井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

保健病院常任委員会で、門司病院への指定管理者導入問題を審議しました。

2008年09月27日 | 日記
今日の10時から開かれた常任委員会で、門司病院への指定管理者指定議案を審議しました。今日は質疑で、来週の月曜日に採決を行う予定です。指定管理者として、当局が提案したのは下関の医療法人です。来年4月から民間法人に管理が任され、2年後に黒字になるというもの。しかし、門司病院はしないに唯一の、結核治療の専門病院で、いわゆる、儲けを上げれるような病院ではありません。民間でしない、不採算であるが、大事な医療を担っています。また、門司区の大きな病院では唯一の小児科外来もあります。これを、市は赤字を減らすだけの理由で、民間に運営を任せようというものです。もともと、黒字にはならない大事な医療をやっているのに、そこに、お金をかけないという発想が私は違うんじゃないかなと思います。市長は「税金の使い道を福祉や教育優先に切り替える」と約束したではないか!と思います。  そして、当局は、この法人に任せると言っていますが、医師確保や黒字の見通しも、はっきりしない。選定委員会の議事録もない、なぜ、法人の黒字の計画を妥当なものと判断した根拠も示されない。ほんとに、議会に議決をお願いする当局として、あまりに、ひどいものでした。共産党は市民の命をあずかる病院への指定管理者導入には反対ですが、今回の市の提案は、この指定の提案がいいか、悪いかも判断できる、根拠がない。何をどう判断すればいいのか。ただ、市長が決めたから受け入れろとでも、言いたいのでしょうか。詳しくは委員会の議事録(MD)を聞いてください。これは、公開されています。