井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

全教北九州の先生と、前田祇園山笠の若手衆とで教育について懇談しました。

2015年11月05日 | 日記
10月2日、平野市民センターで、北九州市でこれまでの組合をやめて、新しい組合を作った小学校の先生をお呼びして、なぜ組合を作るに至ったかの思いと、教育現場の現状などを話してもらいました。主催は、私と、地元で防犯パトロールのリーダーをしている宮原さん。

10人参加してくれました。前田祇園山笠・本宮で山を動かしている若者で、地域の防犯活動などでも活動している友人で、溶接や大工などの職人として活躍されています。

企画の趣旨は、生きてきた環境などが違う方や、ジャンルの方と、懇談し、それぞれの力を合わせて、楽しい世の中にできるのではないかということです。
わざわざ、組合を抜けて、新しい組合をつくるのは、大変なエネルギーのいることで、その熱い先生の話から、それぞれ、何かできることがあるのではないか、一緒に力を合わせることができるのではないかということです。

私も含め、これまでどちらかというと、先生に迷惑をかけてきた、元やんちゃ者が多い中、このようなメンバーでの懇談は、私も初めてで、どうなることやらと不安でした。

が、皆さん、まじめに、いろいろな意見を言ってくれました。

先生からは、学校の先生の管理がきつくなっているということと。マニュアル通りに授業をすることを求められ、自由な教育ができにくくなっていることが話されました。

マニュアルが嫌いな、元やんちゃ者は(今は地域のリーダーです)、先生の管理が強められていることに、多くの参加者が、反応しました。
「マニュアル通りでするのであれば、ロボットでいい、しかし、人間に教育を任せているということは、人間でないといけない理由があるからだ。相手は様々な個性のある人間。その人間と人間とのぶつかり合いが大事じゃないか」と。
多くの参加者も子ども時代、ぶつかってこられた先生との印象が残っているようでした。

「先生たちが教育委員会に声をあげるのが難しいんだったら、俺たち地域のものが、頑張る先生をバックアップできるようにできないか」
「先生である前に、先生も感情を持った人間だ。感情で来る生徒に対しては、先生も感情でむかってもいい。」「こいつのために必要な体罰なら、それは必要なことじゃないか」などの意見が出されました。30代、40代は結構活発に発言してくれました。20台は少し恥ずかしいようで発言はなかったですが、次回は話してねと、リーダーの宮原さんは言っていました。

最後に、教育というのはやはり人間の根幹であって、それを任されている先生が、教育委員会や政治に縛られている、管理されている現状は、健全じゃないとの問題意識を共有しました。先生が、その責任と使命感において、子ども達と全力で向き合えるような環境整備こそ必要で、マニュアルでがんじがらめにすることとは全く、次元が違うと思いました。

次回は戦争法反対でデモなどを繰り広げいてる、北九州のFYM-kitaqの青年と懇談することにしています。

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