察し、警戒しておきさえすればいいだけです。

親日罪が韓国政府によって無造作に設定されたこと。それに対する日本政府の強い抗議行動がないこと。これらはまた、韓国人民の中に親日の大規模な蠢きがあること。日韓政府の間にそんな暴挙を働いても壊れないくらいに強い結託があること。これらのことを明確に示しています。日韓両政府は裏では実は一体であり、ある組織の利益のために、ある組織の意向に沿って、ある組織が組み立てた計画に従って、日韓両国民の間に今、互いへの嫌悪感を広げようとしているに違いありません。また、韓国で反日を煽っているのは全教連など韓国内の親北朝鮮人脈であるとの情報もあります。つまり、日本政府と韓国政府ばかりか、北朝鮮政府にも密かな連携があるということです。三者は、裏では一体なのです。単純な国家観では最早、この状況を正確に理解することはできません。

引用以上。

嫌韓を巡る対話の中で私を批判された日本人女性へ

2013-04-04 14:36:52 | 政治
YouTube内のビデオブログ『在日韓国人が語る犯罪国家韓国』のコメント欄で何人かの方と嫌韓について対話をした際に、私に批判の矛先を向けられた日本人女性がおられました。きっと実り多いものになるという直感もあり、その方のコメントに丁寧な回答をさせていただきました。以下はその引用です。皆さんにもぜひ、読んでいただきたいと思います。


以下引用。

>飛鷹満氏、あなたは日本人ですか。私にはそのようには見えません…。これまでの内容に、日本人へのいたわりや理解は全く見受けられませんでした。

とんでもない。日本人を虐げている者共に激しい憤りを持って活動しているものです。「日本人」や「日本人を虐げている者共」、「韓国人」についての認識が、あなたのものより広く深いだけです。

>しかし韓国人への称賛は、常軌を逸しているレベルの印象です。可愛そうな被害者は韓国人?あなたは正気ですか。

「韓国人」と一括りに曖昧に語られている者達の内の、本物の立派な韓国人への賞賛です。よくお読みください。

>…かつて多くの日本人婦女が強姦され、虐殺されました。竹島では漁民らが殺されました。

これは韓国人に化けた悪魔の仕業で、韓国人民の仕業ではありません。

>毎年、在日の犯罪によって多くの被害者が出ています。

この在日を自らの同族と認知し、日本に招き入れて保護している、日本人に化けた悪魔がいます。それ故の、在日の悪行の連続なのです。犯罪を犯した在日の本名を伏せ、日本名でしか報道しないマスコミの中枢が、今私が言っているような、日本人に化けた悪魔によって牛耳られていることも、これで明白でしょう?

>特権に庇護され、日本人以上の高い割合で生保を貪る在日が居る一方で、自国民は餓死者まで出してきました。

従って、日本人に化けた悪魔が行政の中枢も牛耳っていることが分かるでしょう?

>世界一物価の高い国で働き、血税を納め、在日を扶養する日本人達。

在日だけではなく、韓国にも、戦後一貫して、毎年、我々の血税から何百億円もの資金を流しているという、歴とした事実もあります。これは単なる「在日の仕業」ではなく、日本人に化けて日本の行政の中枢を牛耳っている悪魔、韓国人に化けて韓国政府の中枢を牛耳っている悪魔と同族の悪魔、の仕業なのです。

>そして、お国と同胞(家族)の為に命を捨てながら、参拝もされない靖国に眠る英霊。…彼らは可哀想ではないのですか。

可哀想です。私の親族も大勢、その中に含まれています。私は京都嵐山の松尾大社によく参拝しますが、いつも、日本人の覚醒と解放を祈っています。

>いまだ韓国から攻められ続けて、震災の際には「震災お祝い…」等と、愚弄される日本国を不憫だとは感じないのですか。

それは特に思いません。誰がどう見ても、そのようなことをする「韓国」の異常性しか見えず、その意味で日本国には全く不利益はないからです。

>3・11のあの日、私は被災をしました。身内も亡くなりました。あの垂れ幕を見たときの気持ちが想像できますか。

逆なでされたお気持ちはよく、お察し申し上げます。彼等は、病気なのですよ。

>…何十年も昔の歴史より、目の当たりにしている現実こそが大切です。何故なら、人間は今に生きているからです。自身が目撃者として、今ある問題に向き合うべきではありませんか。

それは間違えていますよ。古代からの歴史を正しく認識している場合としていない場合では、今見えている現実の見え方、それに対する対処の仕方に、極めて大きな差が出てくるのです。ちゃんとした歴史を知らないと、先祖が昔、聖なる場所として信仰の対象としていた、今の日本人にとっても極めて重要な意味を持つはずの場所で立ちションベンをするなどという暴挙を、大袈裟でも何でもなく、働くことにもなりかねないのです。実際、伊勢神宮に、休日の人出が多い時などに参拝して見てください。あの尊き拝殿の前で酔っ払いが口を開けて、参拝ではなく観光している姿が見られますから。歴史を「科学的」に「客観的」に認識し表現することは、歴史は科学以上のものですから、原理上不可能ですが、だからと言って、正しい歴史が不可能かつ不必要になるわけではありません。正しい歴史を知らないのは本当に、恐ろしいことなのです。自戒も込めて、強く警告させていただきます。

>…日本人が罵倒?

あなたのなさっていることは、心情はよく分かりますが、Stephan Seo 氏が「韓国人」の立場からなさっておることと全く同じで、有害だと申し上げているのです。嫌韓は反日の、文字通りの「合わせ鏡」なのですよ。

>あなたに日本人の心はえていません。

だとしたら、先輩の忠告として真摯に受け止め、今後も更に、日本人として己を磨き続けて行きたいと思います。

>日本人は平和な生活を壊され、迷惑を被っている事に憤っているのです。

憤りの表現は、正当だと思います。しかし、絶対に、罵倒はいけません。相手と同じレベルに下がってはいけません。

>多くの方は、もう韓国(人)と関わりたくないと思っています…。

それがベストの選択です。

>日本から離れて欲しいのです。

韓国人にではなく、韓国人と日本人に化けた悪魔にですよ。

>…危険な侵入者を排除するのは、どの国でもあり得る事です。韓国が逆の立場でもそうするでしょう。

繰り返します。韓国人にではなく、韓国人と日本人に化けた悪魔にですよ。

>あなたも日本に心がないなら、どうか日本人の名前など使わないで下さい…。

紛れもない日本人なのです。私ほど日本を愛しているものはいないと言えるよう、日々精進もしております。

引用以上。

ある人たちとの嫌韓を巡る対話 02

2013-04-04 11:45:28 | 政治
日本の公立中学校にかの邪悪な種族がどのような形で巣食い、学校を牛耳っているかについての私の発言を受けて、EVIL TANGUE さんが下さったコメント。


以下引用。

全ての学校に貴方の定義があてはまるわけではないですよね?その言い方ですと、全国の学校で用務員(現在は校務員と呼ばれてますが)さんが影で牛耳ってるような印象を与えてしまいそうですので・・・

引用以上。


この方はかなり、理知的な方とお見受けしました。このコメントに対する私の回答。


以下引用(註:大幅に加筆・修正)。

確かにそうですね。しかし、ある特定の条件を揃えた地域の、ほとんど全ての学校です。例えば、ガラス破り事件が起こった時などに、用務員室とある特定の教師の担当教室の窓だけが破られないなどといったことがあるはずです。これは、学校を牛耳っている、かの邪悪な種族に属する「裏の校長」が、自分の同族で子飼いの「不良生徒」に指令を出してやらせている常套手段なのだそうなのです。そうすることで、ガラスを破られた教師達の立場が地に落ち、自分の仲間の教師達が担当する教室だけは窓が破られなかったことを盾にすることができる。そして、ある懸案を巡る綱引きを、自分の派閥の有利になるよう動かすことができる。自派に対立している派閥の普通の教師達など、この類の知恵を働かせないと生きていけない世界に元から生活している訳ではないし、善意とか良識とかを無条件に信じてしまっていることで、それが常に行動を強く縛ってしまうようにもなっている訳だから、自分が仕掛けるこの類の策略には、たとえ事情がある程度は見えたとしても、相応しい時に相応しい行動を臨機応変に素早くとることなど決して、できるはずがないのだ。・・・このような心底悪どい計算を働かせている訳です。これですら、彼等が先祖から4000年間、連綿と受け継いできた陰謀術のごく初歩にすぎないようです。どうかよく、観察なさってください。

世間を騒がすいじめ事件の本質は、誰も口が避けても何も言わないでしょうが、実は、かの邪悪な種族の暗躍だったのです。この民主主義の現代に何を大袈裟な、などとお感じになられる方もいらっしゃるかもしれませんが、この類の悪の存在に無感覚な大人がまんまと計略に嵌ってじっと我慢している間に、我慢する術をまだ知らない純粋な心の子供達が実は、まともに苦悩し、被害に遭い続けているという訳です。

引用以上。


これに対するEVIL TANGUE さんのコメント。


以下引用。

「ある特定の条件を揃えた」ですか。私は埼玉に住んでいるのですが、埼玉は日教組の加入率も低く、アカと­呼ばれる先生が少ない傾向にあります。あなたの言われる氏族とは、日教組とは関係無いものでしょうか?ちなみに私は、教員ではございません。

引用以上。


これに対する私の回答。


以下引用(註:大幅に加筆・修正)。

私たちはこの氏族を「新羅系秦氏」と呼んでいます。所謂新羅からは、ありとあらゆる時代にこの氏族が侵入してきています。日教組も含めたありとあらゆる組織に入り込んでいるはずです。いじめやガラス破りが頻繁に起こっている学校が地元にあるようでしたら、この氏族の陰の暗躍の可能性を考えていいはずです。市役所の職員採用や生活保護支給の状況も重要な目印になります。

この氏族が拠点としている地域の条件は、ここでは明言しないほうがいいかもしれません。ただ、皆さんが念頭に思い浮かべられる条件よりはまだ、遥かに複雑な内実を持った条件になっているようです。また、東日本と西日本では、ある程度の並行関係を取りながらも、若干のニュアンスがあるかもしれません。

宝永年間の大災害の時に全国の大名から巨額の災害義援金を集めておきながらそのほとんどすべてを着服した幕府の高級官僚たちは、間違いなくこれでしょう。更には、ドラマ『必殺仕事人』シリーズは一貫して、このテーマを取り扱っていると思います。あれは、単なる娯楽ではありません。「広島と長崎に原爆を落としても構わない。その代わり・・・」などと言って、アメリカと陰で取引した人物もそれでしょう。

遠い時代のことなら、比較的気楽に指摘できます。

実は、ある意味、北朝鮮も韓国も、戦前から一貫してずっと「日本」であるという、極めて信憑性の高い情報もあるのです。「畑中理」と「横田めぐみ」をキーワードに、あれこれ調べてみてください。

引用以上。


すると、ここで、あの韓国の方がやっと、コメントを入れて下さいました。


以下引用(註:一部修正)。

今まであなた方がやり取りした対話を用心深くモニターしました。全く理解することができないのは、そして、韓国人の常識としても決して容認できないのは、韓国人があたかも、邪悪で破廉恥な人種であるかのように、あなた達日本人が日本人同士でやり取りしていること、そうすることで韓国と韓国人を侮辱していることです。韓国人の大多数が無礼で嘘つきで非常に邪悪な民族だとあなた達が決めつけているのが信じられません。そんなことが日本人同士で語られていることに我慢がなりません­。 人間には誰だって、長所も短所もあります。 得意なことも不得意なこともあります。 他国の人間についてその欠点や短所を、このような公開の場所でわざわざ論うのは、無益なことではありませんか?

日本人だって、あなた方自身は正直だと言っているようですが、本当に全員がそうですか?そもそも「日本人は全員が臆病者の嘘つきであるように見える」などと私達韓国人が会話しているのを耳にしたら、これについてあなた方日本人は、どうお感じになられますか?正確でない事実を真実であるかのように吹聴しながら他国に対する陰湿な攻撃を行うのですか?何のために韓国人を憎悪するのですか?「韓国人の正体」と言っていますが、それは一体何だと言うのですか? あなた方ごときが韓国について、一体どれくらい知っていると言うのですか? 韓国人のアイデンティティなんて、韓国人ですら分からないのです。それを何で、日本人が知っているんですか?寄ってたかって非難して蔑み、私達が苦しむのを楽しんでいるのですか?

本当に韓日友好を言うのならば、あなた方がこのビデオブログに(或いは「あなた方がこの記事に」の意味か?)付けているテーマから変更して欲しいと思います。私は貿易業に携わっています。日本、中国、台湾、香港、シンガポール、ヨーロッパ、米国の方々と取引しています。貿易をしながら、多くの人々に会って話をしています。 彼等はほとんどが、お互いに尊重し合い、理解しようと努力しています。ヒューマニズムと言えば、余りにも高尚なことに聞こえるかもしれませんが、実際はそんな高尚なことなどではなくて、人間が生きていく上ではどうしても、基本的なベースとしなくてはならないことなのだと、私は感じています。ここにコメントを入れて韓国人についてあれこれと、あることないことを述べ立てている皆さんは、この当然の基本が欠落していると思います。どうか改めて下さい。

正確でない事柄を真実のように崇拝する人がいます。また、スポーツ競技でのラフプレーやマナー違反によって、自国についての良くないイメージをわざわざ自分から発信している愚か者もいます。更には、他の国についての悪い感情を公の場で臆面もなく表現する、今のあなた方のような間抜けもいます。 外国について肯定的に見るより、否定的に見る方がいいとでも思っているのでしょうか?悪く見ようとすれば、どんなものでも悪く見えてくるものです。日韓が互いにそのような愚かなことをしていても、何にもならないではないですか?韓国と日本がお互いの歴史観を一致させることができたら、多くの問題が解消するはずです。だから、一刻も早くそうしなければならないと思います。しかし、日韓両国の歴史観がこのように大きく食い違っている責任は、明らかに、韓国ではなく日本の方にあるのですよ。まずは、あなた達から態度を改めてください。

皆さんが話す日本のアイデンティティとは何ですか? 韓国のことをヒョモハヌンゴッポとか、ヒョモハゲにしようとする意図が透けて見えて来ます。ユダヤ人ホロコーストが起こった淵源と同じ類のものではないですか?ユダヤ人はドイツ人よりケチだ。ドイツ人が苦しんでいるのはユダヤ人のせいだなどと被害意識を持つようになっていたから、最終的に600万人を虐殺してしまったのではなかったのですか?そう言えば、日本でももう既に、1930年代の関東大地震の時に、朝鮮人が井戸に毒薬を入れたなどとデマを広めて、約5万人の朝鮮人を惨殺したなどということが起こっています。あなた方は今、これらと同じように、ユトゥブが非常に悪く糊塗された話をなさっています。韓国人としては、聞いていて非常に不快なのです。人間としての最小限の品格を持って話して欲しいと思います。

引用以上。


これに対する私の回答。


以下引用。

Stephan Seo さんへ。よく読んでください。私は韓国人を尊重しています。心配もしていますよ。日本人から韓国人民への罵倒も止めようとしています。貴方が韓国人民をいじめる階級の人間なら完全に私の敵ですが。

あなたの言わんとしていることは、一般的にはある程度、同意しなければならないようなことだとは思います。しかし、相手の主張も正確に捉えないままで、間違えていると一方的に決めつける、そんな態度が、私たちから見たら「韓国人」の悪徳の典型例に見えるのです。所謂「上から目線」なのですよ。東洋では、初対面の人には、兎に角控えめに、謙遜して接するものです。ヨーロッパごときの、たかがヒューマニズムよりも遥かに立派な、東洋古来の道徳性に戻ってくださいな。目つきや空気感で相手のことを理解し、大袈裟にならないように優しく接する。これこそ、かの邪悪な種族には絶対に真似できない、東洋古来の仁の道ですよ。

引用以上。


EVIL TANGUE さんも Stephan Seo さんのコメントに次のような問いを投げかけます。


以下引用。

その5万人という数字はどこから出てくるんですか?関東大震災の死亡・行方不明者は全体で約10万5千人ですよ。その大半が韓国人だというのですか?そういった根拠の無い数字で世界に主張するからこっちは頭にくるんですよ。

引用以上。


このような「歴史的事実」を争う論争にはもう、辟易してしまいますよね。私の主張は言はば、このような低い次元の争いなど直ぐにやめてしまおうというものなのですが、全く分かってもらえていないようです。再び、私のコメント。


以下引用。

「韓国のことを愛している在日韓国人です。韓国のために日本の皆さんにはぜひ、韓国人のどうしようもない悪徳を激しく責めていただきたい。それで彼らも目を覚ますでしょう。これは韓国のためになります」と激しく主張している在日韓国人に「責めるのも、場合によっては悪くはないが、『韓国人』をもっと明確に規定してから責めないと、ひどい間違いを犯すことになる」。私が私の記事に付けた『愛国的嫌韓を強調する在日韓国人へ』というタイトルはそのような意味です。ちゃんと理解していますか?それとも、ワザと分からない振りをしておられるのでしょうか?もしそうなら、この議論はここで、お終いです。

ヒトラーがユダヤ人で、つい最近まで生きていたことや、ユダヤ人の毒ガスによる大量殺害など物理的に不可能なこと。戦前と戦後でユダヤ人の総人口がほとんど変わらないと当のイスラエル政府が記録として残しているのが確認されること。アンネの日記の「原本」がアンネ本人とは違う、名前も特定されているアメリカ人ライターの筆跡になっていて、しかも、アンネの時代には発明も、ましてや普及もしていなかったボールペンで書かれていること。これらのことを、インターネットの時代ですからあなたも、本当は存知なのではないですか?ご自分の政府が日本について述べていることを、私たち日本人がではなく、韓国人であるあるあなたが、一度方法的に懐疑して、ひょっとしたら騙されているのではないかとチェックしてみてください。なぜなら、それを私たちがやっても、あなたがたはプロパガンダとしか思わないでしょうから。日本では、政府が認可する教科書に書かれていることなど、もはや誰も信じていないくらい、その作業が進んでいるのですよ。

そもそも、相手を責める時は、確認に確認を重ねた事実認識に基づいて行うべきです。しかも、日本人なら、たとえ確認に確認を重ねた事実認識があっても、余程のことがない限り、相手を責める材料に使ったりはしないのです。なぜなら、美しくないし、何も生み出さないことが本能的に分かっているからです。ただ沈黙して、どこまでも人間的な、精神的な眼差しで静かに相手の目を見つめるだけです。これが私たち日本人のアイデンティティです。伝統的には「清明心」とか「清く明るい心」と呼んでいます。中国の方が日本人に韓国人には気をつけろと警告されることが確かにあるのですが、いくら強く警告されようと、日本人は韓国人に対して飽くまでも今述べたように振る舞い続けようとするはずです。日本人には、この清明心は、それがない限り、たとえ生き残っても生きている実感が湧いてこない。それくらい大切な理念なのですよ。関東大震災の時に朝鮮の方が何人亡くなられたのかは、それを確定することがあなたの人生にとって本当に不可欠なことだと言うのなら、他でもないあなたが、韓国政府の発表を鵜呑みにしないで、あらゆる角度から調査してください。その上で、あなたの責任で、本当に正しい数字を判断してください。それでも、しかし、その判断が決定するのはあなたの人生であり、私たちの人生とは全く関係ないことは覚えておいてください。なぜなら、私達はその作業に何ら意味を見出せないからです。それに応える義務など、私たちにはないのです。つまり、歴史にはある意味、議論なんてありえないということなのです。

人間には不思議な力があって、自ら思念したことを客観的な事物として実現することができるようになっています。多くの人間がある対象について長い時間、同じ思念を強く抱くと、その対象がその本質をたやすく変えてしまい、思念されたものそのものになってしまうのです。韓国人の国際的な評判の悪さの高まりは、あの実力も美貌もずば抜けているキムヨナ選手ですら(あんな美人は滅多にいないと個人的には感じています)公衆の面前でつい意地汚い振る舞いをしてしまうくらいの強い影響力をもっているのです。逆に言うと、そんなマイナスの強い影響力の下でもあれほどの演技ができるキムヨナ選手の人格の高さやハートの強さ、実力は、とんでもないレベルにあるといってもいいのかもしれません。世界中がプラスの強い思念を送る中で演技できたら、彼女の場合、どんな感動的な演技をしてくれるか分かったものではありません。でも、私の周囲の人で彼女を悪く言わない人は一人もいない。「顔に意地悪さが出ている。あなたは騙されているのだ」と言われます。そして、その感性も実は、あながち間違いではない。これは典型的な悪循環なのです。打ち破るには特別な術が必要です。議論なんて、問題解決の方法としては、下の下なのです。

引用以上。


これに対する rivy imay さんのコメント。


以下引用。

飛鷹満氏、あなたは日本人ですか。私にはそのようには見えません…。これまでの内容に、日本人へのいたわりや理解は全く見受けられませんでした。しかし韓国人への称賛は、常軌を逸しているレベルの印象です。可愛そうな被害者は韓国人?あなたは正気ですか。…かつて多くの日本人婦女が強姦され、虐殺されました。竹島では漁民らが殺されました。毎年、在日の犯罪によって多くの被害者が出ています。特権に庇護され、日本人以上の高い割合で生保を貪る在日が居る一方で、自国民は餓死者まで出してきました。世界一物価の高い国で働き、血税を納め、在日を扶養する日本人達。そして、お国と同胞(家族)の為に命を捨てながら、参拝もされない靖国に眠る英霊。…彼らは可哀想ではないのですか。

いまだ韓国から攻められ続けて、震災の際には「震災お祝い…」等と、愚弄される日本国を不憫だとは感じないのですか。3・11のあの日、私は被災をしました。身内も亡くなりました。あの垂れ幕を見たときの気持ちが想像できますか。…何十年も昔の歴史より、目の当たりにしている現実こそが大切です。何故なら、人間は今に生きているからです。自身が目撃者として、今ある問題に向き合うべきではありませんか。…日本人が罵倒?あなたに日本人の心はえていません。日本人は平和な生活を壊され、迷惑を被っている事に憤っているのです。多くの方は、もう韓国(人)と関わりたくないと思っています…。日本から離れて欲しいのです。…危険な侵入者を排除するのは、どの国でもあり得る事です。韓国が逆の立場でもそうするでしょう。あなたも日本に心がないなら、どうか日本人の名前など使わないで下さい…。

震災後のオリンピックの際に、ドイツのサポーターが大きな日の丸の国旗を広げて、選手達は黙とうを捧げて下さいました。台湾からは多額の義捐金を頂戴し、さらにWBCでは親睦を深め、仏国は毎年、日本の文化を称賛する企画を開き…これらは一部ではありますが、私の観て来た現実であり、真実でした。…そして、同じくあのオリンピックで、韓国は「震災お祝い…」という垂れ幕を掲げました。世界中の人々が目撃したのです。…昔の日本や日本人を責める事で、現在の自国や同胞の行いは見ずに済むものでしょうか。少なくとも、現代の日本人はむしろ被害者です。侮辱され、犯罪に巻き込まれ、血税を蝕まれ、非常に迷惑をしています…。あなたが被害者と称する韓国は、ベトナムで多くの方を強姦、惨殺しました。米国以上の残忍さで…。しかしベトナムは静かに、自立の道を歩んで来ました。一方、中国はチベットをいまだ苦しめています。…あなたはこの矛盾を理解できますか。

引用以上。


これに対する私の回答。


以下引用。

日本人が「ある者達」によって韓国人に負けず劣らず搾取されている現実に気づくと、おっしゃるような見解が出てきます。「ある者達」は、韓国人になりすまして悪いことをしたり、日本人になりすまして悪いことをしたり、とんでもない奴らなのです。日本人をレイプしたり、殺したりしているのは、韓国人民ではなく、韓国人民になりすました邪悪な一族だと思います。

私が主張しているのは、次の5点。(1)日本人民の驚異的な忍耐力と謙遜を韓国人民は見習え。日本人民にクレームをつけるのは間違いだ。(2)日本人民も戦うべき相手を間違えて韓国人民を罵倒しないように気をつけよ。日韓は本来同族であるから、哀れにも病気に罹ってしまっている韓国人民を病人として憐れむべきだ。(3)韓国人民の中に少数だが存在している立派な人間をちゃんと認知し、彼等と手を組め。(4)真っ当な方向ではどこまでも怠惰で無能なくせに、日本人民が忍耐強く慎ましやかであることをいいことに在日や金融偽ユダヤと手を組んで一族で利益を漁り続け、日本社会の閉塞感の根源になっている邪悪な一族の存在を決して見逃すな。(5)この邪悪な一族のせいで逼塞させられているにも拘らず何処かで捲土重来を期して耐えている日本人民の本来の正当な指導者。日本人民が邪悪な一族の存在を見逃すことなく把握し、その手足を縛ることは、この日本本来の正当な指導者達の強力な後押しをし、日本社会の閉塞状況を打ち破ることにも繋がる。これが我々の義務である。・・・以上です。

Stephan Seo さんにも「社会的異端児」と罵られ、それ故彼のことを韓国にいる邪悪な一族かもしれないと勘ぐっていますが、私のような主張をする者に同時に「日本人ではないだろう」と言ってその立場を奪うのを「蝙蝠退治作戦」と呼びます。邪悪な一族の仕掛けてきそうな常套手段です。そんなことは折り込み済みです。

私は薩摩出身の日本人であり、平頼盛の末裔です。母方は鮫島で藤原氏です。ただし、薩摩が日本でないというなら、私が日本人であるという主張も怪しくはなりますが(笑)。この場で唯一本名で弁論している者でもあります。また、あなたや Stephan Seo 氏、このビデオブログの製作者が、邪悪な氏族でないことを祈ってもいます。Evil Tangue さんが有能な上に極めて心やさしき、常識的な日本人民であられるであろうことは、これまでの遣り取りではっきりと分かります。私の主張を的確に把握し、明らかなミスを間髪入れずに正しく指摘して下さいました。Stephan Seo 氏やあなたの発言には、意図的かそうでないのか分かりませんが、私の主張の曲解が見られます。邪悪な氏族でないなら直ちに、改めていただきたいと思います。謝罪する必要はありませんよ(笑)。

We Japanese people want to avoid disputing as to what is historically true. It is because it is impossible to make a clear decision as to such a question. When constructing a kind of history for ourselves, we have nothing but what we hear or read. We lack any sort of direct experience. It is whether something peaceful will occur to as many persons as possible or not by taking a certain conclusion as a truth that we think more important than any other thing.

You should give up such an attitude that no one takes as peaceful. Cast it away to feed stupid greedy fellows who are to be purged from both Korea and Japan in the near future. Don't hurt yourself and your family and friends by sticking to it any more.

Good bye. I will not respond to your message in vain any longer.

引用以上。


日韓問題については、日頃から話は聞いていましたが、今回は思いがけず、こうして雰囲気を直接体験することができました。懇切丁寧に本質的な提案を差し上げたつもりですが、嫌韓の日本人も反日の韓国人も、まるで争い合うのが本望であるかのように、聞く耳を持っていないことが分かりました。それでも、私達の遣り取りを客観的に眺めながら何事かを感じ取られた方もきっと、いらっしゃったことでしょう。そう考えると、強ち無駄だったとは言い切れないのかもしれません。

ある人たちとの嫌韓を巡る対話 01

2013-04-02 21:31:02 | 政治
私が YouTube 内の『在日韓国人が語る犯罪国家韓国』というタイトルのビデオブログ記事に、この私のブログ内でも『愛国的嫌韓を強調する在日韓国人へ』というタイトルで記事として上げたコメントを入れたところ、Stephan Seo というペンネームの韓国人から私のコメントに、次のような意見が寄せられました。それをきっかけに始まったやり取りがなかなか面白いので、皆さんにも読んでいただきたいと思います(註:以下をお読みになる前に『愛国的嫌韓を強調する在日韓国人へ』をお読みになってください)。


以下引用(註:読みにくいところは一部、私が修正を加えています)。

あなたもまた他の人と同じで、やっぱり、日本人らしい捏造と操作を行っていると思います。あなたの言っていることは、実際の韓国とは全く関係のないことです。まるで小説のようですよ(註:現在の韓国人の国際的評判が著しく悪くなってしまっているのは、韓国ではかなりの長期間に渡って、支配層による民衆いじめが余りにもあからさまに行われてきたせいだという私の主張への反論か?あるいは、現在の韓国人の国際的評判が著しく悪くなってしまっているということそのものを否定しようとしているのか?)。あなたの正体は何でしょうか?右翼でしょうか?そうでなければ、社会的異端なのではないですか?

引用以上。


これに対して EVIL TANGUE というペンネームの日本人が、次のような、なかなか頭のいい、面白い切り返しをされています。


以下引用(註:一部修正)。

ちゃんと飛鷹満さんのブログ読んできた?「『韓国人』の国際的な評判の悪さ」。ここテストに出るからちゃんと復習しとけー。あと「現在のかなり高い知性」は、引っ掛け問題だからなー。そこは「低い」が正解だ!韓国人はほぼ100%、そこで間違えるからちゃんと覚えとくよーに。

引用以上。


辛辣ですが、なかなか頭がいいですよね。

私の Stephan Seo さんへの返信。


以下引用。

Stephan Seo さんへ。私のコメントに返信を下さったのでしょうか?もしそうだとしたら、もっと具体的に記述していただかないと、どうお返事していいのか分かりません。また、私のブログで、この同じコメントをさらに詳しく書き直した記事を「愛国的嫌韓を強調する在日韓国人へ」と題して上げております。それを読んでいただければ、私の趣旨がもっとはっきりと分かるのではないかと思います。アジアはどこの国もある共通の邪悪な集団に牛耳られ、争い合うように焚き付けられています。そんな扇動に乗ってはいけませんよ。

引用以上。


それに対する Stephan Seo さんの返信。


以下引用(註:一部修正)。

あなたとなら、真剣に論議することができそうです。日本語が下手ですが、とにかく、一旦韓国語で書き上げたものを翻訳してコメントします。あなたのブログの記事『愛国的嫌韓を強調する在日韓国人へ』を読みました。このタイトルは、できたら削除していただきたいと思います(註:愛国的嫌韓を強調する在日韓国人を批判している記事と気づかずに、私が嫌韓を強調していると勘違いしたのか?)。日本人たちが日本だけではなく、韓国にまでわざわざ出向いてきて韓国をいじめするためのレトリックと見えます。あなたがもしジェントルマンなら、ご自分の記事にこんなタイトルをつけてはいけないと思います。不正確な事実をサシルインニャング言うが過去の韓国人が当ぎり苦痛よりどれで正当化することができません(註:この最後の文は、修正も不可能なくらい意味不明である)。

引用以上。


言語の障壁を感じた私の英語による回答。


以下引用。

I am eager to make friends with Korean people and other Asian people. As I have been revealing and studying the concealed true history of ancient East Asian countries, including Korea, Japan, China, Mongol, Manchu, and many other countries, I now claim that we Asians share the same origin in a real sense, not in an ideal one. We Asians are all more or less derived from that famous Jacob, an ancient righteous person that were selected and celebrated by God. But people of an evil clan, from that notorious Essau, have frequently stolen into our societies and been confusing and abusing us behind among or replacing our original rulers for hundreds of years. They are now cooperating with European wealthy evil clans that are also derived from that Essau or Nimrod and engaged mainly in finance. They are mixed in with, or depressing, our proper leaders of each country in Asia, of course of Korea. We should go hand in hand with each other and respect each other to resist and beat away them as our common enemies. We should not hate and curse each other.

As far as I know, 百済近尚古王 abdicated the throne to his successor, came to 倭国, got the throne over 倭国, and later was named 応神天皇 in an ancient book of Japanese history.

高句麗広開土王(好太王)abdicated the throne to his son, came to 倭国, got the throne over 倭国, and later was named 仁徳天皇 in an ancient book of Japanese history.

鉄勒可汗達道 was staying in 高句麗, had the throne over 百済 as 法王 for a while, gave the throne to his fellow, came to 倭国, got the throne over 倭国, and later was named 聖徳太子 in an ancient book of Japanese history.

高句麗大莫利支淵蓋蘇文, a son of 達道, gave the throne to his fellow, came to 倭国, got the throne over 倭国, made 倭国 reborn as 日本国, later was named 天武天皇 in an ancient book of Japanese history.

I can offer very many other examples suggesting that Japan and Korea were one in early years, not only in the era of 日韓併合.

引用以上。


これに対する Stephan Seo さんの回答は、残念ながらまだ、届いていません。これを機会に彼と仲良くなれたらいいなと思いますが、どうなるでしょうか?

この私のコメントに対する aikobin というペンネームの日本人が下さったコメント。


以下引用。

人種など関係ない。仲良くすればいい。3代以上続いている東京人より。

引用以上。


これに対する私の回答。


以下引用。

aikobinさんへ。本来なら仰るとおりです。しかし、韓国と日本に密かに盤踞して両国に様々な不幸をもたらしてきた種族は、悪魔崇拝の、一筋縄ではいかない、とんでもない奴らです。誰であれ仲良くすればいいという我々の一般的な善意を利用して、そこにつけ込んできます。誰でもと言う前に、まず家族。次に友人や仲間。地域社会。同国人。隣国人。世界中といった具合に、具体的な平和を実現しておかないと、彼らの罠にはまります。彼らだけは大いに警戒しつつ、後回しにしなければなりません。

日韓は、ためらいながら言ってしまいますが、国境なしでもいいくらいの同族です。琉球と日本の近さにも負けないくらいの近さではないでしょうか?ついでに満州もです。曖昧でもちゃんと平和にやっていた国境線だったのに、それを明確なものに変え、両国民の意識に互いへの嫌悪感が燃え広がるよう、自分たちの利益のために画策している邪悪な種族が、日韓両国に跨って、互いに密かに申し合わせながら存在しているのです。

そもそも、仲のいい隣人同士は、互いの境界線については、大まかなことはきちんと管理しながら、細かいことは、互いに見ないことにするものです。隣家の植木の枝が少々こちら側にかぶさってきたところで、目くじらを立てる必要などないはずなのです。

また、念のために言っておかなくてはいけませんが、国際的に評判の悪い「韓国人」とは、韓国の支配層に紛れ込んだ偽韓国人による数世代にも渡る虐待を受け続けたために、本来の韓国人の美徳を忘却させられた「韓国人」のことです。本来の韓国人は立派な人達なのです。例えば、日本の東京に留学に来ていた時に、駅のホームから誤って線路に落ちてしまった酔っぱらいを、周囲の多くの日本人が手をこまねいて傍観している中で、自分の身の危険も顧みずに線路に飛び込んで助け出そうとし、痛ましくも命を落とした韓国人のエリートがいらっしゃいました。「韓国人」の悪口を言う時は、例えば彼のことを、少しでも思い出してあげてください。

引用以上。


この私のコメントに対する何人かの方々の反応。


以下引用。

rivy imay
一人の韓国人の善行が現実なら、その何十倍も何百倍もの数の韓国人が 日本人の命を奪うような犯罪を犯して来たのも現実です。 「とにかく仲良く…」そのように言う方ほど、日本人には対しては 非情であるように思われてなりません(註:私はこのようには言っていない)。 日本人の不安や憤り、拒絶感・・・。その心と、それに到った事情を、どこまで理解しているのでしょう。

幾つかの国で既に、コリアン排訴のデモや規制措置が起きています。 日本だけが我慢を続けて甘んじなければならない理由は、何ですか?何故、遠ざけてはならないのですか?(註:私は「能力の限界を感じる際は遠ざけて然るべし」と発言している)悪口?悪い行いを悪い、危険な民族を危険と言うのがいけないのでしょうか?(註:私は「そのように日本人に警告を発することは何の問題もないが、韓国人に対してそのような罵りを行うのは、本質から外れている上に、ある意味で危険ですらある」と言っている)

rivy imay
先のコメについて捕捉なのですが、犯罪については在日の韓国人の事です。私は在日特権のような優待制度やそれに伴う問題も無視できないと考えています。在特会等の訴えに耳を貸そうとしない人々が、日本人と云う事にも、そのような方々が日本人を代弁しているような光景にも、疑問が湧きます。過去ならともかく、現在進行形の問題が存在する以上は「とにかく仲良く…」という云い方で済ますことは、許されないと思います。

rivy imay
私の周辺では、静かにですが、反韓感情が浸透して来ています。かつて、仕事で様々な国の方と交流があったのですが、 中国人の友人から、日本人は優しいが騙されやすい、と忠告を受けました。 韓国人とは仲が悪く、彼らは韓国人を嘘つきと言い、警戒していました。 中国人でさえも警戒する民族。日本人はさらに警戒すべきではありませんか?そのような意識が乏しかった事も、今日の日本の惨状に繋がった理由なのではないでしょうか?

世界的に見れば、特定民族を拒む傾向は決して、異常な事ではないと思います。 自衛を目的とする自然な現象です。ですから、それをなくそうと考えるなら、相手に危険や害がないという事を証明しなければなりません。警戒を解かない人々を責めるより(註:私は責めていない。「大いに警戒しつつ、罵り合いを避けよう」と言っている)、警戒されている方々にその事実を伝え、改善の必要性を説いて下さい。

EVIL TANGUE
私を含め多くの日本人は、その留学生の勇気ある行動に感動し、また深く心に刻んでると思いますよ。現にその時のニュースを思い出しました。確か、そのニュースを見て私は、その酔っぱらいに対して怒りを覚えた気がします。私にとって韓国からの留学生と酔っぱらいは何ら関係のない人間です。でも、感動し、彼の遺族に何かできないか、その時は少し考えました。

私達の先人も韓国の独立の為に命を懸けて戦い、多くの犠牲を出ましたが、今その先人達は、恩恵を受けた当事者であるはずの韓国人に、どう言われてますか?日本で起きた事故において...

引用以上。


これに対する私の回答。


以下引用。

了解です。隣人の悪については大いに警戒すべきです。大学時代に私も、留学生に間違われるくらい留学生たちと一緒にいましたが、韓国だけがとにかく、評判が悪かった。これも事実です。ただ、海外で韓国の評判を落とすような行為に走る韓国人は、どんなに多数であっても、あくまでも被害者で、可哀想な人達であること。日本人が、彼等からの被害を警戒するのは構わないけど、罵り合いに巻き込まれたりしたら、事態がよくなるどころか酷くなってしまうこと。少数だが善良な韓国人もいること。これらのことを指摘しております。蛇のように賢く警戒しつつも、目に見える行動では、相手の善意を刺激するような行動に終始しておくべきだと思います。『火垂るの墓』で、幼い兄妹に辛くあたり、結果的に死に至らしめた農家の女性ことを思い出して下さい。追い詰められたら日本人でも、そこまで悪徳に染まってしまうのです。かと言って、彼女のことを面と向かって責める気持ちには、誰もならないでしょう。ただ、不条理な現実を嘆き、この幼い兄妹のためにさめざめと泣くだけでしょう。海外で評判が悪いのにそれを恥じることのできない韓国人は、追い詰められ、病気になった隣人のようなものです。その原因が、私が先述したようなものだということを、いくら深く認識してもしすぎることはないと思います。

韓国人民をいじめて、国民規模であそこまで酷い性格になるところにまで追い詰めた一族と同じ一族が、日本にもいます。例えば、大津いじめ偽装殺人事件の犯人たちの家系。この間の不正選挙を全国規模で行った、末端にまで広がった大規模な人脈。これらもそうです。あれはアメリカ金融偽ユダヤと在日似非右翼だけの仕業ではありません。彼らと同族の「日本人」もまた、その大きな一端を担っています。私たち一人ひとりの知り合いのうちの少なからざる数の人がそれであるかもしれない。まさに、そんな話なのです。

韓国ではそれと同じ種族による国民いじめが、遥かにあからさまに遥かに長期間、行われ続けて来たのでしょう。日本にとって、韓国のことは言はば、他山の石です。悪魔のマークである五芒星を胸に付けて威張り、国民に対する理不尽な脅迫を組織的に行っていた戦時中の愛国婦人会のように、いつ突然牙をむきだしてくるか分かったものではありません。

最近では、千葉県柏市の風魔一族末裔による、最高裁人脈や創価学会などによる、極悪非道の報告もあります。一例としては、看護婦が般若のような顔で、睡眠中の患者の上に馬乗りになりながら首を締め、殺して、自分が属する組織に多額の保険金を引き入れようとした現場が偶々目撃され、すんでのところで止められた時に、その看護婦には何のお咎めもなかったというではないですか。裁判所、検察、病院、生命保険会社、警察、地方自治体、マスコミに、彼らの人脈が深く広く浸透していないとできない話です。被害者の筆舌に尽くしがたい恐怖と怒り、絶望感、脱力感を想像してください。

韓国ではこれに類するような極悪非道が、支配層によって、もっとあからさまに、もっと長い間、行われてきたと推察します。だから国民規模で、あれほどに酷く、性格が歪んでしまっている。こう理解してあげるべきです。罵り合いに巻き込まれるのではなく、そんな韓国人民を同族として憐れみ、自分たちも、韓国人に対する用心とは全く別の、日本国内にいるある邪悪な種族に対する用心もする。できたら、善意の韓国人民とも協力し合う。これが正解なのではないでしょうか?

もうひとつ例を上げておきましょう。地元の公立中学校で一番偉いのは、誰でしょうか?校長先生でしょうか?いいえ、用務員室にいるおじさんと、ろくに勉強もしないのに、もう既に市役所などに就職の決まっている生徒の父兄、それに、何故かずっと転勤せずにひとつの学校に留まり続けている教師です。何故かは、みなさんでよく考えてください。これも例のあの邪悪な氏族です。日本人は韓国人よりも諦めが早くて、おとなしかったから、虐待もあからさまにはされなかっただけです。実は見えないところで相変わらず、虐待され続けているにも拘らずです。韓国人の先祖は、これに立ち向かって負けたから、子孫が露骨に、あまりにも長いこと虐待され続けて、結果的に、虐待される側も国民全体で、全く自覚のないうちに、今のようなイケズな性格になってしまっているのです。結果は異なっても、問題の本質は、日韓で全く同じなのです。イケズな性格の韓国人は被害者ですから、大いに警戒しつつも、憐れんで差し上げるべきです。

引用以上。