井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

夜景日本一を生かす展望台周辺の樹木の剪定について

2023年06月14日 | 枝光地域

本会議質問(案) 夜景日本一を生かす展望台周辺の樹木の剪定について

55番 井上しんご

 

 北九州市は令和⭕️年に、新三大夜景都市で日本一に選ばれ、夜景の綺麗な皿倉山や高塔山、をはじめ、工場夜景なども併せて観光資源としてPR・活用し、夜景観光は、本市の観光客の誘致の最大の柱です。

 現在、市内には見晴らしや眺望を売りにした展望公園が⭕️⭕️ヶ所あり、展望台が整備された所もあります。しかし、これらの多くの展望公園の周辺の樹木の剪定などの管理が適切に行われておらず、展望台が樹木に埋もれて、案内板のような見晴らしや、夜景を楽しむことはできません。

 市立美術館展望台は、以前は、初日の出を見る市民や洞海湾を見渡せたことからも、多くの方で賑わってましたが、現在では全く、風景すらも見ることはできません。手向山公園展望台も、関門橋や関門海峡の眺望が魅力でしたが、木の枝の隙間から僅かに橋の一部が見えるのみです。

 本市は関門海峡や玄海灘、周防灘などの海に面した山のある地形が特徴で、その結果、展望の開けた土地柄です。夜景など眺望がいい地理的な条件を備えています。しかも市としても、それを観光の柱と据えている以上、市内の他の展望公園の眺望を確保するための、樹木の管理を適切に行う必要があるのではないでしょうか。

 夜景を売りにしている観光課は、樹木の剪定を求める地元の声に対し、ただ自然に帰っただけとの発言をしていますが、それは違います。北九州市の山の多くは戦争中、陸軍の高射砲陣地があり、樹木は伐採されて、ハゲ山でした。

 戦後、植林され公園や学校、美術館などになり、植林されてきました。なので、公園や展望台が設置された当初は、それは見晴らしのいい、開けた場所でした。その時の植林された木が大きくなっただけで、適切に管理されてなかっただけではないでしょうか。

 今では夜景観光の筆頭にある皿倉山でも、178年前(確認をとっている)ぐらいまでは、周辺の木が伸びて、眺望が遮られていましたが、樹木の剪定が行われ、今もその眺望が維持されています。つまり、公園での眺望や居心地の良さなどは、行政による樹木の管理と、地元の方による草狩りがあるからこそ、その環境が維持されているものです。

 公園などでの管理が行き届かなかったら、一気に、その魅力は落ちるものです。北九州市の地理的な優位性を生かした、眺望や夜景の観光について、他の展望公園についても、皿倉山や高塔山と同じように、適切な樹木の管理を行い、以前のように市民にとって憩いの場に戻すことはもちろんのこと、観光客の方にとっても、本市の魅力を伝える場として、市内の展望公園を観光資源として有効に活用することについて、市の見解を伺います。①


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