『「魏志倭人伝」里程記事について』を無事、書き終えることができました。飛鳥昭雄氏の著作を読んで大まかな把握をした後は、既知の情報として扱い、様々な場所で論の前提として利用すらしていましたが、いざこのように自分で記事としてまとめながら詳しい検討を加えてみると、飛鳥昭雄氏の結論にも若干の修正を加えなければならない点があることや、魏志倭人伝里程記事解釈を廻る九州説の論が論として驚くほど脆弱になってしまっていること、忌部氏の存在が予想を遥かに超えて重要であること、瀬戸内の古い地形の朧げながらの成り行き、蘇我氏や中臣氏の意味など、実に多くの発見もできました。貴重な体験だったと思います。それと共に、今後研究課題として詰めていけそうな幾つかの問題も新たに、幾つか手に入れることができました。
それにしても、飛鳥昭雄氏の説の基本的な部分は全く揺らぐことがなく、益々信憑性が増してきたようにすら感じます。できたら、飛鳥昭雄氏にもこの記事を読んでいただきたいと思うのですが、どうしたら可能でしょうか?
それにしても、飛鳥昭雄氏の説の基本的な部分は全く揺らぐことがなく、益々信憑性が増してきたようにすら感じます。できたら、飛鳥昭雄氏にもこの記事を読んでいただきたいと思うのですが、どうしたら可能でしょうか?