飛鷹満随想録

哲学者、宗教者、教育者であり、社会改革者たらんとする者です。横レス自由。

親日罪なる奇妙奇天烈な横暴がのさばることの意味

2013-04-08 10:41:06 | 政治
YouTube内のビデオブログ『在日韓国人が語る犯罪国家韓国』のコメント欄に

「国境線が引かれたのは20世紀になってから。現在のような国家領域の意識もなかった。どこどこ村の何々さんが日本国民になったのも20世紀になってから。国境線なんてなくても、昔はほぼ、ちゃんと揉めずにいましたよ」

というコメントを入れたところ、musters9 というペンネームの方が幾つかの指摘をして下さいました。以下は、それに対する私の回答です。皆さんにもぜひ、読んでいただきたいと思います。


以下引用。

>IOC(国際司法裁判所)ができる前は、もっと悲惨な争いがあったようです。「国境線が引かれたのが20世紀になってから」に該当するのは1­953年7月27日休戦になった朝鮮半島だけではないでしょうか?昔から多くの国に国境線と国境紛争はあったはずですが?

ヨーロッパや、ヨーロッパ以外でもヨーロッパが大規模に関与してきた地域には確かに、国境の明確化への強い意志が「昔から」観察されましたね(「北方蛮族」と南方の「文明圏」との間の国境は更に昔から)。東アジアでは19世紀中盤以降に、それが少しずつ出てきました(清とロシアの間のものが最古でしょう)。「20世紀になって人類が進化した」と言う場合、東アジアの国際関係では必ずしもそうとは言えないというのが私の趣旨でした。曖昧なものは曖昧なままで残す知恵が必要だということです。

現在、竹島を巡って漁業などに実質的な問題が幾つか絡んでくるようですが、それらについては関係筋が個別に粛々と争えばいいのであって、国民全体で、国民のプライドをかけて争う必要など全くないと思うのです。島根の条例はある程度は頷けますが、韓国の反日教育は異常としか言いようがありません。それをムキになって取り上げて見せ、問題意識を広げようとする、マスコミの「日本人」も異常です。政府や軍(自衛隊は紛れもない優秀な軍隊です)など、関係筋は飽くまでも然るべき厳格な態度を貫くべきですが、それをいちいち国民全体に広げる必要はないはずです。国民は、自分の場所で自分の職務に精を出す義務がある以上は、そのような問題には、本来は、関係も能力も資格もない訳ですから、口出しなど控えておくべきなのです(知る必要と権利はあります)。口出しする能力や資格があるのは、自国政府の失政や怠慢に対してのみでしょう。反日や反韓の広まりには、何者かによる極めて作為的な操作を感じます。

>「自分たちは日本の侮辱をしているのです。『親日罪』とはちがうのですよ­」とアピールするために、そうすることで自分の身の安全を守るために『日本の大震災をお祝いします』という横断幕を出したというのが真相のようです。マスコミに流れた写真ではその韓国人の顔にモザイクがかけられていますが、顔にモザイクをかけなければいけないような行動をさせているのが『親日罪』なら、かの事件の罪は韓国政府にあるということになるでしょう。

親日罪の設定は、韓国人民による日本人民への攻撃というよりは、韓国政府による韓国人民への虐待と言うべきです。間違った信条で不幸になるのは、間違った信条を刷り込まれた人自身だからです。私達は、事の必然的な成り行きを冷静に観察し、警戒しておきさえすればいいだけです。

親日罪が韓国政府によって無造作に設定されたこと。それに対する日本政府の強い抗議行動がないこと。これらはまた、韓国人民の中に親日の大規模な蠢きがあること。日韓政府の間にそんな暴挙を働いても壊れないくらいに強い結託があること。これらのことを明確に示しています。日韓両政府は裏では実は一体であり、ある組織の利益のために、ある組織の意向に沿って、ある組織が組み立てた計画に従って、日韓両国民の間に今、互いへの嫌悪感を広げようとしているに違いありません。また、韓国で反日を煽っているのは全教連など韓国内の親北朝鮮人脈であるとの情報もあります。つまり、日本政府と韓国政府ばかりか、北朝鮮政府にも密かな連携があるということです。三者は、裏では一体なのです。単純な国家観では最早、この状況を正確に理解することはできません。

引用以上。