雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

紅葉の越後駒ヶ岳

2024年05月17日 | 百名山の山


草紅葉とガスの中、駒の小屋(画像中央上)を目指す!


2017/10/9(月祝)曇り時々晴れ 
紅葉の越後駒ヶ岳(2003m)登山口P前泊 日帰り  
                                       枝折峠登山口より

約6年前の山行記録ですが(書いたのは帰宅2日後)
PCの写真を整理して今頃アップしています (^^ゞ


10/8(日)金沢東IC(7:15)→小出IC(11:25)→途中昼休憩→枝折峠(14:20~車中泊) 
10/9(月祝)枝折峠P登山口(4:25)→明神峠(4:50)→道行山(6:30~<朝食>~50)→
小倉山分岐(7:25)→百草ノ池(8:10)→駒の小屋(9:35)→
駒ヶ岳山頂(10:00~<昼休憩>~11:15)→駒の小屋(11:35)→百草ノ池(12:40)→
小倉山分岐(13:20~40)→道行山分岐(14:20)→明神峠分岐(15:30)→枝折峠P登山口(16:00)



枝折峠~越後駒ヶ岳GPS軌跡


標高1300m付近から山頂まで、紅葉真っ盛り!


2年振りに劔沢雪渓と三ノ窓雪渓を歩く予定だったが、メンバーの都合で中止となってしまったので
別のメンバーで「3連休は温泉宿泊をメインにして何処かの山に登ろう!」と言う事になった。

天気予報では晴れの県がなく、紅葉時期とお天気を睨めっこしていたら、ギリギリになってしまったが(^^;
標高2000m前後なら紅葉もちょうど良く、お天気もまぁまぁなので、前日午後になって新潟の越後駒ヶ岳に決定!
私の中では駒の小屋泊を予定していたが、頑張って日帰りに変更し、翌日は八海山を登ることにした。

越後三山は、新潟県南東部にある八海山 (1778m)・越後駒ヶ岳(2003m)・中ノ岳 (2085m) の総称である。
紅葉目的だがせっかくの遠出なので、越後駒ヶ岳と八海山で紅葉を満喫する計画だ。

初日はゆっくり出発して駒ヶ岳登山口P泊とし、翌日朝一番にヘッデンで出発と言う予定である。


余裕の時間に登山口駐車場に到着した。


 
駐車場のトイレ                   暗い早朝出発の為、若干下見で登り、眼下に駐車場

今日は快晴でもあり、日帰りで朝に到着した車は駐車場に入れなかったのか?路駐の車で溢れていた!

登山口が峠と言う事もあり前日から車中泊する車も多く、中には峠へご来光の写真を撮りに来たと言う方もいて
立派な三脚とカメラを持っている方など、我々が見かけただけでも6名の方がご来光撮影目的で来ていたようだ。
実際に、枝折峠は雲海とご来光のスポットらしく、土日には写真を撮る為の地元発バスツアーもあるようだ。

前日夕方はガス、当然星空もなく、おまけに当日朝の天気予報は早めに崩れる予報に変わり、テンション低下(''ω'')
「一日曇りで夕方6時頃から雨」予報になってしまったので、傘・カッパ・スパッツなど再チェック!

早い到着だったが、登山口の下見とか、同じ目的で車中泊する人達との交流もあり情報も仕入れて
何だかんだで有意義な時間となり、早めの夕食後は明日に備えて早めの就寝。。。


雲海とご来光が絶景!人気の写真スポットでご来光を待つ!

標高1000m(枝折峠)からの早朝出発であったが、出発時も道中も思ったより暖かく上着要らず!
お天気は下り坂予報であったが、実際には時々晴れて青空も広がり、
紅葉としては運よく今がピークで、登山道も変化に富んでいた。



分厚い雲に覆われていたが、隙間で輝く 5:54分頃のご来光は美しかった。



6:7分 奥只見湖の雲海も一瞬赤く染まる!


ヘッデンで登り始めて1時間半、厚い雲で星もなく諦めていたご来光だったが、雲の隙間に眩しい太陽がピカリ!
思わぬプレゼントにハイテンションでカメラのシャッターを切る(^^♪・・・すぐに太陽は雲に隠れてしまったが
その少し後に、雲の隙間から漏れる光が四方八方に反射して、奥只見湖の雲海も一瞬赤く染まり綺麗な光景だった。
話しかけてきた男性は、ご来光写真を撮る為に車中泊をすると言っていたので、
この大自然の光景を求めて写真家が集まるスポットだと言うのも、なるほど納得である。


目の保養を終えて再び出発!


 
左手に若干の登りとなる道行山への分岐と、朝ご飯休憩をした道行山山頂

明るくなってから道行山山頂に寄り道して朝ご飯、先は長いのでモーニングコーヒーは諦めて先に進んだ(^^;
この道行山(1298m)は分岐から2~3分で登れて、眼下に奥只見湖などが見え、視界も開けて眺望も良い♪


 
さらに登って途中、木道やベンチもあって足に優しい登山道である。


 
中央・・小倉山                   小倉山山頂の案内板


明るくなって紅葉も鮮やかに・・・



紅葉の登山道をルンルンで進む!


 
百草ノ池の案内があったが「湿原内立ち入り禁止!」となっていた。
少し登って眼下に見えていた池(右画像)が百草ノ池だったのか?
ちなみに案内では、小倉山からここまで1.4キロ、ここから駒ヶ岳まで1.7キロと書いてあった。


 
時々見えた青空                    標高を上げると一面草紅葉



時間も余裕だったので、皆さんのんびり撮影タイム!



ガスは出ていたけど、何処を切り取っても美しかった!

 
 
垂直岩場の登りあり!三点支持必須!



中央・・駒の小屋付近はガスっている模様(^^ゞ


駒の小屋に到着!


 
昨夜は宿泊者が多く、定員オーバーの超満員だったとか!
百草ノ池からここまで1.2キロ、ここから駒ヶ岳まで0.5キロ・・後ひと登りだが、ガス・・


越後駒ヶ岳(標高2003m)山頂に到着!



中央のステージで足元に小銭を貯めている、あなたはいったい誰?



駒ヶ岳山頂から中岳を望む!



駒ヶ岳山頂から八海山を望む!


駒の小屋付近から山頂方面はガスっており、山頂からの眺望は期待薄だったが、
昼休憩でのんびりしている間にガスの切れ間から八海山や中岳などが姿を現し、
居合わせた人たちと「やっぱり日頃の行いだね!」と笑い合った(^^♪


山頂を満喫していよいよ下山!



山頂からの下りで駒の小屋を見下ろす!距離にして500m位らしい。


越後駒ヶ岳を登り終えた感想。。。


曇り空の下では紅葉はパッとしないが、時々陽が射して鮮やかな山肌に「わ~綺麗!」と叫びながらの登り下り!
標高1300m付近から2003mの山頂まで、道中や左右の尾根の紅葉を愛でながら秋山を十分に満喫できた♪

前駒(1763m)辺りからは岩場の登りがしばらく続いたので、ストックなどを片づけて3点支持で登る必要あり!
岩は足場もあり乾いていたので滑る事は無かったが、もしも下りで雨なら、ちょっと危険な箇所となるだろう。

ヤマケイの標準タイムは、登り(5時間40分・休憩なし)下り(4時間25分・休憩なし)だったが
結果は、登り(5時間35分・休憩含む)下り(4時間45分・休憩含む)+山頂昼休憩(1時間15分)となり
のんびり写真山行の我々でも、休憩を含めてほぼヤマケイ標準タイムで行って来れたことになる。
久々の長距離登山で秋は日の入も早く、下りではヘッデンの出番も覚悟していたが、実際は早く戻れてホッとした。

枝折峠の標高は1065m、越後駒ヶ岳山頂までの単純標高差は1000m弱だが、枝折峠からは
明神峠・道行山・小倉山を経由する為、アップダウンを数回繰り返し、累計では1350m程の標高差となる。
このため小倉山までの登り下りに時間的な差は少なく、小倉山から枝折峠までの下りでは足も疲れてきて長く感じた。

登りで擦れ違った下山中の方の話によると、昨夜は駒の小屋宿泊者が46名(定員40名)だったとのこと。
昨日登山者の半数位の方達が小屋泊だったようで、1年で一番混んでいた日だったと話していた。
小屋からはご来光も見えなかったらしく、我々は登山口泊&日帰りにして正解だったのかも知れない。

早朝運よく拝めたご来光・・・何度遭遇しても心と体が浄化されるような体験であった。


次の日へ続く。。。



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