飛鷹満随想録

哲学者、宗教者、教育者であり、社会改革者たらんとする者です。横レス自由。

メッセージ

2018-07-29 12:15:31 | 日本論と宗教論
国内の中枢部の要所要所に売国奴スパイがいる。ということは、外部から彼らを育てた者の敵意や悪意も当然想定しなければなりません。が、同時にまた、我々日本人がもう随分と長いこと生き方も教育も間違ってきたことにもなると思うのです。

「頑張らないとやばいよ。何のために頑張らないといけないのかとか、そんなことはどうでもいい。この社会から除け者、邪魔者扱いされないように、自分を守るために頑張れ。家族や友人が弱って困っていても、本人の責任だから、放っておけ。甘やかしてはいけない。ましてや、他人はなおのことだ」と、こんな感じの人生を日本人はもう随分と長いこと送ってきてはいないか。だからこそ売国スパイにこの社会の中枢を乗っ取られた。これぞまさしく自業自得でしょう。

「自分を磨き続けろ。そしていつかは大義のために死ね。そうすればより高い次元で生きていける。自分のなすべきことをして、そうやって多くの人を生かしても、彼らからの感謝や崇拝を受け入れてはいけない。静かに慎ましくその場を立ち去れ」という教えがかつて確かに存在し、その元で生活して教育する人々が特定の階級に限らず、ある程度数存在していた。これが日本の美しい一面だったようです。このことは、例えば映画『殿、利息でござる』を観ても分かります。こんな人達の一定数存在している社会に売国奴スパイなど入って来れないものです。

皆さんが盛んに嘆いて見せている日本国の現状は、そのほとんど全てが、我々自身の責任です。要するに、問題解決のためには、自分の身を正し、整えて、本当の自分として生きていくしかないということです。ひとりひとりが、役所や会社、マスコミ、学校など、それぞれの場所で、自分の裁量の中で、不正や欺瞞を見逃さないよう、妥協しないように奮闘するしかない。弱い者の味方になり続けるしかない。そうすれば、社会の隅々に巣食っている売国奴スパイも自然と消えていくのです。

大洪水後の世界のあり方を決めた者達

2018-07-23 21:49:54 | 日本論と宗教論
現生人類は氷河期氷期の初期に生まれました。世界各地に明瞭な痕跡を数多く残しながら主流の歴史家からはこぞって無視されている超古代文明。これは従って、氷河期氷期に栄えていたことになります。氷河期氷期は赤道周辺の低緯度地帯以外は全て氷に覆われ、赤道地方は今のような常夏ではなくむしろ常春であり、海面は現在よりも100メートル低く、人類の多くが文明生活を送る諸々の都市は現在は海底に沈む当時の平野部にあったものと考えられます。カリブ海、地中海、スンダ湾をはじめとする多くの海の海底がその候補地であり、大規模に調査したらきっと何かが出てくるに違いないのです。

これら超古代文明の構成員の内、庶民平民ではない支配種族には、氷に厚く覆われたユーラシアの高緯度地域を鉱物資源や植物資源の調査目的で組織的に巡回する一群や、商団を組んで紅海、インド洋、南シナ海、東シナ海などの世界中の海を往復し続ける一群を、その内部の不可欠な組織として持っていたはずです。列島は当時はそのような調査の対象地域でしかなかった。ただし、沖縄の、今は東シナ海に沈む地域には超古代文明の都市もいくつかあったようですが。その場所はスンダ陸棚から徒歩で辿り着ける大陸の一部でした。

最終氷期の今から12000年前における突然の終焉とそれに伴う急激で大規模な海面上昇が起こった時に、上のような超古代文明のどの部分が生き残ったのでしょうか。それは、ユーラシア大陸内陸の辺境各地を組織的に巡回していた組織と、船で世界中を回っていた商団であり、それに災害を予知して予め避難していた王族をはじめとする支配層だったはずです。以上のことは、世界で最も古い宗教のひとつであるゾロアスター教の主神のひとつであるミトラスが友愛を基本理念としていたことによっても納得できます。大洪水を生き残った三系統の支配種族の内、ユーラシア大陸内陸の辺境各地を組織的に巡回していた組織は、事柄の性質上女性を含むことがなく、男だけで構成されていたに違いないからです。

これら三つの系統の支配部族が生き残る一方で、低地の都市に暮らす庶民平民は一瞬で全滅したことでしょう。ということは即ち、現在の我々の文明は、今ここで述べたような支配層の一族によって12000年前に一から意識的にやり直しされたものだったということになります。

現在もこの人類社会を丸ごと裏から支配する種族は、その時、何万年も積み重ねた統治経験に基づいて、文明の勃興と衰退の本質を十分に認識していたはずです。今度こそは失敗しないようにといくつかの策を予め定めておいたはずだし、今でもそれを維持していることでしょう。

以上のことから、支配種族は、①王族とそれに仕える諸部族、②鉱物や薬草に、更には人体構造と外科技術に詳しい山岳種族、③船での交易に携わる種族が、各地の文明圏において一定の協力関係を結び、その時代のひとつの意向に沿ってそれぞれの役割を果たすといった具合に構成され、動いていることが分かります。このことは、騎馬民族征服説が具体的な考古資料によって裏付けされ、説の隅から隅までとは行かずともある程度は事実として首肯されなければならないことによっても納得することができます。何故なら、彼らは騎馬民族ですから、彼らが海を越えてこの列島に入ってくるには船舶と航海技術が欠落していた訳で、ということは、海の民による全面的な協力があったことを実証することにもなるからです。山人と海人が間違いなく協力し合っていたのです。

彼らが洪水後の世界を構想する時、洪水以前から継承されたテクノロジーの上下二元化と、上位テクノロジーの支配層上層部による独占も掟として定められたことでしょう。この上位テクノロジーは我々の想像、常識を遥かに超えた高度なものであったに違いないし、今でもそうであるに違いありません。

そんな大洪水後の世界において戦争は、支配種族内の部族間競争の一環として一定のルールのもとで認められていたのが、ある時から、武器の製造販売における経営上の必要から定期的に企画実行される、まるでお祭りのような意味合いも付加された、そんな一種のイベントとなりました。

悪魔崇拝は、支配種族の諸々の団体のこの世的な隠れ蓑のひとつとしての宗教団体内で、一般信者による団体を維持管理する立場の人間たちによる裏の集団が、この裏の集団に一般信者が恐怖嫌悪し、決して近づくことがないように、一般信者向けに捏造した単なるイメージに過ぎないものと考えられます。


氷河期を調ぶべし

2018-07-23 01:48:24 | 日本論と宗教論
「〇〇ルーツの種族がこの列島に」という言い方があります。この言い方が正確になるためには、先ず、その種族がその〇〇を、その〇〇から遠く離れたこの列島においても、この列島に至るまでの途中の経路においても、強く意識して活動してきたし、していることが必要になってきます。

また、かの〇〇において関係を結んでいたいくつかの別の種族との関係性も、この列島内で維持できていなくてはなりません。更には、その種族としてのそれ程に強力なアイデンティティの発生したのがかの〇〇の地であるということも実証されなければなりません。

「エジブト起源」のタカスも、「メソポタミア起源」のウバイドも、「メソポタミア起源」なのか「エジプト起源」なのか「紅海を西に臨むアラビア半島南西部起源」なのかはっきりしないイスラエルやイェフダーも、「長江上流域或いは江南起源」の弥生人も、更には「朝鮮や満州起源」の現天皇家も、どの「起源」も、上に挙げた条件には全く合っていないと思います。

彼らはいずれも、かつてそこにいたことがあるだけのことなのに、比較的認知度の高いいくつかの古い史書や地誌の中でその土地での活躍が言及されたことを短絡的に捉えて、間違えて〇〇起源と認知されてしまっている可能性が高い。要するに、いずれの種族も、結局は、どこの起源であるか現段階でははっきりしない訳です。

ただし、彼らがそのアイデンティティを何百年、何千年、何万年も維持していることは極めてはっきりしています。であるが故の勢力の保持ですから。彼らにおいて種族のアイデンティティをかくも強くしている根源は何なのでしょうか?我々平民庶民の多くが種族としてのアイデンティティを喪失し、それ故に見えないところから、未だに種族としての強力なアイデンティティを維持しているいくつかの勢力によって支配されているという現状の起源は一体何なのでしょうか?

これらの謎を解くためには、庶民平民をcivilとして内包する、我々庶民平民が人類社会の全てと錯覚して理解しているcivilizationsの成立までに、支配種族の多くが既に何万年か或いは何千年かに渡って種族としての存続を経験していた。つまり、人類一般よりも支配諸種族の方が遥かに古い起源を持ち、それ故に彼らが人類一般と自分達とを同一視することなど今に至るまで一度もなかった、と捉えた方がいいでしょう。

現在は氷河期であり、氷河期の中の間氷期に当たります。現生人類そのものはこの氷河期の初めに始まり、civilizationsはこの間氷期の始まりの時期に始まった訳です。この間氷期が始まる以前の長い氷期において、彼ら支配種族がどれくらいの規模でどのような気候のどの辺りにどのような存在として存在していたのか。これを探ることが彼ら支配種族のことを理解する為の不可欠の条件になるでしょう。